シェア
土橋 悠宇(dobashi yuma)
2020年6月1日 11:42
「五月雨」別れってものにひどく臆病なんだ。出逢いは素晴らしいものだけど、形は異なれど必ず別れがくるでしょう?あれが耐えがたいんだ。だからいっそのこと出逢わなければよかったなんて思ってしまう。もちろんそれは100%の本音ではないよ。でも半分くらいは本気で思ったりするな。命は生まれ変わるなんてことがあるとしてもし今世で別れても、また来世で逢えるのだろうか。もしかしたら前世でも
2020年6月3日 22:06
「僕の命はそこにある」あの鳴き声はなに?夜の散歩中に聞かれた。あれはホトトギスだよ。初夏になるとどこからともなく聴こえてくる。姿は見えないし気配はないけど、いるんだね。草むらを歩けば、足元には、無数の虫たちがいる。小さくて見えないだけでね。踏んづけてる?たまたま踏んづけられてしまう命もあるだろうね。笑いながら歩いたあの道でも、踏んづけてたのかな。そういうこと
2020年6月6日 12:30
「Sain'o O」波の音がする。聴き覚えのない言語で何か話している声が聴こえる。妙に心地いい。砂…じゃない。土の感触を背中に感じる。まだまだぼーっとした頭で、ようやく目を開けると太陽の光が穏やかに、脳を覚醒させていく。声の主たちは思いの外近くにいるようだ。その声には、どこからともなく聴こえてくる歌のような心地よさと、耳元で語られる絵本のような温もりを感じた。身体をよ
2020年6月10日 12:07
「ikusa」戦わずして勝つ。戦わないのだったら勝ちも負けもないのではないか、とも思うが、戦いにも色々ある。自分との戦い、恋敵との戦い、競合との戦い…また何を勝ちとするかも価値観によって違う。かつて、真田家が、井伊家が苦慮の上実行したように、ときに、真っ向から立ち向かわないことで守るべきものを守る、という"勝ち"がある。それらは孫子"兵法"の教えの中核でさえあるように思う。