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記事一覧
CIVILTALK 07:Taigen Kawabe(Bo Ningen)
Taigenを16歳の頃から同級生として知っている筆者の一人としては、こうやってインタビューすること自体とても変な感じがするわけです。18歳で同時期にロンドンへ行き、たまに会っては安いベトナム料理を食べながら、最近聞いている音楽やアートデザインの話をしてました。
早口でトピックはコロコロと移り変わる上にかなりの長文インタビュー。だけど喋り方はいつもの通り柔らかく、興味があるものに対する知識も豊富
CIVILTALK 06:we+(安藤北斗・林登志也)
美大に通っていて、特にデザインなんかを勉強してると、多くの学生がアートとデザインの違いやその2つの差について、答えが出るはずもないのに熱く議論してみたりします。「自分はアート寄りなデザインをやりたい」「コマーシャルなことはいやだ」「それじゃあお金にならない」「デザインとは商業的であるものだ」「いやだってあのデザイナーもあんなアートっぽいけど成功してるし」「あれはデザイナーって呼ばれてるだけのアーテ
もっとみるCIVILTALK 05:橋本麦
いつでもどこでも誰でも誰とでも、パソコン一つでなにかができることが当たり前でなかった私たちは、麦さんの物心ついた時からインターネットを使いこなせる経験を羨ましくも感じつつ、不便だった自分の時代を懐かしむ気持ちがありました。
私たちの時代はなにかを探す場合、雑誌を買い、テレビを録画し、マスメディアを貪ってあたりはずれに出会いながら、自分の趣味趣向をゆっくりと形成してきました。多くの人が少ないメディ
CIVILTALK 04:サンドロビッチ・ヤバ子
オリジナルのストーリーとアートとも呼べるほどのクオリティの絵がドッキングされた作品が束になって300円そこらで毎週見れる国は、世界中探しても日本だけではないでしょうか。それが今やインターネット上で無料で毎週見れる時代になったのですから、この国は本当におそろしいですね。世間を席巻し出した漫画の新たな流れ「WEB漫画」の創世記・黎明期に登場したヤバ子さんには、旧態然とした業界の慣習では計れないエピソー
もっとみるCIVILTALK 03:Far Farm
私たちが子供の頃、音楽が無料で聴けるようになる未来は想像もしていませんでした。さすがにラジオを前にカセットレコーダーを握りしめて、声を潜めて録音なんて昔ではありませんが。テレビやラジオ、友達や近所の年上の人から貸してもらったり聴かせてもらい、CDを買い、いつかライブに行きたいなと想像してみたり。そういう流れの中でしか音楽に触れることができなかったほんの15年くらい前。時代は大きく変化しました。無料
もっとみるCIVILTALK 02:中山晃子
ところで時代はいま「アーティスト」で氾濫しています。誰も彼もところかまわず「アーティスト」な昨今、一時期の「カリスマ」という言葉の事例と共通するような気合いを感じます。それは以前よりも多くの人たちが、作り手に対して距離が近くなり、関心を持つようになったのと同時に、多くの人が作り手になれる環境が整ったことによって、「アーティスト」に入門するハードルが低くなったからかもしれません。
しかしむしろ「ア
CIVILTALK 01:清水えり子(zaziquo) × ホンダチヒロ
CIVILTALKは、私たちCIVILTOKYOのインタビュー連載企画です。記念すべき初回にご登場いただきますのは、ファッションブランド「zazi」のデザイナーである清水えり子さんと、デザイン事務所「キギ」所属のホンダチヒロさんのお二人です。お二人はユニット「za本」としても活動されています。
初めてお二人にお会いしましたのは、za本として出品されていたTOKYO ART BOOK FAIR 2