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ちゃんぽんビート by あふろざむらい
2023年4月2日 06:45
企画って、理想と現実のギャップを埋めるという作業なのかもしれない。そうすると、やっぱり、理想のイメージを具体的にもっている必要があるんだろう。たとえば、いい生活がしたい、というのは多くの人が望んでいることだと思う。いい生活ってなんだろう。たとえば家族。妻がいて、子どもがいて、海に近い町で生活したい。自分でハンドリングできる仕事があって、ストレスも少ない。少なくとも質の悪いストレスに常にさらさ
2020年11月13日 12:14
人生にはしんどい時期がある。そういう時、偉人の言葉とか、はげまし系のブログを読んで、勇気づけられることがある。いいことだ。しかし、そこで終わってはいけない。「今のままのあなたでいい」というたぐいのことが書いてあっても、そうじゃないのだ。「今のままのあなた」でよかったら、うまくいっているはずなのだ。でもうまくいっていない。じゃあ、このままではいけないのだ。今の状態はあなたの人格を否
2020年11月7日 10:01
仮面は他の存在になる道具だ。宗教的な儀式において、仮面をつけた人間は神や神に近い存在になる。それが「三丁目の山田さん」だったとしても、その空間、時間においては、本人は神的な存在だし、それをみている町内会の人たちも「山田さん」ではなく神である、神に遣わされた存在であるという認識になる。人間は、自分がそうであると信じている存在になる。会社でも、一般社員が係長になり、課長になり、部長になり、と昇
2020年11月6日 18:27
問うことによって、問いが磨かれていく。誰かに問えば答えが戻ってくるが、自分に対する問いはかならずしも回答が得られるとは限らない。答えを得るために問うというよりは、自分を深化させるために問うのだ。他人に質問するときは、相手を見極めなければならない。真面目に答えてくれる人を選ぶこと。答えを持っている人を選ぶこと。ラーメン屋さんに「あなたにとって自転車とは?」などと問うても、「出前に使います」とか
2020年11月5日 10:27
問いの立て方が大切だ。物事に向き合う時に、事前に、なにを得たいのか、なにを得られるのか、調べておく。そして、そこから問いを立てる。講演会、読書、なんでもそうだ。マインドフルネスも、自分の状態や今この瞬間への問いだ。自分はどういう状態なのか、望ましい状態とどの程度乖離しているか。問い続けることによって、問いのクオリティがあがっていく。物事はなんでも、繰り返すことによって洗練されていく。た
2020年11月4日 13:43
マインドワンダリングという言葉がある。マインドフルネスの反対語で、思考が勝手にさまようことを言う。気がつくと、昔のことを思い出してムカついていたり、お先真っ暗な未来を想像して絶望していたりする。それがマインドワンダリング。そういう状態に、早く気づいて、取り込まれないようにするのが大切だ。しかし、意識的にマインドワンダリングするのはいいらしい。想像するに、意識的なマインドワンダリングは新し
2020年11月3日 09:40
味わい尽くす。マインドフルネスのキーワード。今この瞬間に意識を向ける。歩いているときは、筋肉の調子や、空気、地面の凹凸などに意識をむける。ごはんを食べているときは、食べ物の匂いや食感、味わい、のどごし。映画を観ているときもそう。登場人物がどんな気持ちなのか、彼の目にはなにが見えているのか、なにを考えているのか。あの痛みはどんな痛みなのか。読書も同じだ。作者はどんな気持ちでこの本を書い
2020年11月1日 20:15
禁煙と婚活。共通点はなんだろうと考えてみた。人生をよいものにしたい、ということだろう。これは多くの人が望んでいることと思う。「おれは不幸になりたいんだ!」という人は、自暴自棄になっているだけで、心の底では幸せになりたいんだと思う。ドラマとかで、最後に素直になって「お、おれはただ、うらやましかったんだよぉぉぉ!」なんて、泣き崩れる役。そういう時、美人看護婦なんかが胸で抱きしめてくれれば
2020年11月1日 14:42
マインドフルネスとは、過去でも未来でもない現在にだけ意識をむける体験だ。過去でも未来でもないということは、どんどん深化していくと、最後には本当に、今この瞬間だけになる。つまり、自分という意識もなくなるんだろうか。もちろん、これは極端な例だけど、本当に今この瞬間に集中したらそうなるんじゃないか。本当にできたらすごいことだ。日常生活に支障がありそうだ。ぼくはさいわいそんなことはできない。日常