27日目 悔しさ
最近仕事で人と自分を比べて悩むことが多い。
私は半年前に転職をして、今の会社に入社した。まだ20代ということもあり、世に言う第二新卒に近い社員として、業務を任されているため、1番下の立場で仕事をすることができた。
そんな中、1ヶ月前に私の部署に新しく中途入社で同い年の方が入った。その方も第二新卒として入社されており、私が入社年度を比較して上の立場となった。入社年度としてと書いたが、私も、この半年間は一生懸命仕事に取り組んできた。当然、負けたくない気持ちも芽生えている。しかし、実際はその社員は私より言語化能力や物事をまとめる力が高く、どうしても私が劣ってしまっていると感じる。
また、私は半年後にアナリストからコンサルタントと名乗れるかが決まる昇格試験のようなものがある。そうすると必然的に、今のコンサルタントの業務力を日々見て感じ取ることが多い。もっというと差を目の当たりにするのだ。私が一日かかる業務を2時間程度で仕上げて、標準化して他の人にもわかりやすいように説明ができ、マニュアルも作成していたりするコンサルタントを見て、すごいと思う。
すごいと思うが同時に悔しい。この世の中で頑張ったで賞はない。結果が全てとも言わないが、結果で人からの評価の7、8割は決まってくる。「おれは頑張ったからいい」という戯言を言うつもりはない。頑張った自分をもってしても結果が出せていない。自分の実力がない。この事実を受け止めなければいけない現状がとても辛くて苦しい。
苦しいが、ただやはり思うのは、このまま負けっぱなしはむかつくし自分に腹が立つ。絶対にこのまま負けてやらない。足掻いて、足掻いて、足掻き切ってやるんだ。絶対にこのまま終わってやるもんか。先輩や自分が尊敬する偉人も精神すり減らしながら闘っている。1人ではない。この孤独と感じる時間と向き合って研鑽に励み、成果を出してきたんだろう。1朝1夕でなれるわけがない。長い道のりになるだろう。だが、どれだけかかったとしても、最後笑ってられるように、将来の自分が今の自分をよく頑張ったと褒めてくれるように、足掻いてもがいて必死でやり切ってやる。
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