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#288【日記】悲しいことうれしいこと

今日もお読みくださってありがとうございます!

『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』

たまたま気が付いたのですが、かつて仲良くしていただいていたフォロワーさんが数人去って行かれました……。しょぼん。
わたしからお相手へのフォローも自動で外れているので、ブロックされたのかな。

みなさん男性の方でした。
星野源ファンだったのかもしれないし、風俗やAVに幻想を持ち続けたい方だったのかも。
それは耐えがたい、もしくは抵抗を感じたことだと思います。
とはいえ、「わたしが書きたいときに書きたいことを書きたいだけ書く」のがわたしのnoteなので、読まれたい・嫌われたくないがために書きたいことを曲げたりはしたくない……わがまますみません。

わたしとしては、「南京大虐殺はあった」とか「関東大震災で朝鮮人虐殺が起きたことに諸説なんてない」とかいうのと同じくらい当たり前のことを言っているつもりなんです。そしてその感覚が日本以外の世界の今日的スタンダードで、日本でも一定数は同意してもらえる案件だとも感じています。

でも、一部の日本人男性の内面にあると推察される「反発感情」「認知的不協和」の、かたくなさ・手ごわさは、わけのわからない恐ろしさがあります。

「あなたは男性(もしくは端的に「俺」)を必要としてないように見える」と大学時代からこれまでに何度か男性から言われたことがあります。
でも、20代前半で初めて言われたときから割り切れなさを感じていて、今もそれは変わっていなくて、それを改めて言語化してみると、
「自分が旧式の男女観から現代の認識にアップデートできないことをわたしのせいにしないでほしい(わたしが男性を必要としていない、と、私の個人的な内面の問題にずらさないでほしい)」と言うことになるのだと思います。
本質的にはSNSの「モテない女さん乙」とかと同じくらい低レベルだし、失礼な発言に聞こえる。

男性たちが自らの差別性や加害性を認められず、受け入れられない、ということ。それはあります。しかし、それだけではありません。(中略)
自分たちの特権に無自覚であり、「男だってつらいし、不幸だし、こんなに傷ついている」と感じているから、認知的不協和に耐えられない。そういうことももちろんあるでしょう。
しかし、やはり、それだけではないはずです。
何を言っても、何を考えても、黙っていても、いずれにせよ間違える。差別についてまっとうに、誠実に、真剣に考えようとするからこそ●●●●、困惑し、途方に暮れ、言葉を失ってしまう。そしていつしか、考え続けることを放棄して、沈黙と諦念の中に眠り込んでしまう。そういうことがあるのではないでしょうか?
とすれば、必要なのは、せっかちに結論を出したり、被害者意識に陥ることではなく、戸惑いや困惑の中で、粘り強く、誠実に、試行錯誤し続けることではないでしょうか。

マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち /杉田 俊介 | 集英社 ― SHUEISHA ―


マジョリティである私達は、特別な事情がないかぎり、マジョリティであることからわざわざ「降りる」ことをしません。というか、そもそも「今とは違う生き方をするか、しないか」を自由意思で選べること、それもまたマジョリティの特権にほかなりません。

マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち /杉田 俊介 | 集英社 ― SHUEISHA ―

さらにいえば、そもそも「何が偏見であり差別なのか、自分にはわからないかもしれない」という不安、居心地の悪さ、すなわち無知と無力こそが、差別の問題を考えていくためのデフォルトであり、まっとうな出発点なのではないか。

マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち /杉田 俊介 | 集英社 ― SHUEISHA ―

インサイドヘッド2(観終わらなかった)

閑話休題。
今日は昼間、家人が留守だったので、リビングの我が家で一番大きなテレビで『インサイドヘッド2』を見ようと思っていたのですが、一場面一場面に感想を書き留めておきたくなり、半分まで観終わったところで家人が返ってきてしまい、途中で断念しました。

インサイドヘッドほんとにすごいんですよ……。
感情について理解する手助けになります。

このnote、劇評や書評を意外と読んでいただけているので、そのうちアップしたいと思っています。

ワンピース買えた

帰宅した母と夕飯を食べに外出し、ついでに寄り道したら、欲しかったワンピースが半額になっていて即購入。
色違いをすでに持っていて、めちゃくちゃ着やすかったので、別色も欲しかったのです。
はあああ、半額とかありがたすぎる。
まだ売れないで残っていてくれただけでもうれしいのに~!

『地球と書いて<ほし>って読むな』

また、本屋で数日前に探し当てられなかった本を今日は発見できて購入。
おお、今日はなんか買いたかったものいっぱい変えてうれしい。

『地球と書いて<ほし>って読むな』(上坂あゆ美/文藝春秋)

ライムスター宇多丸さんの「アフター6ジャンクション2」(TBSラジオ)で紹介されていて、でもパラ見してから買いたかったのです。

パラ見してみたら、前書きからビシビシ来る。

どうやら私には、真実至上主義みたいなところがある。(中略)
わたしはそのまま中学生になって高校生になって『正しいかもしれないけど言わんでもいいこと』をやっぱり言いまくって、そしてもはや正しくもない上に言わんでいいことも言いまくって、人間関係を破綻させ続けていた。(中略)
おそろしいことに、自分の言動が本当にヤバいと気づいたのはたった数年前だ。とある人に「上坂さんは自分の両手がシザーハンズだってことをわかっておいた方がいいですよ。上坂さんが通ったあとの道にはたくさんの血が流れてます。あなたには見えないのだろうけど」とまで言われ、やっと気づいた。(中略)
私は真実を喰らって生きるタイプの魔物なのかもしれない。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919225

おおおおお、面白そう……。
また面白かったら感想(書評)書きます。


まじで雑感駄文でした。
読んでくださった方、お目汚しすみません~。

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