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IT技術を通して人生設計について考えます

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    塩尻ムセンのはっとり代表が個人的に実施している投資について記録を残しています。

  • 中国輸入事業化への道

    弊社は第7期目から中国輸入販売事業を立ち上げようとしています。その孤軍奮闘ぶりを時々刻々、赤裸々にお見せしようと思います。ご興味ある方、力を貸してくれる方、フォローをよろしくお願い致します。

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    当面はmicro:bitをコアに諸々の話題を提供します

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    社会人経験38年で得られた人生訓、人生を歩む上でのアドバイスなど

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中古カメラ転売概論(note版)

中古カメラ転売概論(note版) 2024.9.11初版Rev1.0 1. はじめに〜「中古カメラ転売」の世界 2. 基礎知識編 3. 準備作業編 4. 仕入れ〜販売の実践編 5. 応用編 6. 次のステップ〜終わりに 1. はじめに〜「中古カメラ転売」の世界 「中古カメラ転売」とは、物販ビジネス、特に古物販売ビジネスの一ジャンルと捉えられます。メーカーが日々生み出す新品の物販ビジネスは、巨大な流通網を組んで広告宣伝費を掛けて大量に同一もしくは同種の製品を供

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    • やり直し世界史探究③

      世界史超要約 山川の教科書の古代の項は以下のようになっている ・古代オリエント世界 ・古代ギリシアとヘレニズム ・古代ローマ帝国 ・イランの古代国家 ・インド・東南アジアの古代国家 ・中国古代統一国家の成立 ・内陸アジア ここで、現代世界でニュースになっている、幅を利かせている、国家群がないことに気づく。欧州、ロシア、米国、そして日本もである。そして古代から今までどのようなことがあってこの姿になっているのか?という興味が世界史を勉強しなおしたい動機になっている。古代国家が

      • やり直し世界史探究②

        世界史をやっていると日本って辺境の地だなって実感しますよね。ペリーがやってくる前までは主に中国の影響が強く、太平洋戦争敗戦後は米国の影響を強く受けて今に至ります。日本列島は海外で生まれた文化・政治の流れ着いた先、って感じです。 例えば言語。日本語は各種の文字が混在しています。最初に中国から伝わった漢字。これを日本独自に派生させたひらがな、カタカナ。そして最後にローマ字が入ってきます。文法はどの国にも類似性がなく孤立しているようですね。 政治に目を向けると、立憲君主制、議会

        • やり直し世界史探究①

          間が空いてしまった。なかなか本題に入れないが今回も学校で教わる世界史の問題点や、社会人になってからの勉強方法について思うことを記すことにする。 ①古代から現代までのざっくりしたイメージを簡潔に素早く身につけたい 高校では入試が迫っており他に優先度の高い教科があるなら世界史に割ける時間が足りない。また大学で理系に進むと世界史にまつわる授業などなく(積極的に取ればいいんだろうけど普通はそうはしない)、社会人になって一般常識が欠けていることを痛感するのである。 知識欲があるの

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        記事

          やり直し世界史探究⓪

          本編に入る前に、日頃感じている世界史の教え方に対する不満から自分なら教科書をこう書く、的なことを列挙してみます。 ①教科書は簡潔だが無味乾燥 予備校の先生がおっしゃっているが、世界史の教科書は無味乾燥で簡潔で面白くない。要点はよくまとまっているのだろうが、これでは興味が持てないし、生きた英文をたくさん読まずに英単語だけ暗記するようなもの。苦痛でしかない。分量が増えるのはいたしかたないがもっと学習者に寄り添った書き方にしたい。 ②地理的にあちこち飛びすぎ 4大文明、古代

          やり直し世界史探究⓪

          世界史の勉強の再開

          幾度となく世界史を先史時代から現代まで通して学び直そうと試み、挫折したことを反省し、やり方を変えて再び勉強を再開することにしました。今までの失敗を繰り返さぬよう、幾つか新しい試みを始めることにします。 ①アウトプットを念頭に置いて勉強する ただ本を読む、YouTubeを見る、だけでは記憶に定着しないし、どこまで理解してるか測れないし、自己満足ではなんだか虚しいので、学習したことをなんらかの形でアウトプットすることを前提に取り組みたいと思っています。一つは当然のことながらこ

          世界史の勉強の再開

          大航海時代の主役のその後〜ポルトガル、スペイン、オランダ(備忘録)

          大航海時代に活躍したポルトガル、スペイン、オランダが主役の座を降り、その後目立った活躍をしていません。特にポルトガル、オランダは日本にゆかりが深く、言葉や土地に痕跡があるのに教科書では急に触れられなくなるだけでその後について深く言及してくれません。そこで筆者の理解の及ぶ範囲でこれらの国について、活躍した時代から衰退するまでをごく簡単に書き留めておくことにします。 一言で言うとナポレオン戦争の影響が大きいです。 1794年、フランスは南ネーデルラント(ベルギー)を併合 17

          大航海時代の主役のその後〜ポルトガル、スペイン、オランダ(備忘録)

