ボカロPと東京幽霊が増加する現在を映画のような未来に変える視点
女性ボーカルikuraがバントの顔として目立っているが、YOASOBI立役者はAyaseという声も多い。
ikuraとAyase の、双方主役が存在。
個人的には裏表ラバーズの「wowaka」も、現実逃避Pとして才能ある作曲が好きだ。
wowakaもAyaseと同様に、東京の幽霊になるように現実逃避をしたかったのかもしれない。
wowakaは2019年4月5日に急性心不全により31歳という若さで急逝をしてしまった。
心疾患は「脳卒中、がん、高血圧性疾患、糖尿病」を含めて、高齢者に起こる五大生活習慣病と呼ばれている。
「脳卒中、心疾患、がん、、高血圧性疾患糖尿病」に加えて、うつ病も国民病と記載する記事もある。
高齢者に起こりやすい生活習慣病でwowakaという才能あるクリエイターが命を落とし、重度出血性胃潰瘍が原因でAyaseは25歳でバンド解散の挫折を経験。
新型コロナウィルスが大流行してからは、国民病と呼ばれるうつ病が若年層に増えているように感じる。
誰もが東京を徘徊する幽霊のように、苦悩しているのかもしれない。
「シネマって、作った当時の僕の心境をそのまま歌っているような楽曲になっている」とAyase は語っていた。
日本の環境で多くの人達が「これじゃない苦悩を何万回と繰り返して、主役になれない日々」を過ごしている。
歌舞伎町の東横キッズが居場所を求めて集まるように、若年層から高齢者まで日常生活や社会参加に苦労しているのが昭和99年である。
有名人が双極性障害を発表するケースが増えているが、誰でも精神には波があり「身体、認知」が複雑に絡み合っている。
うつ病となる若者が増えているのはコロナ禍を経て、「身体、認知」において診断名をつけにくい疾患が増えていることも要因であるように思う。
双極性障害で躁病やうつ病となる若者が東京を幽霊のように徘徊している場合、精神的アプローチのみでは危険であると感じる。
「身体機能、精神機能、認知機能」の歪みや不調によって、個人因子と環境因子のバランスが崩れて精神を病んでしまう時代。
「紙芝居はページ数が決まっている、すべてを書き切れない」という性質があるからこそ、要点をまとめて表現する力が絶対に必要とAyase は語っていた。
自分自身の葛藤や苦悩を多角的に「身体、精神、認知、個人因子、環境因子」から見ることができれば、映画のようなストーリーとなる未来人生があるかもしれない。