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日常の話

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最近読んだ本や見た映画など日常のことについてまとめています。
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分岐点といえるほど大それたものではないけれど、人生の選択肢の話。

分岐点といえるほど大それたものではないけれど、人生の選択肢の話。

冬が近づくと街もスーパーマーケットもクリスマス装飾に飾られて、あっという間に年の終わりを感じさせる冬。

あの人生の分岐点で、タイミングで、電車に乗って、あるいは飛行機に乗って、または徒歩であの場所まで行って、あの人たちに会いに行って、もしくは偶然会って。たくさんの選択肢を選び決め覚悟を取ってきたじぶんの、現在の立っている場所をいま振り返って考える。



例えば、「ヴァンショVin chaud

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気づかずに通り過ぎることだけは避けたい愛を書き連ねる

気づかずに通り過ぎることだけは避けたい愛を書き連ねる

・夏の早朝の透き通った空気

夏の朝はやく、5時でも6時でもいい。
まだ暑くなる前の透き通った空気、騒音のない静かな雰囲気、誰にも汚されていない時間帯。まだ鳥も人間も目が覚めていないような、世界中がまだ眠っているような、そんなぽっかり穴があいたような空間にただひとり、起きる。この世界をはじめるのはわたしだ、と高らかに宣言しても誰も聞いていないような、そんな見放された時間がとにかく好きだ。

・ヨー

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たいしたことある日々のこと230730

たいしたことある日々のこと230730

暑苦しくて眠れない日々が続いていたのに、7月後半になると朝6〜7時なんか肌寒いほどの気温になり、半袖で外に出たら寒くて鳥肌がたってしまうようなプロヴァンスの日々。

暑さのピークは越えたのだろうか。でも日中は暴力的な日差しが続き、買い物に行く片道十分程度の移動を繰り返すだけでも腕も足もしっかりと黒くなっている。まるで焦げたバゲット(ごっつい全粒粉パン?)を4本、身体にぶら下げているよう。

そもそ

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たいしたことある日々のこと230628

たいしたことある日々のこと230628

弁護士訪問の日のことである。

その事務所の廊下はまったく電気がついていなかった。探している部屋の扉に書いてある名前すらも携帯電話の光をつけなければわからないくらいだ。わたしたちはもしかすると騙されてしまったのだろうか、そんな不安が頭をよぎる。三階のそのフロアの端から端までを探しても見当たらず、一度地上階に戻る。そして住人だろうか、あるいはその質問をよく受けるのか、学生のような若い男の子が言った。

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たいしたことない日々のこと220618

たいしたことない日々のこと220618

プロヴァンスはフランスの一部であるけれど、プロヴァンスがイコール・フランスそのものになるとは限らない。

いわゆる多くのひとが一般的に想像する「フランス」は「パリ」のイメージで、プロヴァンスははっきりいってそういうものとは真逆のような気すらする。オスマン様式のアパルトマンに囲まれた都市ではないし、メトロもエッフェル塔も凱旋門もない。エクス・アン・プロヴァンスなら高級感のある雰囲気は感じられるけれど

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たいしたことない日々のこと220608

たいしたことない日々のこと220608

先週末、折り紙のワークショップを近郊の街でやってきた。

ひとりで老若男女のフランス人を相手に、とはいえ主に小さい子どもが多くて2日間で50人以上折り紙を教えただろうか。2週間前にも同じようなイベントを実施したから、慣れていた部分もあったし今回はより静かな環境で、ゆったりと時間をとって実施できたのも良かった。総じて充実した週末。

そして、心に響くような言葉を抱えきれないほどもらったのだった。

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たいしたことない日々のこと211116

たいしたことない日々のこと211116

5年以上も前に買って、大事していたカップが今日割れた。

2017年、1度目のフランス留学のときも2020年秋からの2度目の滞在も(長期間で捉えれば2度目といっても差し支えないだろう)ずっとこのひとつだけはスーツケースの中に入れて、必ず毎朝のコーヒーかミントティーを入れて飲んでいた愛用品。

