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まほろば流麗譚

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#戯言

第七話 あとがき

第七話 あとがき

まほろば流麗譚 第七話
三忍道中膝転げ、如何だったでしょうか?

勇也たちの時間と茂平たちの時間が混ざり合う複雑な構成となりました。これをしなければ、まほろばのエピソードには落とし込めない。それが僕の結論であり、初めて知恵熱を出して書いてみました(笑)

物語的には背景が大凡分かったという事になります。事の発端は秀頼の死です。その秀頼を甦らせたい淀の願いが妖珠を生みました。勇也たちはそんな思いもよ

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第七話•「三忍道中膝転げ」開始にあたり

元々「三忍道中膝転げ」は20話ちょいは少なくとも必要なエピソードです。だからこそ4連作の3部目に位置していたのです。

これを「まほろば流麗譚」の1話に入れ込むには、やはり要点を絞り込む事が大切になります。

「まほろば流麗譚」全体の流れで言えば、このエピソードが入る事によって、勇也たちが知らずに巻き込まれてしまった背景が明確になります。

最終2話が続きものになる構成上、十分なスペースはあります

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第六話 あとがき

第六話 あとがき

まほろば流麗譚 第六話 雪風恋情心火華
如何だったでしょうか?

ついに後半戦となり全体的な雰囲気が変わってきてはいます。シビアな部分が入り込んで来た事と、本来四連作であったものを三部作に変更した為、作品世界の背景を放っておく訳にはいかなくなったのもあります。

それを考えた時、まほろばの特徴として掲げていた陽気さが消し飛んでしまうのではないか?

これが執筆前の大きな悩みでした。
まほろば各話は

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第五話 あとがき

お待たせいたしました。
第五話「老獪望郷流れ小唄」は如何だったてしょうか?

第四話あとがきにて、この第五話はゲストキャラクターの紹介が無かったのですが、それは読んで下さればご理解いただけた事と思います。

はい、全ゲストキャラクター大集合!

勇也のキャラクター設定として度々出てくる話になりますが、他人に関わりに行くお節介でありながら、関わった人が離れていかないというのがあります。

当然、皆ん

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月に濡れる。沖田総司の物語

月に濡れる。沖田総司の物語

手前味噌なんですが、「月に濡れる。」好きなんですよね。

「まほろば始末譚」がこの形に戻るのは、やっぱり「月に濡れる。」の影を追ってるのかもしれません。

荒削りで読みづらい!全くもって読者様には迷惑かもしれないこの物語は、少し前まではいつか書き直してみたいと思っていました。

ただ自分でも読み返す事があるんですが、どうにも弄れない勢いみたいなものがあるんです。

だから今はこのままで良いと思って

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まほろばが終わったら、まほろばが始まります

まほろばが終わったら、まほろばが始まります

元々は四連作を予定していた現行時代劇シリーズなんですが、全体を俯瞰して物語を地続きにする為に三部作に魔改造しております。

「じゃあ3作目、タイトルどすんのよ?」

ですよねぇ、、、

タイトルは仮なんですが

「まほろば始末譚」にしようと思ってます。

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こういうのって僕の特権かもしれない。

いい大人が嗜む時代劇でこんな柔っちいもんを
偉そうな

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第四話 あとがき

いやあー終わりましたねえ!
いやあーびっくりですよね!

作者の第一声がこれでいいのか!?
とは思いますが、、、

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第四話は意外に重要な要素がてんこ盛りでした。
まほろば全体が進んでいく方向の為のキーワードが、
てか四連作のキーワードになる事がここにありました。

松方澪の月に濡れる。の部分を出したのは
読者様的には不親切な作りなんですが、今回は

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第三話 あとがき

長かったぁ、、

「お前が言うな!」

ごめんなさい🙏

体調不良に悩まされながらの第三話が、やっと終わりました。

ラブコメ回で美代回でありながら、まほろば世界の女性像を打ち出す意味も持っていました。
最後に美琴が出たのも、そのせいですね。

僕は美代が大好きなんですが、読者様はどうですか?

「まほろば流麗譚」は恋愛物語でもあります。
勇也と美代の関係性が一話ずつ進んでいきます。
この2人が

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第二話 あとがき

天空凧揚げ合戦
いかがでしたでしょうか?

まほろば流麗譚の世界観が伝わっていたら、幸いです。

今回は勇也と美代の件が少なかったので、少し重かったかもしれませんね。

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綺麗にまとまるお話は理想です。
ただ僕はあまり考えていません。

その瞬間、その瞬間にインスパイアされて思い出される光景や言葉。

そんなものが、その瞬間まで信じていた考えをガラ

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第一話 あとがき

「まほろば流麗譚」(るれいたん)
 第一話 胡瓜畑攻防戦

如何だったでしょうか?

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「超時空大活劇ZIPANG」

作者はこの映画が大好きで、6回劇場に見に行きました。ビデオも買いましたが、擦り切れてしまいました。

本作はこういう大好きなテイスト。
今までは書けなかった色で作ったつもりです。
少し笑って頂けましたか?

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