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生誕の災厄を希死念慮持ちが読んでみた
知っている人は知っているだろう。ルーマニアのペシミストE.Mシオラン著の奇書である。
新装版
私が読んだ表紙のやつはこちら
ふとしたきっかけからこの書物を読むことになった。
金などないから図書館で借りた。
私は大学など出ていないから難しいことは分からないが、時折共感する部分があった。
あとがきにもあるようにどこでもいいからページをめくってそこから読むのがいい。
こういう時アフォリズム形態だとすごく読みやすい。また、ふとした時に手をのばして頁をめくりたくなるのが奇書と呼ばれる所以なのかもしれない。
哲学なんてやってないが、ASD特性故かよく物事を考える癖がある。ずっと自分に問い続けるのだ「なんでそうなるのか」、と。人からは「考えすぎない方がいい」と言われるが、好きでこうするわけではない。呼吸をするかの如くやってしまうのだ。
これを「やってはいけないことをやっている」と自分を責める日も多いが、先日「考え続ける自分がいてもいいんだ」と思わせてくれるような出来事があった。内容は省く。
久々に読書をしたが、友人がいない、田舎だから発達関連の行事にも参加が難しい、ならば本を読んでみるのもアリかもしれないなんて思った。
今日はここまで。