たいしたことある日々のこと230730
暑苦しくて眠れない日々が続いていたのに、7月後半になると朝6〜7時なんか肌寒いほどの気温になり、半袖で外に出たら寒くて鳥肌がたってしまうようなプロヴァンスの日々。
暑さのピークは越えたのだろうか。でも日中は暴力的な日差しが続き、買い物に行く片道十分程度の移動を繰り返すだけでも腕も足もしっかりと黒くなっている。まるで焦げたバゲット(ごっつい全粒粉パン?)を4本、身体にぶら下げているよう。
そもそも、なぜ日焼けしたくないってみんな言うんだろうという基本的なところに立ち返ってみる。痛くなったり赤くなったりしなければほどよく焼けているほうが健康的。東洋の考え方として、白いほうが美しい、儚くて消えてしまいそうなところに無の境地、禅の美を感じるとかだろうか?西洋の価値観なら白すぎると陽を避けていることが「病的で不健康」のイメージ。
要は自分が日焼け止めを塗るほどまめじゃないし、うまく肌が痛くならずに焼けてしまうというありがたい身体のおかげで、そういう事が言えるのかもしれない。
そういえばちょっと前に、上野千鶴子の東大入学式祝辞をたまたま読んで、これは肝に銘じておかなければと思ったのだ。じぶんの当たり前は、誰かの当たり前ではない。
培ってきた技術、経験、もともとある環境。あらゆることを自らの努力で成し遂げたと思いがちだけど、それができる土台があったってことを忘れないようにしないと。
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Twitterが急にXという名称になった。
2009年からのTwitter愛好者からすると今回の騒動に言いたいことはたくさんあるし、様々な人がTwitter遺書などを書いていたのをしみじみと読んで、ちょっとだけ寂しくなった。林信行さんのTwitterセミナーなんか2009年六本木ヒルズで聴きに行った記憶もある。2010年にはイベントを開いたならUSTREAM中継、ハッシュタグで書いて中継、あの時LT(ライトニングトーク:短い時間で簡潔にプレゼンするスタイル)なんかも流行ってて本当に新しい時代、新しいムーブメントが来ているんだという実感があった。インターンの仕事ではiPhoneを会社から貸し出してもらい、2010年にiPadが発売されて当時はITのムーブメントがすごかった。六本木にも渋谷にもよく出入りして、新しいApple製品が出るたびに話題になって。
それが南青山のオフィスでくすぶって、幡ヶ谷の友人宅に入り浸り、赤坂に通う日々と、朝まで渋谷で飲んでいた頃の、20代前半のはなし。
あれからもう10年以上も経っている。
懐古主義的になりたいつもりはないし、昔はよかったなとも思わない。なぜなら経験を積んだ今のじぶんが圧倒的に好きだから。変化なんてあって当然。ただ、お金があれば好きにできるんだなという様を見て、資本主義世界のルールを思い知らされた気がする。そりゃ既存のプラットフォームを使ってXというサービスや仮想通貨や、新たな仕組みを作れたらゼロからイチにするより手っ取り早い。まあ、マスクなりの実現したい未来があるのだろうとなんとなくぼんやり傍観している。
ツイッターがXという名前になっても同じ機能さえあればそのまま使い続けるような傍若無人さもじぶんは持ち合わせているから、ユーザーとしての立場はなんと気楽というか、無責任というか。
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旧来の仕事仲間、友人からのありがたい言葉をいただいて、それに恩返しする形で生きていきたいと思うなどする。やっぱりそれは金銭的なものでお返しするよりも、わたしが成功することが一番の恩返しになるのかなって。
彼らと出会ったのは2010年だった。いま2023年、あらゆる経験をしてまた再び、以前とは違うじぶんで、彼らと関われることがとても嬉しい。
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ウィンドサーフィンが楽しくて、それに日々のめり込んでいる。最初はうまくできないかもと緊張していたけど、今は毎日やりたい。水の上を走る高揚感、爽快感、開放感。あらゆる形容詞を使っても足りないほど、心が満ち足りる。自由になれる。自然と溶け込む快感。
もう一週間ほど集中レッスンを続け、特訓し、8月もウィンドサーフィンの上達に磨きをかけよう。
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後悔のないほどに、2023年は面白い年になっている。
なんでも動いてみること。初めてみること。試してみること。頭でっかちにならず、身体を動かすこと。ジムだって去年の8月から始めてもう1年が経って、いまだに週1は最低、週2〜3のペースを守りながら行けているのも上出来。痩せたわけではないけど、体つきは結構変わった。あとやれば身体が変わると実感できるし、あらゆる全身の筋肉を動かすのは頭を空っぽにできてとても気持ちがいい。
2023年は足枷を外す年にする、とどこかで書いたような気がする。既に現時点で思いっきり外れているので、このまま下半期も遠くの場所まで行けちゃいそう。
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