読者のみなさまへ、サポートのお願いをお呼びかけいたしました。
引き続き、お待ちいたしております。もちろん、当記事を読んでいただいただけでも、感謝しております。
ところで、いま公開している本マガジンのnote記事では、吉成さんと私が安冨先生関連の本を読んだ書評を紹介するかたちで構成されておりますが、ネット上にはほかにもたくさんの方々の書評があります。ただ、現状では、それらを参照するには一つ一つを検索して見つけないといけませんので、読者にとって時間と手間がかかってしまいます。そこで、それらの書評をまとめたnote記事(吉成さんによれば、思想史研究で云う解釈史のための索引)を作成できれば、それは安冨歩先生の著作をより深く知るための貴重な資料の一つとなりうるのではないか、と考えました。
本マガジンで扱っている書籍のうち、直接的な安冨先生の著作ではない、
『れいわ一揆製作ノート』
『言葉が殺される国で起きている残酷な真実』
を除いた以下の10冊の本、すなわち
『満洲暴走』
『親鸞ルネサンス』
『原発危機と「東大話法」』
『幻影からの脱出』
『マイケルジャクソンの思想』
『誰が星の王子さまを殺したのか』
『香港バリケード』
『生きるための日本史』
『経済学の船出』
『老子の教え』
について、書評したり言及したりしたネット上の記事やツイート、ネット上にはない文献などを吉成さんに探していただき、私が見かけたものも含めて、随時、記事にまとめていきたいと思います。
安冨歩『真説ドラッカー入門』週刊東洋経済、2010年4/24号 In: Prof. TKYMさん(福岡大学教授)『ドラッカー入門』ライブドアブログ、2010年04月29日.
という言葉に従い、これまでの安冨先生の発信を人々がどう受け止めてきたのかを明らかにすることで、安冨先生を取り巻くコミュニケーションの一部を可能な限り明らかにしたいところです。以下、書評や言及に登場する方々への敬称は省略する場合がありますので、どうかご了承下さい。
1. 『満洲暴走 隠された構造』
1.1. 平山周吉さん(雑文家)『満州国を滅した「東大話法」』新潮45、2015年8月.
1.2. ごんごんごんちゃんさん(コンサルタント)『リーダーのための書評 2020/2/8「満洲暴走 隠された構造」安冨歩 著 角川新書』note、2020年2月8日.
1.3. 坂本龍一さん(作曲家)・伊藤総研さん(編集者)『坂本図書 第25回 安冨 歩』婦人画報 No. 1402(ハースト婦人画報社)、2020年4月1日.
2. 『親鸞ルネサンス』
2.1. 折出健二さん(愛知教育大学名誉教授、教育学者)『「われは何々なり」にとらわれることから脱すること』新刊 わたしの書評、2013年6月25日.
3. 『原発危機と「東大話法」』
3.1. 杉崎徹さん(未来塾講師)『経済合理性という狂気または合理的な愚か者について』未来塾通信34、2012年(?).
3.2. Susumu Igarashiさん(一級建築士事務所・有限会社スペースシップ元代表)『原発危機と「東大話法」』MADCONNECTION(POWERED BY
MOVABLE TYPE 2.64)、2012年3月12日.
3.3. 宗純さん(自己紹介:見たくないものは忘れ去られる。)『原発危機と「東大話法のトリック」安冨 歩』逝きし世の面影(goo blog)、2012年3月28日.
3.4. 春之介さん(プロフィール:職業 その他)『【保存版】 東京大学東洋文化研究所教授 安冨歩 「東大話法」20規則のトリックとは!?』前から後ろから!(excite blog)、2012年3月29日.
3.5. 山本正樹さん(評論家)『「東大話法」という詭弁術』地方からの情報発信(山本正樹 オフィシャルブログ)、2012年5月28日.
3.6. 倉方俊輔さん(建築史家)『政治としての建築──隈研吾『対談集 つなぐ建築』』10+1 website、2012年6月.
3.7. poloさん(プロフィール:うつくしく生きる)『原発危機と「東大話法」』polo日記(ココログ)、2012年7月27日.
