19日目 不変の人付き合い

先週、東北在住の大学時代の先輩と飲んだ時に感じたことを記していきたい。
先輩とお会いするのは1年ぶりだった。前日に連絡をいただき、先輩が関東にくるからと飲みのお誘いをいただけたのだ。飲み会では積もる話がたくさんあったことや、先輩とお会いするのが楽しいことも相まって、5時間くらい一緒に飲むこととなった。

最近このような形で気づいたら長時間経過していたというようなことが多く、かなり不思議なことだと思っている。あまり人と話してこなかった自分が、たった2人の時間で何時間も一緒にいられるのはなぜだろうと。

今の結論は、相手から私に向けて敬意が伝わってきて、私自身一緒の時間を過ごしたいと感じたからだと考えている。今回の先輩の話でいうと、先輩の母校は関東圏にあり、都内にも友達が何人もいる中で、私に連絡をくれたことが私にとって嬉しいことだった。一方、私も1日前の連絡にも関わらず、時間調整をして、飲み会に行った私が先輩も嬉しかったのだと思う(私がいうのもなんだが)。まずここまでのところで、お互いに敬意を払ってくれていることがお互いに伝わり、最初のアイスブレイクとしては完了したわけである。
そして当日、出会ってから先輩とお会いできたことが本当に嬉しかったし、自分の最近の話、恥ずかしい話諸々お話したり、先輩の話もたくさん聞けたことも楽しくで色々と質問したことも会って、私は当然だが、先輩も感じ取ってくれたからこそ、これだけお話してもしたりないくらい一緒にいることができたのだと思っている。

結局、人とコミュニケーションをとるというのは利害関係の一致がなければ、一緒にいたいと思わない。私にとって、先輩は憧れであり、会って元気をもらったり教えてもらうことばかり等の意味で、先輩と会うことは利益しかない。しかし、私が先輩に対して、そのような利益を上げることができているかという自信はない。だからこそ、私は1日前の連絡でも時間調整するし、会った時にはスマホは一切出さずに相手の話だけに集中するし、自分の話も隠し事なしでありのままを話すようにして、先輩へ敬意を持って行動するようにしているのだ。そして、そんな尊敬できる人や大好きな人に対して利益を出せるように日々の研鑽に励むのである。ここを理解しておくだけ、「私はこの人になんの価値を渡せているだろう」という視点で考えることができて、足りなければ行動で埋めることができているように感じる。

以上は先輩と会ってこの日記を書く時の後付けで私が感じ取ったものだ。これからの人付き合いでもこの意識を持って、結果的に楽しい時間を過ごせるようになりたい。

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