ザ•ZENって感じ?
さてさて、今月からお稽古日が1日追加となり、忙しくなってきました。
みなさんにいろいろ楽しんでもらうように
お稽古を続けるのは大事です。
茶室は飾る
茶室って日頃はどうなん?ってことですが
向きとか釜の位置とかあるけど、
基本は4畳半の和室です。
こう聞くと、えっ?小さいって思いませんか?
そして、ふーん、畳ね(興味なし)ってなりますよね。そうです。炉が切ってあったとしても、何もない和室がベースです。
この状況で見ても、なんもないなぁ、ってところです。
お花、軸を飾り、道具を出すことで
一気に茶室パワーが注入されます。
飾るけど、軸はメインテーマ
お花は寄り添うようなカタチ
基本はこれだけなのに有無で、
結構な印象が変わるのも不思議なものです。
お花は特に風炉の季節は
野にある花のように生ける
本日はホタルブクロの紫でした(写真漏れ。残念)
そろそろお花がなくなる時期に近づきますね
大事な軸
〜掛け軸にかかっている色紙のこと〜
茶道の中でもなかなか興味まで追いつかなかったのが軸。
基本的に茶室には禅語を掛けます。
その日のテーマ的なもので、
私は季節を表すものが好みかなぁ?
でも今日の言葉はとても素敵で
完全な禅語
杓底一残水(しゃくてい、いちざんすい)
柄杓の底に少しは水を残そうね
(なんでも使い切ればいいってもんじゃないよ。少しずつ残していくと、急に足らずが出てもカバーできることもあるよ)
という解説付き。
こういうところに、
日本の感性の高さを感じます。
少しの遊び、少しの余裕
すりきりや意にそぐわないギリギリではなく
ちょいと残す余裕(足るを知る)
余韻などを考慮していることに
私は【和】というカルチャーの持つ
豊かで繊細な感性に
いつもおお〜っと感動するんです。
ギリギリでカツカツだと疲弊しがちで
少しのゆとりって
なんか最近忘れてませんか?
6月の茶室で遊ぼうは27日(日)
6月って祝日もないし、
歳時記としても、あまり何もない月なんですよね(ぼそっ)
田植えしてたり、雨が多かったりで
一年の中でも仕事他に励む時期なのかなぁ?という時期。
そんな目立たない時期は
例えば青田や早乙女(→田植えにちなむ)
青梅、青楓(植物の美しさ)
蛍狩りなど
ある意味地味だけど、
移ろう季節の繊細な美しさを楽しむ時期かも?なぁ。
抹茶カフェ大好きなみなさん
一度お茶室にも足を踏み入れてみませんか?
日頃飲んでいるのとちょいと違うもの
そして綺麗な和菓子をご用意しています。
繊細な色使いを是非見て味わって欲しいです。
↓例えばこんな感じ
久々に遊びに行くよ❣️な方
是非お越しください。
梅雨で外遊びもあまりできない時期だし
室内のお茶室でリフレッシュ。
来た時に持っていたモヤモヤが
部屋を出るときにはなくなっていますよ。