人間万事塞翁が馬 意味:不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえ。幸運か不運かは容易に判断しがたい。 去年、私はパートナーと別れて、今年に入り別のパートナーとお付き合いすることができた。今お付き合いしている人とは価値観があったり、一緒にいて心地よく感じている。そのおかげで仕事でも、「最近業務も安定している」と上司にいってもらえるほどになっている。今の私は、世間的に幸運な部類になるだろう。 ただ、私にはどうしても私が幸運な部類だと思えないのだ。なぜ
昨日、同期の社員から来月末で退職することを伝えられた。 その社員は、私が入社する1ヶ月前に入社した方で、私と同じく事業会社からの転職だったこともあり、とても仲良くさせてもらっていた。私と部署は違ったため、同じ時間を過ごすことは多くないが、立ち話や飲みに行った時には時間を忘れるくらい話あう仲で、私にとっては戦友と感じていた。お互いに今月で入社1年が経とうとした時期で、これからもお互い社内でがんばりあうのだろうなと勝手に思っていた。 青天の霹靂。私にとってはそれくらいの大きな出
体育館の壁紙に心を打たれてつい写真を2枚撮ったうちの1つ。 野村克也さんの言葉に胸が打たれた。 「一瞬のやる気」 この一瞬とは、1日でも1年でも学生時代3年間だけでもなく、「一生」を指す言葉だと感じた。 多くの偉人が残す言葉や行動を鑑みると、継続性のあるやる気を持ち続けているからこそ、成果が出ようが出まいが鍛錬を欠かさないのだと思う。そんな共感があるから、宮本武蔵の「昨日の我に今日は勝つべし」という言葉が名言としてこの体育館にも貼られているのだろう。 そして、一生続くやる
今月、私が中学生の時から尊敬しているアスリートの方とお会いする機会があった。それは道端ですれ違ったなどの瞬間的なものではなく、メーカー主催のトークショーに当選することができたのだ。 トークショー当日の1週間前に当選の連絡があった。私は業務中にも関わらず社員に自慢(個人的な価値観のため自慢と言えないかもしれないが)をしてしまうくらいに舞い上がった(上司ごめんなさい)。私が中学生時代に、その方の一戦を見て、私の価値観が変わった経験からその方の大ファンだ。そして、何十年も日本代表
最近仕事で人と自分を比べて悩むことが多い。 私は半年前に転職をして、今の会社に入社した。まだ20代ということもあり、世に言う第二新卒に近い社員として、業務を任されているため、1番下の立場で仕事をすることができた。 そんな中、1ヶ月前に私の部署に新しく中途入社で同い年の方が入った。その方も第二新卒として入社されており、私が入社年度を比較して上の立場となった。入社年度としてと書いたが、私も、この半年間は一生懸命仕事に取り組んできた。当然、負けたくない気持ちも芽生えている。しかし
職場の先輩だった方とご飯に行った。 その先輩は新卒で社歴が長く、私より年齢は下だが仕事面で尊敬する面がたくさんあり、年齢を感じさせない人だ。しかし、最近、先輩は転職されて同じ会社ではなくなってしまったが、私がもっとお話ししたいと思って連絡すると、快く受けてくれてご飯に行く流れとなった。 1ヶ月ぶりではあったが、先輩の転職先の人間関係や仕事内容について不安を感じていることなど、興味深いお話を聞くことができた。先輩でも不安を感じている、だけど、不安をそのままにせず、解決できるよ
最近「Mondays」という映画を見た話をしたい。 この映画を見たきっかけは、私の働いている会社の先輩社員がおすすめしていたからだ。「多忙を極める人にとって共感しかないし、意外と深い内容」とのこと。この映画をホームページで見ても、出演者誰1人知らない人だったが、「先輩社員と話せるネタになるならいっか」程度で、久しぶりに1人映画に行くことにした。 そんな軽さと反して、土曜お昼に行ってみると満席状態。その日は夕方から予定もあったので、日曜に行くことにした。と同時に、「え、そんな
最近、お付き合いしている方と別れる機会があった。 別れを切り出したのは私からだ。 私は高校までの間、本当に人と話すことも苦手で、異性の方と話すときょどるし、後輩との関係性も全く築けない最低な人だった。そして、大学からは多少コミュニケーション方法も勉強して、初めてお付き合いした方もできたが、2年半の交際の後振られて終わった。 大学の交際相手に振られた時、私はひどく落ち込んだ。この人以上に良い人とは付き合うことができないと思った。そして、正直、振った元交際相手に対して「なんでわ
