家族になりやすい街|暮らすように旅してみるニューヨーク編
ニューヨークで毎日でも行きたいのがグリーンマーケット。
グリーンマーケットとは、近隣や地元の農家がテントを張り、野菜、果物、パン、魚、肉、乳製品、ハチミツなど、さまざまな新鮮食材を地元の人向けに販売している市場のこと。
旬でオーガニックのものが多く、出ているお店も毎日違うので見て回るだけでも楽しめる。
歩いていると、ポテトファーマーのおばさんが、「あなた昨日も来てたね!どこから来たの?」と声をかけてくれた。ポテトの種類や栽培方法についていろいろ聞いていると、「次にニューヨークに来るときは、うちに泊まって!もう家族だから!」と、ポテトと自宅の住所と電話番号を持たせてくれた。
両手いっぱいに持たせてくれたポテト。こんなに食べられない…けど食べます!ありがとう。
市場には、葉野菜や新芽野菜(スプラウト)の種類も多く、いろいろ試したいなと見ていた。すると、「ワォ、ジャパニーズ?」とお店の女性に声をかけられる。
「ナガノケン、イキマシタ」と、どうやらお母さんが、長野県出身の日本人だそう。
蕎麦は長野で見つけた商材とのこと。蕎麦の新芽が食べられるなどと知らなかった日本人のわたしに、蕎麦の新芽をサービスしてくれた。
健康効果もバッチリ仕入れたので、早速お部屋に戻ってサラダにしてみた。日本が逆輸入する日も近いのかもしれない。
ニューヨークは、もっとドライな街だと思っていたけど、2回会えば、「マイシスター」、「マイファミリー」と受け入れてくれる暖かさは、他の国ではなかなか味わえない。
それにしても、暮らすように旅してみるとは言っても、わたしの観光客臭は消えないものだと痛感。
日本では変わり者と言われても、海外に出ると、ザ・ジャパニーズなのだそうだ。
↓今回訪れたのはこちらのグリーンマーケット。ニューヨークで一番大きい。