手捻りのような手持ちのやわらかさと、口元にかけてひろがってゆくゆるやかな曲線と、手にもつたびに安心感があっ

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もう一つのあったかもしれない世界を想像してみる201123

もう一つのあったかもしれない世界を想像してみる201123

今年の夏前頃から書いている日記のタイトルを「たいしたことない日々のこと」としていたものの、ここ最近の出来事はたいしたことがあるじゃないか、と思い直して、あらためて違うタイトルがいいな、何にしようかなと思ったら単純に記事ごとに別個のタイトルをつければ良いだけの話だった、と一周回って普通の日記を書くことにした。

前回は1ヶ月前。目まぐるしく過ぎ行く時間に心の方が追いついていなかったようだ。

忘れた

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たいしたことない日々のこと201015

たいしたことない日々のこと201015

たまたま散歩がてら訪れたモンマルトルの丘にあるサクレクール寺院で祈りの場所に少しだけ座っていたら突然ミサが始まったから、心の準備ができていないわたしはその勢いにうまくなじませるように慌てるそぶりを何一つ見せないよう、神父の声に耳を傾けた。10月第一金曜日の話。

ミサの構成はサンティアゴデコンポステラ巡礼のときと同じだ。神父からの言葉が始まり、賛美歌を歌い、聖体拝領があり。巡礼の道の途中、スペイン

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たいしたことない日々のこと201002

たいしたことない日々のこと201002

一昨日から起床後に気だるさがあり、いやな感じだなと思いながら可能な限り予定以外は家に戻ってゆっくりと休む時間を確保した。その日は各方面と口論したりもめたりした後だったので気持ちは殺気立っていたし、精神的に疲弊してぐったり。すると案の定昨日に発熱。37,6度、夕方には身体が熱く38,0度。久しぶりの8度台だ。

ここのところ、体力というよりも精神力ががりがりと日々削られている。何か手を伸ばしてこれだ

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たいしたことない日々のこと200920

たいしたことない日々のこと200920

ちょうど昨日、巡礼者を街で見かけた。家の前の通りで、まっすぐと前を見つめ重たいリュックを掲げながら歩く男性。そこは巡礼路のルートから外れているからたぶんそのひとは何か必要にかられてこの道を通ったのだろう。初老の男性、背負ったリュックの汚れ具合、上部に飾られた帆立貝、靴の姿からみてここから新しく歩き始めたひとではない。パリでそういう姿をみるなら、彼はいったいどこから歩き初めているのだろう?

彼から

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たいしたことない日々のこと200906

たいしたことない日々のこと200906

8月中旬に更新したブログを読んでみると、その頃はビザ取得に関する事柄で頭を抱えていたようだ。結局のところこれは長引いて、すべての書類の問題が解決したのは渡仏3日前くらい。とにかく時間がかかったし直前までは不安でならなかった。それでも今は無事にフランス・パリにいる。

ようやくたどり着いた、というわずかな安堵感があるものの、あまりにもシームレスにかつ滑らかに入国しPCR検査もせず、友人と再会、アパル

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たいしたことない日々のこと0724

たいしたことない日々のこと0724

どうでもいい記録の日記、たいしたことない日々のこと。

あまり発する意味や意義を感じない言葉、思考、生産物のなりそこない、それでも見られることを意識しながら書くこと、あるいは時間の変容でどれくらい考え方が変わっているのか知りたくて不定期にnoteでの日記は残しておこう、と思い更新する。あまり読み返しはしないからほぼ一発書きで。



更新曜日を気にせず、書きたいことを書くようにしよう。ここのとこ

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たいしたことない日々のこと0628

たいしたことない日々のこと0628

どうでもいい記録の日記、たいしたことない日々のこと。

あまり発する意味や意義を感じない言葉、思考、生産物のなりそこない、それでも見られることを意識しながら書くこと、あるいは時間の変容でどれくらい考え方が変わっているのか知りたくて不定期にnoteでの日記は残しておこう、と思い更新する。あまり読み返しはしないからほぼ一発書きで。



先週のわたしから今週のわたしへ繋ぐメッセージ。日曜日に更新する

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