「健康が1番大事」とよく言われる。この3連休で帰省をしており、最後親との別れ際、そして兄弟姉妹と別れる時にも「元気でね」「体に気をつけてね」と言葉を交わしあった。 最近まで「健康が1番」という言葉の意味を理解できていなかった。それよりも大事な要素はあるだろうと思っていた。しかし、確かに私が今でも仲の良い友人に対して私が思うこともあるのだが、幸せになって欲しいとは思う幸せを具体的に考えた時にイケメンと付き合ってほしいとかお金持ちになってほしいと思うことはない。その代わり、健康
結婚式に対して否定的な考え方をしていた。 主催者側の費用もかかるし、招待状作成や写真撮影や動画作成等々、大きな労力がかかる一方で、参加者は大体3万円以上の金額を支払うが式中に主催者と話す機会もあまりなく、もし出席者のうち自分の知らない人がほとんどだった場合は最悪で、勝手に周囲が盛り上がるのを冷ややかに見てしまったりする。(私が前職の上司が結婚式に出席した際に感じた意見である。) 結婚式に出るくらいなら、結婚式ではなく、その金額を美味しいご飯屋さんで一緒に過ごして、たくさん話し
先日、大学の先輩と飲んで、帰りの別れ際にお土産を渡した時のことだ。 その先輩とは1年ぶりに会い、1年前のお土産は日本酒、今回は和菓子を渡した。 帰りぎわに私から先輩へお土産を渡した時に先輩から「お土産ありがとう。そういえば去年もらった日本酒も本当に美味しいかった。職場の上司が家にきた時に、大学時代の可愛い後輩からいただいたんですって一緒に飲ませていただいたのだけど、その上司も美味しいって飲んでくれたよ。本当においしいお土産ありがとう。」と有難い言葉をいただいた。 正直、お土
先日の記事の続きで、先日大学時代の先輩と飲んだ話を書く。 その方とは大学時代のコーチと選手の関係性で、その先輩は私にとって雲の上のような存在であり、とても厳しい方だったため、このようにサシ飲みできる関係性となるなんて考えられなかった。 その方とは1年前にも飲みに行ったのだが、その時は私が東北まで会いにいき、今回は関東に先輩がくるタイミングで飲みに出かけることとなった。 この2回とも共通したことが、話しの中で先輩から悩み事を打ち明けてくれた時に、元気をもらった自分がいたのであ
先週、東北在住の大学時代の先輩と飲んだ時に感じたことを記していきたい。 先輩とお会いするのは1年ぶりだった。前日に連絡をいただき、先輩が関東にくるからと飲みのお誘いをいただけたのだ。飲み会では積もる話がたくさんあったことや、先輩とお会いするのが楽しいことも相まって、5時間くらい一緒に飲むこととなった。 最近このような形で気づいたら長時間経過していたというようなことが多く、かなり不思議なことだと思っている。あまり人と話してこなかった自分が、たった2人の時間で何時間も一緒にいら
今週、私が人間関係で感じたことを下記2つ記載する。 ①私が尊敬している東北に在住している大学時代の先輩から関東に来る機会があるから飲みに行こうと誘いの連絡を受け、仕事終わりに行く機会があった。6時半ごろに食べ始めたご飯会は、気がつけば11時になり、本当に有意義で楽しい時間を過ごせたと感じている。 ②今月私は地元に帰る機会がある。せっかくの帰省であるため、地元の友人にも連絡をしてご飯を食べに行かないかと連絡をした。すると、1人の友人が地元の友達に声をかけてくれるという。そし
最近、プロジェクトに参画した際に、リーダーとして私をまとめてくれた年下の社員の方が退職すると他の社員が話していたのを聞いてしまった。 その社員の方は私より年下とは思えないくらいプロジェクトをしっかり管理して、私にも的確にフィードバックをしてもらって「年齢は関係ない」ということを肌で感じた、とても尊敬していた方だったため、少なからずショックだった。当然、当人からは聞いていないため、私は知らないふりをして、7月にプロジェクトを完遂させ、その方とは関わりのない日々を過ごすのだろ
「時代が違う」「考え方が古い」 最近よく聞く言葉だ。 ここまでの日本文化の中で悪しき文化を指して言われていた言葉だと思う。 しかし昨今では悪しき文化だけでなく、自分にとって都合の悪い言葉に対しても言われるようになったと考えている。 例えば「飲みにケーション」という言葉。 職場で関わり合う嫌いな人とお金と時間をかけるより、自分の好きな人にお金と時間をかけた方が良い。間違いなく合理的な考え方だ。そのような合理的な考えが最近の流行りなのだろうと思う。 しかし、自分の人生を省