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旅の途中

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時々、思い出した旅の記憶をエッセイとして残します。
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記事一覧

なんくるないさー精神

人生で初めて航空券をドタキャンしました なかなかない経験で学びが多かったので、記録までに…

小松航大
2年前
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日本とブラジルとメガネの記憶。 / #じょんならん日記

AM1:30 メガネをカフェに忘れた。寝る前にコンタクトを変えて、いざメガネにしようとした瞬間…

小松航大
3年前
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スラム街世界一周を通して感じた事を綴っていきます。

初めまして。こまっしーです。 現在大学を1年休学して、2019.03.18〜なるべく現地の人の目線で…

小松航大
5年前
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豊かになる事で失われるもの

僕は毎日、モロッコの名前も知らない田舎の小さな街の小さな家の中で、5分前まで顔も知らなか…

小松航大
5年前
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写真を撮るという事

カメラを購入するにあたっての葛藤。 ボクは写真を撮る事が、少し嫌いだった。 SNSが人々の…

小松航大
5年前
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「俺は死ぬのが怖く無い」敬虔なイスラム教徒との話し合いの中で

「俺は死ぬのが怖くない。なぜなら俺は正しいから。俺は死ぬのが怖くない。なぜならアッラーは…

小松航大
5年前
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イスラム教について

【イスラム教について学んだ詳細は前回の投稿にて】 バーレーンだけでなく、世界各地でイスラム教徒と話す事があるが、敬虔なイスラム教徒や、特に年寄りと呼ばれる世代の方々は、良くも悪くも盲信的になっている場合が多い。 ただ、争いを根絶するには、理解出来ないものを頭ごなしに否定するのではなくて、互いに認め合う事が大切。でも根底にある思想が違う事で摩擦が生じる以上考えが全く異なる相手の事を完全に認める事は不可能かもしれない。 さらに、今回は僕が仏教徒とは言えど無宗教に近い立場であ

エチオピアで首絞め強盗に遭った話

『絶望』-希望を全く失うこと。望みが絶えること。 エチオピアの首都、アディスアベバに着い…

小松航大
5年前
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エチオピアで首絞め強盗に遭った話 その2

意識が朦朧としている中で、両ポケットから携帯、財布が強引に奪い取られていくのが分かる。ズ…

小松航大
5年前
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日本の常識が全く通用しないエチオピア

エチオピアで首絞め強盗に遭ってパスポートを無くし、 ①日本に緊急帰国する、②日本でパスポ…

小松航大
5年前
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日本の常識が全く通用しないエチオピア その2

前作の記事は下のリンクより↓ 【人混みを掻き分け、紙を持った人達が階段の方へ向かっていく…

小松航大
5年前
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日本の常識が通用しないエチオピア その3

【終わった。ここで今日中に書類にスタンプを貰わないと、ケニアへのフライトの日までに出国VI…

小松航大
5年前
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日本の常識が通用しないエチオピア 最終章

その1はこちらから↓ 【はしゃいで喜ぶ僕達に、待合室で待っていた人達が訳も分からず拍手を…

小松航大
5年前
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犯罪者と同じ車に4時間半。

人混みの中を抜けていく。 大丈夫、場所は頭の中に入ってる。 ここはアフリカ三大凶悪都市と評されることもあるケニアの首都ナイロビ。 背中には13キロ程のバックパック。右手には4キロ程のリュックサック。左手にはテント。日差しも容赦なく照り付けてくる。 額から流れる汗を拭ってさっきまで降っていた雨のせいで出来た水たまりを躱しながら、また歩き出す。 10日間も過ごしたナイロビを離れるのは少し寂しいが、街を歩く人達は誰も僕の気持ちなんて知らないだろう。 「チーナ!チーナ!(