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【思いつきnote 前編】「断捨離」というわけでもないんですが……(memo書き)
●はじめに
「断捨離」という言葉が一時期流行った記憶がございます。
それと関連してなのか、「ミニマリスト」という言葉も流行ったような気が致します。
なにぶん(どちらかといえば)流行り廃りやブームとかトレンドに疎い私なので「そんなのあったような……」ぐらいの認識で終わることもしばしばです。
●正直「最近の流行」に疎くなりました
意識の高い方ですと、そういうのに敏感で常にアップデートを怠らないのでしょうね。
そういう意味で、自身を振り返ってみると反省する点はあるのかと存じます。
私などは時代の最先端を追うというより、今ではむしろ「温故知新」を貴ぶ所がございます故、100年ぐらい前に綴られた新渡戸先生の言葉ですとか2500年ぐらい前の仏典ダンマパダを読み漁っているという具合です。
これは単に好みの問題なのかなとも思う次第です。
昔のものでも「最先端」のものでも、「いいものはいい」とは思います。
●「トッピング」とか「超合金ロボ合体」に胸が躍るみたいな
それはともかくとして、元々私は「上乗せ」することが好きでした。
たとえば「新しい価値観」を取り入れて自身の価値観に付け加える。
必要があれば、既存の価値観を「修正」して「新しいもの」をくっつけていく、といった感じで。
「足していく」ことが好きだったんですよ。
新しい価値観ですとか新しいスキル、新しいノウハウ、そういったものを「足していく」というのが。
「成長し、アップデートしていく」ということに夢中になっていた時期もありました。
もちろんそれ自体は今でも、是か非かと問われれば「是」だと思っております。
●通信速度も量もケタ違い
ただ、昨今自身を取り巻く環境は「情報に溢れている」と思えてなりません。
それは「価値観」においても同様です。
情報伝達、とくに電波を媒介とした情報通信についてはここ数十年で飛躍的に向上しています。
通信速度は「自転車」から「新幹線」か「リニア新幹線」かというくらいにそのスピードを増し、その量も手押し車から大型トラックかそれ以上に思えます。
それ故に「欲しい情報」が容易に入手できるようになりました。
●スマホという「持ち運べる」図書館
一昔前は、図書館にでも足を運ばなければ「文献を参照する」というのは困難だったと思います。
必要な書籍を買いそろえるにしても、それなりの時間と費用を要しました。
今は本当に便利ですね。
知りたい情報は、(すべて、とまではいかなくとも)指先ひとつで収集できます。
●「ググる」ときは複数のサイトを見比べるようにしています
とはいえ、インターネットで手軽に検索できる情報はまさに「玉石混交」だと思います。
知識でさえそうです。
「あれ、これってこういう意味だったかな?」という情報に出くわすことだってあります。
だからこそ、ひとつだけでなく、複数の情報を吟味する必要もございますし、その「情報源」にも気を払う必要もございます。
いずれにしても「鵜呑み」にするのは怖いとさえ思えます。
●選ぶたのしみはあれど……
正解がひとつしかないような知識でさえそうなのに、「価値観」や「ものの見方」となれば、それこそ「多様な」価値観や見方に「嫌でも」触れる環境に身を置くことになりかねません。
それ故に、「これは正しい」とか「これは間違ってる」と簡単に結論づけることも難しく思えたりもします。
同じ人物の言説が「いつも正しい」なんていうこともなければ「いつも間違っている」ということもないように見受けられます。
それゆえ「取捨選択」ということをする必要性が生じてしまいます。
●後編に続きます
「選択肢が多い」というのは、ある意味「恵まれていて豊富」なのかもしれませんが時と場合によるのかもしれませんね。
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