床の間でのお辞儀、何にお辞儀しているの❓
今日は床の間でお辞儀をする時、一体何にお辞儀をしているのか、先生にうかがたった日のことをお話ししましょう。
お稽古場ではお客さんの役割をする時にはお茶室に入るとそのまま床の間の前へ進み拝見をしていました。
床の間の前でお辞儀をして掛け物を拝見。次にお花の方を向いて拝見して、再び掛け物の方を向いてお辞儀。
まだ中学生だったワタシにこの手順は「お床の拝見」としてセットになって刷り込まれました。
ある時、お稽古でお席入している時に一緒に入っていたお稽古仲間とこれは何にお辞儀をしているんだろうかという話になりました。
すると先生が「お床にお辞儀をするのは、ものに対して頭を下げているのではなく、飾ってあるものの作者に対し、敬意を表しているの。ものじゃないのよ」と。
お稽古を始めた当初はとにかく言われたことをやるのに必死で、そのまま型が刷り込まれていたのですが、何年も続けているうちに少しずつ余裕が出てきます。そんなある日、お辞儀の理由についてお席の中でお話をうかがうことができました。
以来、お軸を拝見している時には、目の前のお軸を見るだけでなく、制作されている時の景色や作者の方のことを思い浮かべることができるようになりました。ゆっくりとひとつずつ時間をかけて教えてくださった先生に改めて感謝です。
今日もお読みくださりありがとうございました。
スキやフォローが励みになります❗️
* * * *
インスタグラムのアカウント
お茶くらぶ @c.greenteaclubでは
お茶のこと色々御紹介しています。
フォローやいいね、お待ちしています。
アカウントへはこちらから
* * * *
インスタグラムのプライベートアカウントでは
【新しいお茶の世界】やバナナ抹茶ラテの動画も。
アカウントへはこちらから
* * * *
◇stand.fmにてゆるっとお茶のこと音声配信中❗️
アプリをダウンロードしなくても聞けます‼️
聞くだけお茶に親しむ🍵
どうぞお気軽に😊
↓ ↓ ↓
《ちづココ🇫🇷チャンネル🍵お茶と親しむ🍵🌍🌿》