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ほんとは自分でなんとかしたい
1992年に公開されたアメリカの映画に『ロレンツォのオイル(Lorenzo's Oil)』という映画がある。一人息子のロレンツォを難病に侵されたひとくみの夫婦が、息子を治すことのできる医師も治療法も治療薬もこの世にはないと知り、息子の残り少ない命の灯火が消えていくことを静かに看取る…ではなく、医者でもなんでもないこのご両親が息子の為に治療方法を探すことを始め、そしてついには、というあらすじの映画で
もっとみる【コラム】後悔のないコミュニケーションに向けて活用したい冊子「重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ」のご紹介
ご無沙汰しています。
最近様々な出来事が重なり、改めて私ができることを考えている日々です。
さて今日は、ひとつの冊子をご紹介したいと思います。
・ちゃんと聞くべきことを聞けているのか分からない
・うまくコミュニケーションが取れていないと感じる
・いつも後から聞きたかったことを思い出し後悔する
そんな思いが少しでも解消できるような手助けになる、冊子だと思います。
冊子「重要な面談にのぞまれる
【質問箱】自費診療はどこで受けられるの?
私が代表を務める卵巣がん体験者の会スマイリーでは匿名で質問をしたい方のために「質問箱」を設置しています。
回答はスマイリーのTwitterやYouTubeチャンネル、noteなどで回答していきます。
今日の質問と回答は以下のとおりです。
お答えしますご質問をいただきありがとうございます。スマイリーの片木です。
最初に本音を申し上げると「これを質問箱で答えるのは難しい!」と頭を抱えました。
それは
ほぼ毎朝6:30に15分くらい考えるラジオ。
内容は、緩和ケア・暮らしの保健室・社会的処方・コトバとコミュニティ・生と死・・・・などなど。
今日のテーマは「早期からの緩和ケア外来Web」
緩和ケア外来がどこにあるのかの全国調査。なぜこの調査を行うことになったか、その経緯や結果についてお話しします。応援よろしくお願いします!
早期からの緩和ケア:最近の研究から見えてきたもの
本稿は、2022年2月11日に公開された「早期からの緩和ケア外来Web」に掲載されている文章を元に一部追記・改変をしたものである。
早期緩和ケアは2010年のTemelらの報告により、そのQOLに与える効果と、また生存期間の延長が示唆されたことで世界的に注目を集めた。
その後、Temel自身に加えて世界中(主に欧州・豪州)から早期緩和ケアのランダム化比較試験の結果が報告されたが、その結果は様
まんが連載【第3話】特別ゲスト・大津先生!「緩和ケアって”最期の医療”」って本当ですか?|押川勝太郎×大津秀一×おちゃずけ
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【第3話】特別ゲスト・大津先生!「緩和ケアって”最期の医療”」って本当ですか?
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押川勝太郎先生 プロフィール
消化器内科・腫瘍内科医師。抗がん剤治療と緩和療法が専門。1995年宮崎大学医学部卒。国立がんセンター東病院消化器内視鏡部研修医を経て、2002年より宮崎大学附属病院第一内科にて消化器がん抗がん剤治療部門を立ち上げる。
ほぼ毎朝6:30に15分くらい考えるラジオ。
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今日のテーマは「自由診療が裁判で敗訴となった件」
詳細は不明ですが、ある自由診療が裁判で敗訴となったニュースが飛び込んできましたので、その件について感想などお話しします。
★社会的処方研究所オンラインコミュニティはこちら:https://camp-fire
御礼:医学生との勉強会 まとめ
キックオフまで2020年暮れ、私が代表を務める卵巣がん体験者の会スマイリーにメールが届きました。
メールには、いわゆるインチキ医療に関する静かなる怒りが記されており、これから医学生になる学生さんだからこそできる何かをしたいという思いが綴られていました(下記のnoteリンクを読んでいただければ伝わるかと思います)。
2021年年明け、メールの主である遠藤さんとzoomでお話ししました。
彼女の思い
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内容は、緩和ケア・暮らしの保健室・社会的処方・コトバとコミュニティ・生と死・・・・などなど。
今日のテーマは「がんと悪液質」
先日発売された、悪液質に対する薬剤・アナモレリン。そもそも悪液質とは何か?というところからお話しします。
★社会的処方研究所オンラインコミュニティはこちら:https://camp-fire.jp/projects/view
アナモレリンはがん栄養の救世主となるか?
2021年6月末に横浜で開催された、日本緩和医療学会学術集会にてアナモレリン(商品名:エドルミズ 小野薬品)の講演を拝聴した。
このアナモレリンは「がんの悪液質」に対する効果を認めた薬剤であり、2021年1月に国内での製造販売承認が得られたばかり。そして、この認可承認が得られたのは世界でも日本が初めてとのことなので、国内では大きく注目されている。
実際、この日の講演でも「世界で初めて、悪液質を
終末期せん妄は戻らない、だからできることがある
今回の記事はやや医療者向けの内容となります。
6/18-19に開催された日本緩和医療学会学術集会において、MDアンダーソンがんセンターのDavid Hui先生による「終末期せん妄」の講演が行われた。
ここでは、その講演内容について、僕個人のコメントも挟みながら記録を残しておきたい。
まず「終末期せん妄」の定義だが、死の直前(1週間~数日)において発生する「不可逆的な意識障害」のこと。この「不可