睡眠中央時刻ってなに? DUMSCO社員の睡眠事情を公開!
最近は睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep」のリリースもあり、睡眠に興味を持ちはじめた方も多いのではないでしょうか。
睡眠中央時刻とMSF(Midpoint of sleep in free days)
株式会社DUMSCOが提供しているストレス計測・セルフコンディショニングアプリ「ANBAI」も、自律神経の計測時に睡眠時間(就寝時刻と起床時刻)を回答する導線になっています。自律神経には睡眠が大きく影響するためです。
また、就寝時刻と起床時刻がわかると睡眠中央時刻(眠りに落ちる時刻と、朝目覚める時刻の中間の時刻)がわかります。
例えば、
この睡眠中央時刻が日々大きく変動しないよう保つことが、体内時計をずらさないためには必須です。体内時計が狂うと、それをコントロールする自律神経に負担がかかってしまうので、毎日規則正しい時間に寝起きすることが、ストレスを溜め込まないために重要なのです。
朝型と夜型(クロノタイプ)はどのように決まる?
MSFは「Midpoint of sleep in free days」の略で、「仕事のない日」の睡眠中央時刻を指します。
「仕事や家事育児や学校もなく、早起きする必要も夜更かしする必要もないとしたら、一番楽な就寝時刻と起床時刻」を考えたときの睡眠中央時刻があなたのMSF。
このMSFによって自分が朝型なのか夜型なのかがわかります。
たとえば筆者の場合は、AM1:30に就寝してAM9:00に起きるのが一番楽だと感じるので、MSFはAM5:15で夜型ということになります。
※現代社会では、より正確なクロノタイプを知るためには以下のような「睡眠調整MSF(sleep-corrected MSF: MSFsc)」が用いられており、ANBAIも正確にはMSFscを使ってクロノタイプを算出しています。
朝型か夜型かは遺伝によって決まるため、自分で変えることは難しいと言われています。そのため、自分が何型なのかを知って、集中できる時間帯を把握しておくことが、生産性の向上につながります。
DUMSCO社員の睡眠事情
ANBAIを提供しているDUMSCOの社員はちゃんと睡眠を取れているのでしょうか? 「余白から設計する」という考え方を掲げている会社なので、自分たちがきちんと休息を取れているのかどうかは気になるところ。
直近2ヶ月間の結果がこちらです。
平均睡眠時間:7.1時間
日本人の平均睡眠時間は7時間42分*なので、DUMSCO社員は平均程度かちょっと短めといったところ。
近年の研究では「一日8時間睡眠をとらなければいけない」という説は否定されつつあるため一概には言えませんが、もう少し長く睡眠時間を取れると良いかもしれません。
*厚生労働省e-ヘルスネットより
平均熟睡度:3.1(5段階評価)
ANBAIの計測時に「今日は熟睡できましたか?」と五段階評価でアンケートをとっているためその平均値を出しました。
主観評価ではありますが、3.5以上を目指したいところですね。
平均就寝時刻:0:08/平均起床時刻:7:46
こちらも、夜型か朝型かによって理想的な就寝・起床時間は異なるため一概には言えませんが、「社員が全然寝られていない!」という結果ではなさそうだったので、少し安心できる結果でした。
朝型夜型分布
朝型:1人
昼型:6人*
夜型:3人
*今回の調査のMSFは、「社員が仕事がない曜日にANBAIで計測した就寝・起床時刻」を元にしているため、仕事がない日にANBAIを測れていないためデータがない人も若干名おり、その場合は「昼型」としています
朝型昼型分布は分かれました。社員の誰がどれに該当するかも確認できるのですが、「たしかに夜型チームは遅い時間にSlackがオンラインになっている率が高いかも」など納得感のある結果となりました。
朝型の人に活躍してほしいMTGは遅めの時間には設定しない、またはその逆など、チームの生産性を高めるために社員の朝型夜型分布を知っておくのは良さそうです。
みんなよく寝てよく働く会社を目指して
DUMSCOでは、ANBAIの監修をしていただいている医師の志村哲祥先生が主催する、eSLEEPの 睡眠改善プログラム を社員向けに実施し、保健師による睡眠改善の指導を受けるなど、社員の睡眠環境をよりよくすべく取り組んでいます。
よい仕事はよい睡眠からということで、これからも日々よく眠りよく働く会社を目指したいと思います!
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