danu 52

本好きなアラサー会社員。 読書、銭湯巡り、野球観戦、山登りなどが趣味です。 日々感じた…

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本好きなアラサー会社員。 読書、銭湯巡り、野球観戦、山登りなどが趣味です。 日々感じたことや、本の書評など幅広く書いていきたいと思っています!

最近の記事

【書評・感想】ムハマド・ユヌス自伝(上下)

この本は、バングラディシュにあるグラミン銀行の創業者ムハマド・ユヌス氏の自伝です。 ユヌス氏は貧困は根絶できるとの信条を胸に、バングラデシュで貧困をなくす活動を行っています。 具体的にはグラミン銀行を創立し、貧しい女性の方を中心に融資を行い、貧困から脱出できるよう手助けを行っています。 こうしたグラミン銀行での取り組みの経過等を描いた作品です。 この本を読んで、自分でも何か事業を始めてみたいなと思うようになりました。 興味がある方は、ぜひ読んで観てください。 印象に残った言

    • 【書評・感想】失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 マシュー・サイド著 (有枝 春 訳)

      この本は、仕事、日常生活などにおいて、我々が進化して成功するカギは「失敗とどう向き合っていくか」にあるということを述べている本です。 失敗と向き合って改善していく方法や失敗を認められない人間の心理などを具体的な事例を用いて説明しています。 そして、失敗を恥ずかしいものと捉えるのではなく、学習の支えとなるものと捉えることが大切であると書かれています。 誰でも生きていれば失敗する経験はあると思います。私自身も当然、仕事や日常生活で失敗した経験をしたことがたくさんあります。また

      • 【書評・感想】君たちはどう生きるか?吉野源三郎著

        この本は、14歳で中学生のコペル君(本田潤一君)の生活を題材にして、生きていくうえで大切な価値観や道徳・倫理について書かれた本です。コペル君のおじさんが主に手紙を通して、コペル君に大切なことを伝えていく形式となっています。 実際に、この本に出てくるような出来事に近い経験を私もしたことがあるので、身につまされる思いで読みました。 これから生きていくうえで、大切にしていこうと思う考え方に出会うことができたので、とても良い本でした。 考え方をもう一度見直そうかなと思っているかた、何

        • 【書評・感想】 経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる(蔭山 克秀)

          この本は、アダムスミスの国富論やマルクスの資本論のような代表的な経済学に関する名著50冊について簡潔にまとめている本です。 国富論や資本論のような歴史的名著を取り上げることはもちろんのこと、ピケティの21世紀の資本のような最新の経済学に関する本についても取り上げられており、興味深く読むことができました。 そして、この本で紹介されている本について、読んでみたいという気持ちになりました。経済学を学んでみたいと思っている方、経済学に少しでも興味がある方におすすめの一冊です。

        【書評・感想】ムハマド・ユヌス自伝(上下)

        • 【書評・感想】失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 マシュー・サイド著 (有枝 春 訳)

        • 【書評・感想】君たちはどう生きるか?吉野源三郎著

        • 【書評・感想】 経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる(蔭山 克秀)

          【書評・感想】運転者 未来を変える過去からの使者 (喜多川 泰)

          保険営業マンとして上手くいかない日々を送る主人公。そんな主人公は、1台の不思議なタクシーとの出会いをきっかけに人生が変わっていく。 この本を読んだとき、私は仕事等が原因で持病が悪化し入院していました。入院中は「なんでこんなことになったんだろう」と考えてしまい、気持ちが沈んでしまうことも多々ありました。そんな時、たまたまkindleでこの本を発見し読みました。 この本には前向きな気持ちになれることが書かれており、読み終えたとき、「また頑張ってみるか」と元気な気持ちになれまし

          【書評・感想】運転者 未来を変える過去からの使者 (喜多川 泰)

          【書評・感想】代表的日本人 内村鑑三

          この本は、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人について、内村鑑三が、それぞれの人物のエピソードを交えて5人の人物についてまとめた本です。少し現代の考え方とは違うのかなと感じるところもありましたが、偉大な人物の生き方・生き様が描かれており大変勉強になる本でした。 西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹に共通するキーワードは、徳を大事にしていたということです。(日蓮上人だけは正直よくわかりませんでした…) 現代の資本主義社会において忘れがちな大切な心のあり方を思い出

          【書評・感想】代表的日本人 内村鑑三

          【書評・感想】スマホ脳 アンデシュ・ハンセン(訳:久山 葉子)

          この本は、人間の進化と脳の関係から、スマホが人間の脳には適していないことを説明している本です。 なぜ、スマホに依存してしまうのかを脳科学の観点からわかりやすく説明しています。スマホ依存への対処法も明示されているので、とても参考になります。 現在、私たちは平均すると1日約4時間スマホを利用しているそうです。 私自身、スマホの使い過ぎで体調が悪くなったと感じたことがあったため、スマホとの付き合い方を見直すきっかけになればと思い本書を手に取りました。 著者のアンデシュ・ハン

          【書評・感想】スマホ脳 アンデシュ・ハンセン(訳:久山 葉子)

