Gourley

映画好き。 好きな監督:ポール・トーマス・アンダーソン、セリーヌ・シアマ、ジュリア・デ…

Gourley

映画好き。 好きな監督:ポール・トーマス・アンダーソン、セリーヌ・シアマ、ジュリア・デュクルノー 映画ベスト5(2024年8月現在):ゼア・ウィル・ビー・ブラッド、ストップ・メイキング・センス、燃ゆる女の肖像、エターナル・サンシャイン、TITANE

最近の記事

Obsession with Succession

最近はずっとSuccessionにハマっている。ハマっているとはすなわち、YoutubeでSuccessionのおもろいシーンまとめを見たり、普通にエピソード単位で見返したり、Succession関連の記事やスレッドを読んだりしている。 とくに好きなのは(これは多くの人がそうかも知れないが)TomGregとRoman。ホモエロティックなTomとGregの脅し合い、ケアのし合い、殴り合いはいつでも見たい。そしてRoman Royのジョークはいつだって最高。 ”you wann

    • 天才、ドゥミ・アドゥジュイーべ

      Demi Adejuyigbeという天才を発見した。 前からLetterboxdでフォローはしていたのだが、それ以外に何をしている人なのかは知らなかった。 それが、Successionのネタ動画を漁っていたところ、オープニングクレジットの替え歌が出てきた。 これがSolidにおもろかったので、ほかのDemiの動画も見てみると、アース・ウィンド&ファイアのSeptemberに合わせて「今日がその日だ!」という動画を6年連続で出していて、特に下は大傑作。 今後もDemiの

      • 不眠と筋トレ

        昨日の夜は流石に腹回りの肉が増えてきたことに危機感を感じたので筋トレをした。本格的にやったのは大学1年以来?浪人時代はしっかりやっていたが、大学に入ってやる気は失せた。単純に気が張りつめなくなったのもあるだろうし、単純にマッチョな文化に対する嫌悪感が芽生えたのもあっただろう。 ただ、朝食代わりにプロテインを飲むようになってから、なんとなく体が出来上がってきている感じがあり、アイアンクローやチャレンジャーズといった鍛えられた肉体を見せる映画に触れたこともあって、筋トレ欲が少し

        • two okay-to-good blockbusters of the summer

          夏のブロックバスター2本を見に行った。ツイスターズとDeadpool & Wolverine。 ツイスターズはそこそこ好きだったが、デッドプールはやや期待外れだった。 ツイスターズ。グレン・パウエルがバズっているのは知っているが、映画内でちゃんと見るのはダークナイト・ライジング以外だと初めて。バズっていると嫉妬心が働いてあまりこの俳優に対するポジティブなBaggageを持たずに見に行ったが、なかなかチャーミングで人気が出るのもうなずけた。しかも、役柄的にマッチョで野卑なカ

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          ウォン・カーウァイの艶めく夜

          昨日(というか今日の早朝?)は新文芸坐でウォン・カーウァイオールナイト。一番前の一番端の席だったので、正直画面の6割位を見ている感じ。それでも料金の価値はあった。 一本目はChungking express.恋する惑星。重慶森林。どのタイトルも素晴らしい。失恋によって「頭がおかしい」(この言葉を使うことはスティグマの問題とかもあるかもしれないからやや逡巡があるのだが)状態になってしまった2人の刑事に関する話。2人目の刑事に恋する女の子(ショートカットでポスターに出てくる子。

          ウォン・カーウァイの艶めく夜

          challengers round 12

          チャレンジャーズ12回目をBlu-rayで。洗濯とかしながらまったりと。 エンドクレジットで流れるTrent Reznor & Atticus Rossの”Compress/Repress”だが、Blu-rayで聞くと配信サービスで聞くよりもバチクソに音がキマっていてよい。 見直すたびに気になっている/しばしば思い返して気になるシーンがある。パトリックとアートがサウナで話すシーンで、Pが"i miss playing with you"というのに対して、AがSmirkを見

          challengers round 12

          墓泥棒と失われた女神

          ジョシュ・オコナー目当てでLa Chimeraを見に行く。シネスイッチ銀座へ。 日本版2種、US版、イタリア版のポスターやいろいろな人達のコメントが、地下に降りていく階段に飾ってある。地下に降りていく映画館はいい(シアター・イメージフォーラムとかシネマカリテとか) 正直、「幸福なラザロ」がそこまで刺さらなかったのであまり期待はしていなかったが、めちゃくちゃ良かった。今すぐにでも見直したい。そしてComfort movieでもあるからBlu-rayもほしい。 The so

          墓泥棒と失われた女神

          ポッドキャストを聞きながらTENETを見る〜る見をTENETらがなき聞をトスャキドッポ〜

          The Big Picture というPodcastも最近良く聞いている。とくにChallengersのエピソードは10回くらい聞いたか。 そのポッドキャストでTENETのコメンタリーをやってるエピソードがあったので、ちょうどTENETを見返したくもなっていたことだし(何がトリガーかは忘れた。RRRをみててPalindromeになってるタイトルの映画が見たくなったとか?) コメンタリーはかなり面白かった。「ジョン・デイヴィッド・ワシントンがエスプレッソ片手に歩いてる。これ

