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マスク文庫|スイーツな小説コンペ★手作りスイーツほわっと協賛 ※募集終了
※こちらのコンペは募集終了いたしました
マスク文庫のコンペを開催いたします!!
この度、「手作りスイーツ ほわっと」さんに協賛いただき、スイーツなマスク文庫コンペが実現しました! 今回は、ほわっとデザインの表紙とタイトルに合わせた、ショートショートや詩を募集します。
「マスク文庫」とは
マスクケースになるフリーペーパー「EATALK MASK」が制作している、本ようなマスクケースです。
ほわっとちゃんと黒ガトちゃんのひとりごと
純粋ってなんだろう
よくそういわれるんだよね
ほわっとしてて
混じりけのない
とか
ありのままとか
本当は秘密めいたり
神秘的だったりする
そういうのに憧れている
だって黒ガトちゃんが大好きだから
私決めたの!
イイ女になってみせる!
⌘
いい女ってなんだろう
よくそう言われるんだよね
コケティッシュって。
謎めいていて女らしい
本当はあこがれている
色白でふわっとして
純粋なかわい
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん
ケーキって大変なのよね。
二人はしみじみ言い合いました。
冷蔵庫に入っているときは崩れないように気をつけなきゃだし、ショーケースにいる時はキリッと並んでないといけないし、お皿にのった時は食べる人に美味しいって言ってもらいたいから気が抜けないし。。。
とパウンドケーキのほわっとちゃん。
最近の悩み事としては、みんなマスクしていて顔が見えないことかしら。
どんな顔をしているのか食べる寸前まで見え
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん
美味しいスイーツが完成しました。
パウンドケーキと、ガトーショコラです。
ところが、名前が思い浮かびません。
パティシエは気分転換に、
できあがったスイーツを持って、
近くの公園に行きました。
レジャーシートを広げた、
ちょっとしたスキに、
カラスがスイーツを持って逃げました。
近くを通りかかった外人さんが、
その姿を見て、
「What crow got?」
(カラスは何を持って行っ
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん~真夜中のお菓子~
ねぇ、ほわっとちゃん、助けてくれる?
恋人から、もう会わないって言われたの
予感もなかった別れ
どう受け止めていいか分からない
ほわっとちゃんの甘い甘いバタークリームの香り
1切れ口に入れて、目を閉じて味わう
大好きだった彼
甘い記憶がよみがえる
ねぇ、黒ガトちゃん、もう少し力を貸してくれる?
これからまた1人で生きていく
不思議。もともと1人なはずなのに、なんでこんなに苦しいのかな
黒ガトちゃ
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん
2人は久しぶりに散歩をしました、すると道ばたで泣いている子が居ました
2人は何故、泣いているのか尋ねると お腹が減りすぎてしまい歩けないとのことでした
可哀想に思い ほわっとちゃんと黒ガトちゃんは自分の体を半分 その子に与えました、その子はニッコリ笑い 元気になり走って帰っていきました
今度は 双子の兄弟がベンチに座ったまま「僕たちは何も食べていません 食べ物をいただけないでしょうか」と道ゆく人に
ショートショート ほわっとちゃんと黒ガトちゃん
「ごめんなさい。」
バターパウンドケーキのほわっとちゃんが言いました。
「あたしこそ。」
ガトーショコラの黒ガトちゃんが言いました。二人仲良く、同じお皿の上でした。
「いいの。」とほわっとちゃん。「先に食べられちゃう、私が悪いんだから。」
「何言ってんの。」と黒ガトちゃん。「先に食べられるのは、あたし。」
「私が悪いの。バターたっぷりなんだもの。きっとお腹いっぱいになっちゃう。ひとりぼっちにしてご
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん~素敵な君に~
ガトーショコラの黒ガトちゃんはいつもいつも泣いていました。
「ママ、黒ガトちゃんってなんであんなに黒いの?」
昔、小さな女の子に言われた言葉が忘れられないのです。
ある日、黒ガトちゃんが河原で泣いていると、同じように泣いている男の子をみつけました。
黒ガトちゃんはその男の子が気になって、ちょっとだけ泣き止んで話しかけました
「なんで泣いているの?」
男の子は真っ赤になった目をあげて
「オレ、チビ
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん~笑顔になって~
パウンドケーキのほわっとちゃんはいつもニコニコしていました。
笑っていたら、みんなが好きになってくれる。
だから、ちょっとくらい嫌なことがあっても笑っています。
でも今日のほわっとちゃんはちょっと悲しそう。お友達に「ほわっとちゃんとは遊ばない!」って言われてしょんぼり1人で公園に座っています。
「ほわっとちゃん!」
そこに幼なじみのけんちゃんがやって来ました。
ほわっとちゃんは、慌てて