やり直し世界史探究⓪
本編に入る前に、日頃感じている世界史の教え方に対する不満から自分なら教科書をこう書く、的なことを列挙してみます。
①教科書は簡潔だが無味乾燥
予備校の先生がおっしゃっているが、世界史の教科書は無味乾燥で簡潔で面白くない。要点はよくまとまっているのだろうが、これでは興味が持てないし、生きた英文をたくさん読まずに英単語だけ暗記するようなもの。苦痛でしかない。分量が増えるのはいたしかたないがもっと学習者に寄り添った書き方にしたい。
②地理的にあちこち飛びすぎ
4大文明、古代オリエント、南アジア、古代中国、中央ユーラシア、、、、とあちこち飛びすぎる。モンゴル帝国や大交易時代までは各地域ごとに通して記述したい。
③学術的な正確さよりもざっくりとイメージをつかみたい
政治家・官僚・歴史学者になるつもりはないので、あまり政治的・宗教的な偏りは避けたいにしても、通説とか現代とのアナロジーでもいいのでざっくり記憶に残るような学習をしたい。そこが教科書を書くような大先生のできないところ、差別化要素だろうと思います。
というわけで、一冊にまとめるなら以下のような構成にしたいとぼんやり考えています。
・先史時代は端折る(サピエンス全史でも読んでくれ)
・現代世界がどう成り立ってきたかが最重要関心事なので、流れとしてわかるような書き方にする。
・古代中国〜清、中央ユーラシア
・古代オリエント〜欧州の成り立ち
・イスラム世界
(南北アメリカ文明はスペインに滅ぼされる時期に触れればいいと思う。南アジア・東南アジアも植民地化が進んだ時期に触れる。)
・大交易時代以降
多分、書きながら順序とかだいぶ変わってくると思う。
以上
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