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「カフェおやじ」への道(1)
日光の観光のこと起業のお話の前に、まずは、それまで携わっていた日光の観光のお話を・・・。
日光には、「世界遺産」「ラムサール条約登録湿地」など世界基準の観光資源があり、四季折々いろいろな楽しみ方のできる観光地です。
首都圏からの交通アクセスも便利で、宿泊施設もゲストハウスから高級ホテルと多種多様、そして何より観光事業者だけでなく市民一人ひとりが国内外のお客様をおもてなしの気持ちで迎えているのが自慢
「カフェおやじ」への道(2)
なぜキッチンカー?「カフェ」の起業を決意し、どんなスタイルのカフェにしようかと考えた時、思いついたのがキッチンカーでした。
固定の場所でお客様を待つだけでなく、必要とされているお客様の元に行ったり、知らない場所に出向いて知らない方たちとの交流を広げたいなとイメージは膨らみます。
移動販売の歴史ところで、移動販売っていつ頃からあったのかな?と調べてみたら、こんな感じでした。
そもそもは、江戸時代の
「カフェおやじ」への道(3)
キッチンカー研修
さてさて、いよいよ、キッチンカーでの研修!
開店のための電源の確保に始まり、エスプレッソマシンの使い方、フォームミルクの作り方、お客様のオペレーション・・・覚えることはいっぱいです。
まずは福島で
第1弾は、福島の先輩キッチンカーで。
会場は福島県立美術館、大好きな「若冲展」の会期中でした。
まずは、ドリンクメニューの作り方を1から、いや0から。
初めて触るエスプレッソマシ
「カフェおやじ」への道(4)
ハンドドリップ研修
前回お話した研修は、エスプレッソがメイン。
キッチンカーのもうひとつのメインに据えているハンドドリップは、大手コーヒーチェーンのコーヒースクールを受けました。
知らなかったこともいっぱいでしたが、実は、ハンドドリップは、中学生の頃からやっていました。
思えば、半世紀近く前の中学生が手回しのミルで豆を挽いて我流でハンドドリップしていたってすごくありません?
その後には、サイフォ
「カフェおやじ」への道(5)
店の名の由来
メニューも着々と決まる中、肝心なことが残っていました・・・お店の名前です。
でも、ずっと心に秘めていたものがありました。
実は、8年前に父が亡くなった後、何枚かの書がみつかりました。書道をやっていたことさえ知らなかったので、驚きでした。
その中の1枚に「心夢」と書かれていたものがありました。何と読むのかさえわかりませんが、なぜか心に響く言葉でした。
将来お店を開くことがあればこの名
「カフェおやじ」への道(6)
メニューに地域のオリジナリティを・・・
そもそも日光にはカフェや喫茶店がいっぱいあるんじゃない?そうお思いでしょう。
はい、そのとおりです。
なので、他のお店にはないようなものを提供してみようと思いました。
そのひとつがタイのコーヒー。
実は、コロナ前、日光を訪れる外国人観光客のうち、2番目に多いのがタイからのお客様だったのです。
そこで、地元の方や他の国から訪れる方に、もっとタイを知ってほしい
「カフェおやじ」への道(7)
地元ならではのコーヒーのお伴
おいしくコーヒーをいただくためには、おいしい「お伴」も必要ですね。
でもせっかくなので、ありきたりでないお菓子を探しました。
「しもつかれ」をご存知ですか?栃木県等の郷土料理で、鮭の頭・大豆・大根・人参・酒粕等を煮たもので、そもそも初午の日に稲荷神社に供える行事食。最近ではそのヘルシーさも着目されています。
そして、しもつかれを愛する人たちで組織された「しもつか
「カフェおやじ」への道(8)
フードメニュー
コーヒーがメインのキッチンカーですが、軽めのランチやおやつになるようなフードも、と考えました。
いろいろな候補の中で選んだのは“パニーニ(イタリア風焼きサンド)”!
せっかくなら、この地域で提供していないようなめずらしいものを、と決めました。
まずは、基本となるパニーニのパン。
身近には既製品ではないので、知り合いのパン屋さんに、何度も試作を重ねていただき、
オリジナルのものが
「カフェおやじ」への道(9)
エスプレッソマシン到着!
3年前の今頃、キッチンカー完成に先立ち、グラインダーとエスプレッソマシンがやってきました。
簡単に言うと、極細に豆を挽き、高い気圧で一瞬にして濃厚なコーヒーを抽出する機械たち。
カフェラテなどに使うための、蒸気できれいに泡だてたフォームミルクもこれで作ります。
この一連の流れが、バリスタの所作のカッコよさの極みです。が、一朝一夕にはいきません。当然ながら、カッコ悪いとこ