ほんとうの夏休みのまえのよる、読書の経過について。
さるすべりが、濃いピンクの花をたくさんつけて、重たそう。
百日紅と書いて、さるすべり。
ちなみに私は、百より千のほう、千日紅が好きです。
センニチコウ。
しゅっと細い茎の先に、小さなまるい花。
中でも、真っ赤なもの。
ストロベリーフィールドという名前のとおり、子どもたちが小さい頃、近所を散歩しながら、
「いちごみたいだね。」
と言ってた。懐かしい。
出勤途中に、どこからか種が飛んだのか、道路の隙間に一株だけこの赤い千日紅が咲いているのを、毎日密かにうれしく車から見ています。
そして今日は親戚から、これまた小さくて赤くてまるいものがたくさん届きました。
りんご食べたいー、と言う次男に、もうちょっと先かなー、と言っていた矢先だったので、とてもうれしい。
明日から、私はしばし夏休み。
本当は、遠い実家に帰るためにとった1週間の休みでしたが、その予定は見送ったので、のんびりと過ごします。
とは言っても、日々のやることリストは、すでに頭の中では覚えきれそうにないので、書き出すことにします。
昨日、次男の夏休みの予定と一行日記を書く用紙を見て、笑ってしまいました。
私が仕事休みで家にいる日が、彼にとっては正式な「休み」、らしいです。
ちなみに昨日の一行日記。
なんだか、この一行だけを見ると、複雑な気持ちですが。
やっぱり兄弟二人で留守番より、私がいる方がいいらしい。それはよかった。
"ほんとうの"夏休みを前に、それぞれ部屋に引き上げ、静かなリビング。
川上未映子『夏物語』、梨木香歩『海うそ』に続き、今はお風呂で、読みかけだった川端康成『山の音』を読んでいます。
長編小説はお風呂で、が最近の習慣。
そういえば今日、このnoteで毎日拝見させていただいている方の記事に、
という言葉があり、まさにそのとおり、と思いました。(勝手な引用、お許しください。)
最近なかなか"慎重に友人をつくる"余裕がなかったのですが、少しずつまた自分なりの方法を見つけられそうです。
とはいえ、予約していた図書館の本がやっと手元に来たものの、タイミング悪くなかなか読み進められず、一旦途中で返すことになりそう。
でも、とても興味深い本。
『千年の読書 人生を変える本との出会い』
本屋でひと目見て、なぜか引き寄せられたのは、その表紙のせいだと気付きました。
私の中で、"読書"と"アンリ・マティスの線画"がとても素敵に結び付くようです。
明日もよい一日になりますよう。
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