          【書評・感想】華氏451度 レイ・ブラッドベリ 伊藤典夫 訳

          【あらすじ】本を読むこと、所有することが禁じられた近未来。本を所有しているとファイアマンと呼ばれる人が本を焼きにやってくる。 テレビを中心に新しい科学技術に魅力され、人々の思考力が低下している世界。 その世界の中でファイアマンとして働く主人公モンターグは、1人の少女との出会いをきっかけに、この世界に疑問を抱くようになる。そしてモンターグは、禁止された本に何かあるのではないかと興味を持ち始める。 本の所有を禁じられた、近未来を描いたディストピア小説です。 表現が難しいところ

          【書評・感想】華氏451度 レイ・ブラッドベリ 伊藤典夫 訳

          【書評・感想】飲茶の「最強!」のニーチェ (著:飲茶)

          この本は、ニーチェの哲学について分かりやすく解説している本です。 女の子(アキホちゃん)と飲茶氏の対話形式で、書かれているので、前回紹介しました、”正義の教室”と同様に大変読みやすいです。 ニーチェの哲学についての基本的なことを学べ、前向きな気持ちにさせてくれる一冊です。 【概要】ニーチェの哲学の基本的な考え方と、ニーチェの哲学に出会い救われた飲茶氏自身の経験のことについて書かれている本です。 【著者紹介】飲茶氏 東北大学大学院修了。会社経営者。哲学や科学などの知識

          【書評・感想】飲茶の「最強!」のニーチェ (著:飲茶)

          【書評・感想】正義の教室 善く生きるための哲学入門 飲茶

          この本は、表題のとおり、正義についてや、善く生きるとはなにか?についての考え方が書かれている本です。 正義に関する本としては、学生時代に、マイケルサンデル氏のこれからの正義の話をしようを読んだことはあったのですが、当時全然理解できないで、何となく読んだ記憶があります。(笑) 飲茶氏の別の著書、史上最強の哲学入門を読んでとても面白いと思ったので、この本を手に取りました。 この本は、物語形式で構成されており、大変読みやすいです。また、内容に関しても、正義について議論する際の

          【書評・感想】正義の教室 善く生きるための哲学入門 飲茶

          【書評・感想】自分の時間 1日24時間でどう生きるか 著者:アーノルド・ベネット 訳:渡部 昇一

          この本は、時間の大切さ、時間の使い方を中心に、人生をどう生きるかについて描かれている本です。私自身、お金の大切さについてはよく考えることはあったのですが、時間の大切さについては、あまり深く考えたことはありませんでした。時間の使い方、大切さについて考えるきっかけになった一冊です。 【概要】 この本は、第1章から第12章までの構成で書かれている作品です。全体としての分量もそれほど多くはないため、2〜4時間で読み終えることができると思います。内容については、時間の大切さを中心に

          【書評・感想】自分の時間 1日24時間でどう生きるか 著者:アーノルド・ベネット 訳:渡部 昇一

          ファイナンシャルプランナーの試験結果について

          最後に投稿してから約3ヶ月ぶりの投稿になります。3日坊主とは、まさにこのことで、全然投稿が出来ていませんでした笑  タイトルにあるように、FP協会のファイナンシャルプランナー3級を1月に受けましたので、その結果を発表したいと思います。 結果としては、学科試験が48/60、実技試験が80/100で合格していました。 勉強時間は、合計で21時間でした。使用した教材は、みんなが欲しかったFPの教科書・みんなが欲しかったFPの問題集です。 FP3級を受けた感想としては、税金や年

          ファイナンシャルプランナーの試験結果について

          【ファイナンシャルプランナー3級受けます】

           タイトルの通りファイナンシャルプランナー3級を受けます。2020年6月30にまたここで会おうという本に書かれている”自分で考えて自分で決めれる人”に少しでも近づくために、どうしたら良いのだろう?と自分なりに考えてみました。 本には、自分で考えるためには枠組みが必要であり、その枠組みが教養であり、リベラルアーツ。そして、1番最初に学ぶべき教養は日本語であると。記載されています。 そして、自分なりに考えた結果、日本語力と知識を身につけることだと考えました。 日本語力は、読書

          【ファイナンシャルプランナー3級受けます】

          【書評・感想】漂流 吉村昭

          この本は、少しでも悩みがある方、落ち込んでいる方を励ましてくれる一冊です。 私も悩みを抱えているのですが、抱えている悩みが小さなものだと感じられ、少しは楽観的に物事を考えられるようになったと思います。定期的に読み返して、忘れないようにしたい一冊です。ぜひ読んでみてください。 【概要】天明5年(1785年)に土佐の国に住む水主(船乗り)の長平ら、4人の男達が船でコメを運んでいる途中に悪天候に見舞われ難破し、運よく無人島に漂流します。 しかし、たどりついた無人島は、水がない

          【書評・感想】漂流 吉村昭

          【書評・感想】2020年6月30日にまたここで会おう 伝説の東大講義(著者:瀧本 哲史)

          この本は、これからの社会を生きていくための考え方や価値観を学べる一冊になっています。 自分の将来に悩んでいる方、自分を少しでも変えたいと考えている人におすすめの一冊です。 私自身、仕事等でうまくいかないことが多々あり、自分の考え方を少しでも変えるきっかけになればと思い本書を手にしました。 【概要】本書は2012年に東大で行われた瀧本氏の講義を一冊の本にまとめたものです。内容はざっくり言うと、これからの日本を背負う若者に、“自分で考えて自分で決めれる人になろう“と伝えている本

          【書評・感想】2020年6月30日にまたここで会おう 伝説の東大講義(著者:瀧本 哲史)