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遠藤良二
2024年11月13日 17:40
#短編小説 #一次創作 #病気 #理解 #考え方 今は四月で季節は春。友人たちは「外の空気が涼しくて気持ちいい」と言っている。でも、僕はそう思わない。逆に具合いが悪い。何でだろう。やる気も起きないし。でも、友人の中で僕と似たような仲間がいる。そいつの名前は、前田利光、二十五歳。車のセールスマンをしている。お客さんからのクレームが多いとこの前会ったとき愚痴っていた。ストレスが溜まっているのかも
2024年11月9日 00:39
#失恋 #季節の変わり目 #短編小説 #一次創作 #未来 僕は心の病を患っている。病名は、『統合失調症』。今朝、僕は凄く寂しかった。なぜ? わからない。考えられるのは、秋だから? 去年までは、寂しいという感情は湧かなかった。 発病したのは21歳の秋。精神科に母と一緒にかかった。すると、医者が言うには、『幻聴だね』と言っていた。病名は、『統合失調症』と言っていた。希死念慮もある。 とりあ
2024年10月30日 20:34
今日で俺は二十四歳。安西猛という。職業はコンビニの店員で正社員。将来、店長になりたいと目論んでいる。今は独身で彼女もいない。 俺の母は妹を産んで間もなくして亡くなった。父は健在している。至って元気。父はスーパーマーケットで部長の地位にいる。 それと、俺の妹の名前は安西康子、二十歳。大学二年生。文学を勉強しているようだ。将来どういう仕事をするのかまだ考えていないらしい。因みに俺は大学には進
2024年9月12日 21:20
#短編小説 #一次創作 #心境の変化 俺には好きな女がいる。でも、そいつには付き合っている男がいる。でも、俺は諦めない。彼氏から奪い取ってやる。 俺は末田未知留、二十六歳でコンクリート製造の工場で働いている。肉体労働なので筋肉隆々。 自分ではイケメンだと思っている。目は二重だし、鼻筋は通っていて口は小さい。身長は百八十センチで。自分でもモテると思っているが、なかなかモテない。何がいけな
2024年5月16日 18:27
今日は僕の誕生日、10月20日、24歳になる。僕には彼女がいて、山崎香織という。25歳。 香織からは誕生日プレゼントとしてセーターをもらう。買ったものだけれど。彼女が僕のためにセーターを編もうとしていたので止めた。重いからやめてほしいと。 香織は不服そうな顔をしていたが、素直にわかった、と言いやめてくれた。 彼女のいいところは素直なところ。僕は外見がかわいいに越したことはないが、そ
2024年5月2日 17:34
今は8月で真夏。太陽の日射しが強い。俺の職業は土木作業員。半袖の作業着だから、直射日光で黒く腕が焼けている。 俺は、多田光一といい、35歳。彼女はいない。欲しい気持ちは強いけれど、なかなか出逢いがない。 北海道に住んでいる俺は引っ越そうか迷っている。もし、引っ越すなら、札幌市だ。住むなら都会の中央区がいいな。 家賃はきっと高いだろう。それ相応の仕事をしないと生活が成り立たない。
2024年4月19日 01:51
#短編小説 #一次創作 #ヒューマンドラマ #俺は負けない ここは北海道の田舎町。若い俺はやる事がない。あるとしたら、性行為くらい。彼女はいないので、街中でナンパした女とやっている。女の方から求めてくる場合もある。俺の名前は、下川龍太郎、21歳。茶髪のオールバック。鍛えているので筋肉が隆々としている。身長は高め。ムラムラしてきたので、ナンパした女に電話をした。「もしもし、邦子?」『うん
2024年4月12日 20:48
今日は祖父が亡くなった8月7日、北海道では七夕だ。僕は祖父のことが大好きだった。死因は自死だ。祖父は足が痛くて歩くのもやっと。7回目の手術がある。だが、手術当日、祖父は家からいなくなっていた。どこに行ったのだろう。祖父は父の親。地元の親戚や近所の知り合いに連絡してもいなかった。仕方がないので警察署に行き、捜索願をだした。 そして数日後、僕のスマホに警察署から電話がかかってきた。でも僕は仕事中で
2024年3月29日 10:21
#短編小説 #一次創作 #妻と愛人 俺は35歳で山国雄一という。奥さんは9つ年下の山国達子、26歳。結婚6年目。今日は3月3日、ひな祭りの日で、結婚記念日。子どもは1人いて3歳の女の子で年少さん。幼稚園に通っている。達子はとても娘の凛を可愛がっている。でも、俺は子どもが嫌いだ。だから、自分の子どもでも可愛いとは思えない。このことは達子には言っていないけれど。できちゃった婚だから責任をとるために
2024年3月22日 18:46
#短編小説 #一次創作 #家族 #乳がん 僕の家族は6人。両親、祖父母、妹、僕。端から見ると幸せな家族に見えるらしい。でも、実際はそうでもないのだ。父は心臓の病気を抱えている。心房細動という病名らしい。2ヶ月に1回、受診している。母は副鼻腔炎といういわゆる蓄膿症という鼻の病気。祖父は肺炎でこの前まで入院していた。祖母は糖尿病でインスリン注射をしている。僕は心の病を患っている。妹は乳がんで手術す
2024年3月18日 17:30
#短編小説 #一次創作 #夢 #病 僕には夢がある。それは、小説家になって、印税生活をすること。別に楽をして生活をしたいわけじゃない。決して怠けているわけでもない。ただ、単に好きなことをして、それを仕事にし たいだけだ。 毎年、出版社に小説を応募しているがなかなか上手くいかない。どうしたら、選考に残れるのだろう。上には上がいる、ということはわかっている。言われるまでもない。 小説を書き
2024年2月27日 00:28
#短編小説 #一次創作 #強気な俺 さっき、俺の親父が遺体となって発見された。死因は首吊り自殺。なぜ、そのような行為に及んだのか。貧乏生活に嫌気がさしたか。でも、それなら親父ばかりじゃない。俺やお袋、妹だって同じ思いをしているはずだ。一人だけ逃げたのか。卑怯だぞ、親父! 苦しいのは家族みんな一緒だぞ! でも、そんなことを言っても既に他界した親父には伝わらない。自殺した現場は物置だった。 俺は
2024年2月18日 20:53
#短編小説 #一次創作 #女好き 僕は隙をみて彼女にキスをした。すると、「ちょっと、何すんのよ!」 と言われ、ビンタされた。「痛っ! 叩くことないだろ!」「悪いのはあんたよ!」 俺をビンタした女は合津清美と言い、十九歳。ビンタされた俺は竹田翔太、二十歳。大の女好き。 俺は狙った獲物は逃がしたことはない。でも、清美はなかなか落ちない。ガードか固いというか。こんな女は初
2024年1月28日 23:25
#短編小説 #一次創作 #奥手な男の女事情 今日、僕は初めて女性を抱いた。二十二歳の夜のことで僕は山形誠也という。女性は斉藤御子といい、二十四歳。御子さんとは大学時代に同じ卓球部で知り合った。僕たちは交際しているわけじゃない。僕はお酒は呑まないが御子さんは大好きのようだ。以前飲み会があって御子さんに誘われた。彼女が僕に気があるのかはわからないが、酔った勢いで帰り際、僕を御子さんの部屋にあげ