やり直し世界史探究②
世界史をやっていると日本って辺境の地だなって実感しますよね。ペリーがやってくる前までは主に中国の影響が強く、太平洋戦争敗戦後は米国の影響を強く受けて今に至ります。日本列島は海外で生まれた文化・政治の流れ着いた先、って感じです。
例えば言語。日本語は各種の文字が混在しています。最初に中国から伝わった漢字。これを日本独自に派生させたひらがな、カタカナ。そして最後にローマ字が入ってきます。文法はどの国にも類似性がなく孤立しているようですね。
政治に目を向けると、立憲君主制、議会制民主主義は主に英国の影響を受けています。法体系は大陸系も一部入っているそうですが詳しくはないのでこれ以上触れません。
あとはテクノロジーですが、これは何と言っても米国の影響を強く受けています。が、これは他国も似たようなもので日本だけが特殊な環境にいるわけでもないですが。
というわけで、世界史を勉強する際には身の回りにあるものがどこで生まれてどう伝わってきたのか、を辿ると興味深く、歴史の流れがくっきりとイメージできるというものです。
古代に生まれ、今もなおその影響を受け続けているものは何か?
一つは言葉(数字含む)、そして暦、食べ物、かなと思っています。言葉なら漢とローマ、数字はアラビアつまりイスラム文化、暦は太陰暦のメソポタミアと太陽暦のエジプト、食べ物は中国発祥のお茶やアンデス地方原産のじゃがいも、等々を起源として歴史を追っていくと興味深いです。
ここまで
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