          「産業革命」の呼称について

          歴史教科書には、初期のいわゆる「第一次産業革命」がイギリスで起こった、と言う書き方をするのが一般的のようですが、理系の性として定義が曖昧な用語は使いたくないので、以降「エネルギー・動力革命(いわゆる第一次産業革命)」と言う書き方にしようと思います。 理由は、従来動力に一部機械を借りて水力・風力・ヒトや馬の筋力に頼っていたところを、熱力学を応用した蒸気機関で置換して、それまでより大きな動力を安定的に得られるようになったことはその後の影響を考えると時代の画期と捉えるのは妥当と思

          「産業革命」の呼称について

          大航海時代の始まりから産業革命へ(備忘録)

          イギリスで最初の産業革命が起きた理由は自分なりに納得したので、次は大航海時代にポルトガル・スペインが活躍したのになぜイギリスが覇権を握ることになったのか、その流れについて整理してみたいと思いました。以下、筆者独自の視点・仮説を含んでいることにご注意ください。 経済(交易)の中心の変遷のおさらい ・14世紀、イスラムとモンゴルとを結ぶ経済でヴェネツィア・ジェノヴァが栄えていた ・15世紀、大航海時代はリスボン(ポルトガル)が栄えた ・16世紀、アントウェルペン(ネーデルラント

          大航海時代の始まりから産業革命へ(備忘録)

          イギリス産業革命前夜

          備忘録です。 イギリス産業革命前夜 ・七年戦争が終結し、パリ条約(1763)においてアメリカ及びインドにおけるイギリスのフランスに対する優位が決定づけられた。この後インドはイギリスの原料供給地及び市場となる(綿花を輸入し工場で綿布に加工して輸出する)。 ・イギリスでは中世末期から毛織物の製造が盛んで、農民が副業として織物を問屋制家内工業で生産しており、一部は大規模化し工場制手工業に発展した。これら毛織物工業で蓄積された資本は後に綿織物工業に利用された。 ・インド製綿織

          イギリス産業革命前夜

          鉄道史①

          以下「鉄道の世界史」(悠書館)を参考にしました。 なぜイギリスで産業革命が起き、その後工業で覇権を握ることができたのか?という高校時代以来の疑問に自分が納得できる回答を得るべく還暦を過ぎて世界史の勉強を再開したのですが、これまで理解できたこととして、イギリスの炭鉱で排水に動力が切実に必要とされたため蒸気機関を応用したシステムが実用化されたこと、およびその延長上に蒸気機関車を走らせる鉄道の敷設に世界でいち早く着手できたことを挙げたいと思います。本文では鉄道が成立した過程をごく

          情報伝達手段の変遷

          筆者の生業であるネット通販は物流と決済から成り立っています。物流についてごく大まかに書いたので次に決済を大きく捉えて情報伝達手段の変遷について書いてみることにします。 ①話し言葉、そして数字・文字の発明 物々交換をする際に最低限口頭か文字による会話が必要でしょう。その際数字の意思疎通も必要でしょう。後で揉めないように記録もしておきたいでしょう。と言うわけでそれまで使われていたであろう話し言葉に加えて商業が始まると同時期には数字や文字が発明されていたものと考えられます。広い

          情報伝達手段の変遷

          輸送手段と動力源の変遷

          最初にお断りしておきますが以下文章は備忘録です。(調べて書く時間がない言い訳です) == 経済とは物作りをして、もしくは他所から調達して他人と交換する、また貨幣を投資して回収する、と言う一連の流れです。筆者はネット通販をしている関係で、物を売って代金を回収する、つまり物流と決済手段を支える技術や仕組みの歴史、背景を整理しておきたいと思ったのがこの一連の文章を認めるに至った動機です。 さて、決済手段の歴史は後日書くとして、まずは経済の始まりから物流とそれを支える技術等について

          輸送手段と動力源の変遷

          貨幣の変遷

          経済を語るのに貨幣を外すわけにはいかないので、最初にざっと変遷をおさらいしときます。 ①貨幣の誕生 物々交換ではいつも欲しいものが欲しい量だけ交換できるとは限らないので、貝殻・石・骨・布・米・家畜・穀物等が物品貨幣として機能した時代があります。その後金属貨幣が登場しますが、腐らず加工が容易で規格化がしやすく比較的頑丈なので蓄積するのに向いているという特徴があり物品貨幣は廃れて行きます。 ②紙幣の誕生 物品貨幣に代わって金、銀、銅等の貴金属が貨幣として使われ始めますが、

          経済史を備忘録として書き始める

          予告通り、経済史について、自分の備忘録として書き始めることにします。歴史好きの方にすれば当たり前のことでも、歴史をきちんと勉強してこなかった理系技術者にとっては目から鱗なことだったりするので、同じような立場の方にとって役に立つのであれば公開する意味もあるのかなと。 まず経済史を勉強しようと思い立った背景、きっかけについて少々。 ①今仕事としてネット通販に取り組んでいるのですが、これが個人で割と簡単にできるようになったのはここ10年くらいのことです。その昔はネット環境が貧弱

          経済史を備忘録として書き始める

          経済発展の歴史について

          自分の勉強したことの備忘録として、少しずつ書いていこうと思っています。内容は 貨幣の歴史〜銀貨、銅貨から金と紙幣、デジタル通貨まで 保険、債券、株式、簿記、の歴史 交換から収奪への歴史 等々

          経済発展の歴史について