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2023年11月画像をお使いいただいた方々

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2023年11月。私の生成した画像を使っていただいた記事を集めました。皆さん、ありがとうございます。とっても励みになります!
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#小説

アヤと言う女の子 14頁

女の子ってのは何とステキな生命なんだろう 愛すると安らぎが報酬として返ってくる 対象としては猫と双璧だろう 一緒に居ると慰謝を与えられる 出来る事を全てさせて貰える 楽に楽しく過ごせるように気遣うのが嬉しい そして今日も黒子 ダイニングにアヤと香織 向かい合わせに座りnotePCを立てている 卒論が、この時期なんて 「うっさいうっさいうっさい涼次」 アヤも僕もとっくに終わってるのに 「いい気になって遊び過ぎたよ、認める、だから助けて」 両手を合わせられちゃ仕方ねえ、借

【短編小説】疑い教

ピンポーンと言う音で目が覚めた家のチャイムの音だ 男は眠気眼で歩いていて、モニターを確認することもなく玄関先へと出向いてしまった。 するとそこにはいかにも怪しげな老婆が立っていた 男はその老婆の姿を見て出なければよかったと後悔したが老婆の発言に足を止めてしまった すると老婆は 「あなたは神を信じますか?」  と言ったのだ 「神など信じない。」 そう言ってしまったのがよくなかった すると老婆目を輝かせた 「あなたは才能があります! すばらしいですわ」 そう言われ

アヤと言う女の子 11頁

アヤと暮らしていて不満は何もない、至極上手く行っている 原因はきっと五十嵐あたりが茶々を入れて来るからだ 外に恋を阻害する要因があると 2人の気持ちは害を排除しようと内側に向く お邪魔虫五十嵐は 恋のキューピッドだったのかと笑う 或る日、伊勢丹で五十嵐に遭遇した、いやストーカー? 1階のコスメコーナー、アヤは顔見知りの店員と、あれこれ試している 僕はコスメの香りや雰囲気が好きなので、なんとなくぼぉっと見ていた 「おい」 声に振り向くと五十嵐が居た 「あらま、こんなとこ

【詩と動画】黄昏の章Twilight Chapter

黄昏の章(Twilight Chapter)夕陽に描かれる影の中で 金色に染まる地平線 暗闇が広がり ひとつの章が終わる 薄れゆく光に映るシルエット 夕風に乗る時間の囁き MUSICwithSTORIES

アヤと言う女の子 8頁

片付けが終って歯を磨き トレーナーとユニクロのアンダーに着替えた 女の子二人はダブルベッドで並んで寝ている 僕の部屋、寝室 アヤの部屋という配置 それぞれがリビングに繋がり、リビングの左がダイニングキッチン 寝る前にトイレ、絞っておくと夜中に目が覚めないから睡眠の質が上がる てか、もう夜中も良い所だ トイレで手を洗って出たら、アヤが立っていた 「どした?」 「来て」 暖かい手に引かれて寝室へ、キングサイズのダブルベッド 導かれて横になると、アヤと香織に挟まれる 「抱き

アヤと言う女の子 7頁

鍋も終わり、二人はリビングのこたつへ 僕は洗い物を済ませ籠に並べる 酔い覚ましのアクアミネラーレを手にこたつへ 別嬪二人、ヨギボに凭れている 「涼次、呑み足りない!」 「足りない!」 カウンターを喰らった 「ブランデーにする?」 「日本酒ぅ、牡蠣剥いてないのが有るでしょ」 いつチェックしたんだ目ざといやつだ 僕はキッチンに戻りアイスボックスから殻付きの牡蠣を出し剥く モミジおろしにスダチ、お福正宗 槽垂原酒を出してやる グラスは江戸切子 間接照明にしたリビング、昼光