3.8. 小野寺秀也さん(元東北大学教授)『安冨歩 『原発危機と「東大話法」 傍観者の論理・欺瞞の言語』 (明石書店、2012年)』gooブログ、2012年10月4日.
3.9. 原田実さん(偽史研究家)・後藤和智さん(評論家)『無題(ツイートとリプライ)』Twitter、2013年9月3日.
3.10. 後藤和智さん(評論家)『新・間違いだらけの論客選びREMASTER 第0回 まえがき』note、2020年5月1日.
4. 『幻影からの脱出―原発危機と東大話法を越えて』
4.1. 佐藤秀峰さん(漫画家)、佐藤智美(漫画家)、安冨歩さん(東大教授)『佐藤秀峰氏、佐藤智美氏、安冨歩氏の対話まとめ』togetter、2012年10月17日.
4.2. 小野寺秀也さん(元東北大学教授)『安冨歩 『幻影からの脱出――原発危機と東大話法を越えて』 (明石書店、2012年)』gooブログ、2012年11月27日.
5. 『マイケルジャクソンの思想』
5.1. 死海文書技術研究所さん(プロフィール:サウンド、デバイス、エレクトリック、とかとか)『死海文書技術研究所さんの感想』ブクログ、2016年12月17日.
5.2. 上田正敏さん(プロセラピスト)『マイケル・ジャクソンの思想』ゴキゲンで行こうぜ!、2017年1月18日.
5.3. mishuranmanさん(プロフィール:1965年5月11日生まれ)『mishuranmanさんの感想』ブクログ、2018年7月15日.
5.4. harmonixyさん(男性)『harmonixyさんの感想』ブクログ、2019年10月21日.
5.5. keikoさん(実業家)「keikoさんの感想」ブクログ、2020年2月6日.
5.6. 373candiesさん(大学生)『373candiesさんの感想』ブクログ、2020年5月10日.
5.7. ガエルさん(自己紹介:半世紀越えの考察)『「マイケル・ジャクソンの思想」安冨歩』ガエル記(Hatena Blog)、2020年10月3日.
5.8. りんごさん(プロフィール:梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」が好きです)『りんごさんの感想』ブクログ、2020年10月14日.
5.9. 長澤唯史さん(椙山女学園大学教授)『スターがもたらした回心』シミルボン、2022年10月17日.
6. 『誰が星の王子さまを殺したのか』
6.1. 飛田博さん(弁護士)『書評:安冨歩著「誰が星の王子さまを殺したのか モラル・ハラスメントの罠」』弁護士法人飛田&パートナーズ法律事務所(Blog)、2015年5月12日.
6.2. tochgin1029さん(プロフィール:なし)『飼いならしは愛?その1(安冨歩「誰が星の王子さまを殺したのか?」)』tochgin1029のブログ(Hatena Blog)、2018年6月9日.
6.3. tochgin1029さん(プロフィール:なし)『飼いならしは愛?その2(安冨歩「誰が星の王子さまを殺したのか?」)』tochgin1029のブログ(Hatena Blog)、2018年6月9日.
6.4. haguki_loveyさん(プロフィール:なし)『「誰が星の王子さまを殺したのか(安富歩)」でモラルハラスメントと「星の王子さま」について学ぶ』大和彩_Aya Yamato(Hatena Blog)、2018年6月21日.
6.5. 釣馨さん(神戸大学他非常勤講師)・Ghislain MOUTONさん(琉球大学非常勤講師、ひつじフランス語教室代表)『第14回 女の子の成長とモラハラの物語』Webふらんす(白水社のwebマガジン)、2018年9月21日.
6.6. mamiさん(プロフィール:現在50代後半)『「誰が星の王子さまを殺したのか」』愛と平和とフランス語(Hatena Blog)、2019年7月15日.
7. 『香港バリケード』
7.1. ASYURAさん(プロフィール:登録日 2012/04/05)『ASYURAさんの感想・レビュー』読書メータ―、2015年4月17日.
7.2. ののまるさん(職業 専門職)『ののまるさんの感想・レビュー』読書メータ―、2015年4月17日.
