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イタリア庶民料理の研究〜歴史上’声なき’人々の料理を紡ぎたい〜マンスリーレポート(2025年2月)

皆様、チャオです!

ボローニャ大学博士課程で、イタリア料理の文化人類学を研究しております、中小路葵です。

研究を応援して下さる皆様に向け、活動報告としてマンスリーレポートをお届けします。

研究の進捗

PhD研究生、復帰してます

5週間にわたるハネムーンから帰ってきて、研究生、復帰しました。

本日、教授ともMTGして、論文のパブリケーションや今書いているLiterature Reviewの賞についてお話ししました。

「博論は本として出そうね。それでこの分野の有名教授に送ろうね」と、目標を頂いたり。

また、「3 Minutes Thesis」という、ヨーロッパの博士課程の研究者がTEDトーク式に研究発表するイベントに、ひょんな教授のススメで応募してみたら、なんと「ボローニャ大学のファイナリスト10人」に選ばれてしまいました。しかも、10人中9人は理系で、文系は私1人のよう。

TEDトークなんて初ですが、復帰早々とりあえず頑張る必要が出て来てしまいました。

それから、私の自宅オフィス。

首が痛くなったのでチェアを買おうと思って、早速IKEA行ってみて分かったことは、そもそも根本的な問題はチェアではなく、「ダイニングテーブルで画面の小さいMac book airを使ってること」だったので、オフィス机で旦那さんの27インチモニターを使い(奪い)、椅子に低反発クッションを導入。結果、すごく快調!

課題解決は「イシューからはじめよ」ですね。

論文研究

読み進めている論文の要約は、こちらのマガジンにまとめています。

Reading listに本や論文が溜まってきているので、とりあえずしっかりと先行研究を勉強しながら、自分の研究のテーマに活かしたいと思います。

特に今は、こうして読んできた文献をもとに、Literature Reviewを書き始めたところです。

というわけで、2025年3月、以下やりたいこと。

・Literature Review完成(3月上旬)
・インタビュー:目標10件
・Facebook GroupのEthnography researchをひと段落

知見はまた研究会でもシェアさせて頂きたいと思います。

研究のサポート

研究のサポートメンバーを募集しています!

人文社会学の博士課程は、奨学金や有給ポストも少なく、厳しい面も多いですが、社会を、皆様の生を豊かにする学問です。

研究の知見は皆様に共有していきます。

詳細・応援頂ける方、こちらよりどうぞ宜しくお願い致します!

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ボローニャ大学歴史文化学部博士課程「Cultural Heritage in Digital Ecosystem」の学生が、研究内容を共有…

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