鬱病を感染された 47

47 取り戻す 出かけた蝶子が何処へ行ったかは見当がついていた。 バーメセプト社の研究所にある実行部隊の本部だ。高橋が教えてくれた。 そこで指示をもらい次の治験と言う名の洗脳を行うスタッフと落ち合う。 車で研究所の裏口を見張っていると、案の定機材を積み込む蝶子達が見えた。 ただここからどうやって目的地に行くかは解からない。もしかすると飛行機に乗り換えるかもしれない。不安と緊張が織り交ざって無口になり手に汗が滲む。 「さあ行こうか」高橋がつぶやいた。 蝶子たちがそろそろ出

|空想短編|アイ・[愛]・システムについての仕様変更のお知らせ…………。

真っ白な空が、広がっている空の下、アルミニウムや鉄鋼、ジェラルミン、で出来た、か細くも精密機器で創り上げられた、全てが機械化され全ての出来事、物事、事象が完璧なまでに管理された自律式機械化社会は存在していた。それは、それは甘ーく、甘ーく、スウィートな、スウィートな、全てを包み込む 母親的な母性の愛情に包まれた、完璧な甘美な愛情に包まれた極楽の楽園なのでした。  名づけられないその都市を監理しているの         は アイ・システム と言うハイパー超高    度な緻密すぎ

逃げる夢 (#シロクマ文芸部)

「逃げる夢を見たって?」 男は、そう言って私と目を合わせようと起き上がろうとする。私は男に毛布をかけ直す動作で、男が起き上がるのを制した。 「そう。とても怖い夢だった」 私は昨夜見た夢のことを男に話した。 暗い森を、一人かけて行く。 サーチライトがぐるぐると回って、私の居場所を突き止めようとしていた。遠くには幾人もの人間が手元のライトを光らせて追ってくるのだ。 私は何から逃げているのか、何処へ向かえばいいのかわからない。私が悪いことをしたのか、悪い人から逃げているのかも。 「

小説『まるで映画のように…』

ChatGPT3.5を使って書いた恋愛小説 その1 第一章  再会 映画好きの薫は横浜の海辺で映画のポスターを見つめていた。映画愛好者でロマンチストな薫は、中学生の頃の初恋相手、美智子を思い出していた。 友人の山田と共に映画の話に花を咲かせながら、薫は「カサブランカの雰囲気だよな。あの映画が大好きだったな」とつぶやいた。山田はにやりと笑いながら、「そうだな、君の人生も映画みたいなものだ。美智子のことも、もう一度追いかけてみるのはどうだ?」と提案した。 薫は中学3年生の

『おもかわ彼女』#ショートショート

僕には面白くて可愛い彼女がいる。 おもかわな彼女だ。 あるときは「チグして」と言ってきたり。 僕は優しくハグをする。 恥ずかしいのか「チグハグ」から「チグ」を取ってアピールする謎のユーモアさが愛おしい。 あるときは目を閉じ「ゴリムして」と言ってきたり。 「五里霧中」を知る博識さも愛おしい。 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 【あとがき】ハグして、チューして。 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 ▽▼noteって、面白い▼▽「固定記事」には、自

【詩と動画】静寂の時

疲れた瞳閉じて 夢見る世界へと続く 時の流れも穏やかな波のように 私たちを包み込み やさしい眠りに誘う 風がそっと囁く 木々のささやきに耳を傾け 心の中で奏でる 静かなメロディ 静寂と休息の中で 心が再び輝く

勝利の女神:NIKKE 稗史:或る異端者たちの愛(21)

 コアから流れ出る膨大なエネルギーを受けて、ナイチンゲールが目を覚ます。一同はその目に注目したが、別段赫くはなかった。 「大丈夫?侵食とかされてない?」  イスカンダルは心配そうに尋ねたが、ナイチンゲールは首を横に振った。 「今、NIMPHの簡易チェック中だが侵食は確認出来ないな」  立ち上がって手足を動かしたり体操をしてみるが、装甲があるのに違和感なく動かせる。とんでもないボディだ。  ナイチンゲールは目を瞑って黙考する。 (さて、このカラダをどうするかだ)  短期的には、

万夫無当唯一無二の戦武神・呂布奉先軍記物語 序章

遥か昔、荊州・南陽の地に、 頭に黄色い布を巻いた黄巾党を 名乗る大軍が押し寄せて来ていた。 大将の名は張曼成、 力自慢で、抵抗する村々を襲い、屈伏させ、 更に兵力を加えながら南陽城に向かっていた。 荊州を攻めていた黄巾軍の総司令官である 馬元義が朝廷軍に捕らえられたと聞き、 南陽城に密かに農民の恰好をさせた配下を先行させ、 民衆に呼びかけて仲間を集めさせていた。 張曼成は軍を待機させて、一騎で城門前まで進むと 槍先を南陽城郭の太守 褚貢に向けて叫んだ。 「我が主は天の御使