読書人間📚『絶望図書館〜立ち直れそうもないとき、心によりそってくれる12の物語』頭木弘樹 編
『絶望図書館〜立ち直れそうもないとき、心によりそってくれる12の物語』 頭木弘樹 編
第一閲覧室「人がこわい」
第二閲覧室「運命が受け入れられない」
第三閲覧室「家族に耐えられない」
第四閲覧室「よるべなくてせつない」
いろんな作家さんの作品を集めたアンソロジーです。
三田村信行/佐々木マキ
筒井康隆
山田太一
ウィリアム・アイリッシュ
安部公房
李清俊
川端康成
シャーリィ・ジャクソン
キャサリン・マンスフィールド
カフカ
手塚治虫
アンソロジーって苦手なんですが、
やっぱり苦手かも。あはは。
しっくりこない作品に当たると途中積読しちゃうんですよねぇ. .(あー、私けっこう積読家. . . )
購入し読み出してから2ヶ月は経ったかもしれません。
私には読み時が違ったかなという感じもしなくはありませんが、太宰治にカフカの言葉はスッと納得させられます。
とすると、面白かったのかも?途中下車ながらも馴染んでいたのかもしれません。
文学好き読書家の為の本と言う雰囲気がありますが、世代関係なく長く広く読めるアンソロジーだと思います。
なかでも
【居場所がどこにもないという絶望に】
『ブラック・ジャック』よりハッスルピノコ / 手塚治虫
奇形脳腫から生まれた19歳の幼児ピノコ。
親はどこへ?姉からは拒絶され、
ブラック・ジャックからも養子に出されるピノコ。
それでもピノコは諦めない。
ピノコピノコ、愛しいピノコ。。。
私も落ち込む時はピノコの気持ちになっちゃいます。
久しくピノコに逢えて嬉しいです。
愛しいピノコをお出迎え出来ただけでもオッケーですね。
本を読まないということは、
その人が孤独でないという証拠である。
太宰治
カバーデザイン、本文レイアウト/ 川名潤
カバー写真 / Central Press/ Getty Images
佐藤正彰
斉藤真理子
品川亮
ちくま文庫
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