          ポッドキャストを聞きながらTENETを見る〜る見をTENETらがなき聞をトスャキドッポ〜

          チャレンジャーズ、Criterion Collection、RRR

          最近の私の映画事情です。 最近(ここ2ヶ月くらい)はずっとルカ・グアダニーノのチャレンジャーズにObsessしていた。6月9日の1回目の鑑賞から今日(8月3日)まで、映画館で10回、Blu-rayで1回見た。ジョシュ・オコナーのFanboyになってしまった。棒状のものを食べたくなる(チャレンジャーズでは、Phallicなモノがたくさん出てきて、ジョシュ・オコナーがとにかくそれをもぐもぐしまくる。バナナとかチュロスとか)。Letterboxdを見てると25回見てる強者とかいる

          チャレンジャーズ、Criterion Collection、RRR

          On Bowie

          Kindle端末を買ってから電車でよく本を読んでいる。また読書がはかどるんだこれが。 Simon CritchleyのOn Bowieを最近は読了。これがまた良かった。田中純の『ボウイ 無を歌った男』も読み始めてるけど、Critchleyの本はフルスピードで突き抜けるラブレターという感じで、再読し始めている。 実はワイは今までボウイに興味なかったというか、あまり好きでない作家の橋本治が好意を示していた歌手だから反発を覚えていた。しかし、ジム・アンド・アンディでスターマンが

          abandon all hope ye who enter the void

          ギャスパー・ノエ『エンター・ザ・ボイド』を見る。 いや、すごかったね。YouTuberのDeepFocusLensさんが2000年代の好きな映画のリストに確か上げていたはず。ZodiacとかThere will be bloodとかワイとめちゃくちゃ趣味かぶっとるやん、そら好きになるはずやわ、と思って常々見たいと思っていたのだった。 ドラッグをキメている状態で死んでしまった人の魂がさまようのをPOVで見ているような感じ。この死後の魂は、ほかの人の脳に入り込んでその人視点で

          abandon all hope ye who enter the void

          マン・オン・ザ・ムーン

          昨日は『マーガレット』を見ようかと思っていたが、結局アンディ・カウフマンの動画がYouTubeのおすすめに出てきて、『マン・オン・ザ・ムーン』を見てしまった。 最初に見たとき(1・2年前?)はそこまでパッとしない印象だったが、今見返すとめちゃくちゃおもろい。 これはたぶん、『ジム&アンディ』(上の映画の製作中にジム・キャリーが役に入り込みすぎた様子をとらえたドキュメンタリー)を見ていたこともあったかもしれない。 Roger EbertとPeter Bradshawのレビ

          マン・オン・ザ・ムーン

          皮肉の衰退

          自分の中で皮肉な態度が衰退していると感じる。 そも皮肉とは何か。言葉とは裏腹な意味を含ませること。特にそれが意地悪な攻撃に使われるというニュアンスがある。 就職してから、「ノー・ブル̪̪シット、ノー・ナンセンス」な言動や行動をしなければならなくなったからか。 そもそも、自分は皮肉を言いた過ぎてたまらない人間なのだと思う。パッシブアグレッシブのマスターというか。 現実生活で皮肉ばっかり言っていると人間関係が崩壊するので、本や映画の中で皮肉に浴していくしかないのだろう。

          皮肉の衰退

          Donnie Darko & Hayley Richman

          今週はドニー・ダーコと20センチュリーウーメン(邦題だとウーマンだけど映画の内容的に明らかに複数形だよね)が届いたので、今日はドニー・ダーコを見ていた。 やはりカルト映画オブカルト映画という感じ。自分にとって何度見ても色あせない映画になっている。 思わずDVDを爆買い。やはり映画はいいね。 ドニー・ダーコの終わりあたりで流れる「Mad world」を聴くと、Hayley Richmanのことを思い出す。Radioheadの曲を中心にカバーしているYouTub上でブレイク

          Donnie Darko & Hayley Richman

          多和田葉子を翻訳する人たち

          (6) 第2回翻訳家座談会 多和田葉子著『献灯使』Translators’ Roundtable #2 - YouTube ↑まだちゃんとはみてないけど、いろいろな言語の響きが聞けて楽しい。タイ語とかトルコ語とか。 多和田さんとの出会いのきっかけは、町田康がおすすめしていたことだった。言葉遊び大好き人間として通じるものがあったのだろう。 以来、多和田さんの本の半分くらいは読んでいる気がする。クヌート3部作のラスト、『太陽諸島』は買ったがまだ読んでいない。社会人になると本

          多和田葉子を翻訳する人たち

          そして読みたい本: ' Francois Truffaut', ' cinematic overtures' by Annette Insdorf. '失われた時を求めて'。永遠の積読本。 "ナチュラル・ウーマン" "愛について"

          そして読みたい本: ' Francois Truffaut', ' cinematic overtures' by Annette Insdorf. '失われた時を求めて'。永遠の積読本。 "ナチュラル・ウーマン" "愛について"