7.3. masakazuさん(職業 営業・企画系)『masakazuさんの感想・レビュー』読書メータ―、2015年6月15日.
7.4. guanbenさん(プロフィール:性別 男)『guanbenさんの感想・レビュー』読書メータ―、2015年8月6日.
7.5. asac3310さん(プロフィール:性別 男)『asac3310さんの感想・レビュー』読書メータ―、2016年3月15日.
7.6. GEO(ジオ)さん(プロフィール:性別 男)『GEO(ジオ)さんの感想・レビュー』読書メータ―、2016年11月27日.
7.7. あの日の夕暮れさん(プロフィール:性別 女)『あの日の夕暮れさんの感想・レビュー』読書メータ―、2019年6月18日.
7.8. akanishiさん(プロフィール:登録日 2011/04/05)『akanishiさんの感想・レビュー』読書メータ―、2020年6月2日.
7.9. SNagaiさん(職業 技術系)『SNagaiさんの感想・レビュー』読書メータ―、2021年1月16日.
7.10. おたまさん(プロフィール:性別 男)『おたまさんの感想・レビュー』読書メータ―、2021年11月25日.
7.11. ウマカラスさん(職業 営業・企画系)『ウマカラスさんの感想・レビュー』読書メータ―、2022年1月31日.
8. 『生きるための日本史』
8.1. 竹遊亭田楽さん(41歳三児の父)『〈立場〉を脱ぎ捨て、無縁に生きる』note、2021年3月22日.
8.2. 上原隆さん(コラムニスト)『【書評】『生きるための日本史』安冨歩著 「私」を交差点に広がる思考』産経新聞、2021年5月16日.
8.3. 深尾葉子さん(大阪大学教授)『自身を成り立たせてきた歴史の解明』週刊読書人、2021年6月11日.
9. 『経済学の船出-創発の海へ-』
9.1. 竹端寛さん(兵庫県立大学准教授)『「創発的価値の生成」への賭け』surume blog、2010年12月12日.
9.2. 松尾匡さん(立命館大学教授、経済学者)『11年1月7日 新春書評三点』松尾匡のページ、2011年1月7日.
9.3. 小暮宣雄さん(教員)『安冨歩「経済学の船出-創発の海へ-」』Excite Blog、2013年2月24日.
9.4. 深尾葉子さん(大阪大学教授)『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』講談社+α新書、2013年4月23日.
9.5. 真崎克彦さん(甲南大学教授)『脱成長論の意義と課題』国際開発研究、第24巻 第2号 pp. 21-33、2015年11月15日.
9.6. 只友景士さん(龍谷大学教授)『公共政策の課題から財政学は何を学ぶのか?』彦根論叢 第415号、2018年2月.
9.7. とまべっちーさん(家庭教師)『安冨歩の個人倫理学と東浩紀の社会思想を並べて考える 』とまべっちーの考え事(FC2ブログ)、2018年4月16日.
9.8. ねこくろさん(MIKAファン)『「経済学の船出」安冨歩著』note、2021年3月21日.
10. 老子の教え
10.1. smoothさん(ビジネスコンシェルジュ)『【超訳?】『老子の教え あるがままに生きる』安冨歩』マインドマップ的読書感想文(livedoor Blog)、2018年1月12日.
10.2. mayuharu21さん(会社員)『老子の教え エッセンシャル版 安冨 歩 感想』Sharpen the saw(Amebaブログ)、2019年12月21日.
10.3. satosatoさん(経営コンサルタント)『「老子 あるがままに生きる」(安富 歩 編訳)【sato流リーダー講座Ⅱ⑫】』note、2021年4月16日.
付論
『経済学の船出』は、與那覇 (2009)を引用しており、貴重な助言を得た、とされています。
以下に、與那覇 (2009)が、安冨 (2007, 2008)、深尾葉子・安冨歩 (2003)を引用した箇所を示します。
與那覇潤 (2009) 『無縁論の空転――網野善彦はいかに誤読されたか――』東洋文化 (89), pp. 217-260, 2009年3月