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わたしらしいライフスタイル“真・丁寧な暮らし”とは|いろはレシピ

今週は、家にこもって仕事をしていたので、今日は、お花を買って、カフェによって、軽食とコーヒーをいただいて、少し仕事をし、帰ってきた。

丁寧な暮らしとか、スローライフって、いいなと思うけど、はっきり言って、暇な日でないとできない。
そんなに暇じゃないし、仕事をしている時間も好き。仕事は大変なこともあるけど、ないとやっぱり物足りない。

毎朝、雑巾で床を隅々まで拭き、お庭でハーブを栽培し、オーガニックな旬の食材で日々の食事を作るのが、いわゆる“丁寧な暮らし”。

丁寧な暮らしを大雑把に言うと、家事や料理を丁寧にこなし、素材感や季節感を大切にしながら日々を過ごすライフスタイル。

なんだか精神的な余裕を感じる「丁寧な暮らし」がしたい。
だけど、現実は、日々の仕事や時間に追われ、それどころじゃない…という人は、わたしだけじゃないはず…ですよね?

丁寧な暮らしの3要素

数年前から憧れのライフスタイルの代名詞として使われてきた「丁寧な暮らし」。
『リンネル』『暮しの手帖』『&Premium』『天然生活』などの暮らしを楽しむ雑誌や、インスタグラムのハッシュタグでも度々目にするライフスタイルです。

わたしなりにその暮らしぶりを解剖してみると、丁寧な暮らしの3要素が浮かび上がりました。

<丁寧な暮らしの3要素>
1 手間をかける
2 素材にこだわる
3 手作りにこだわる


その三要素を詳しくみると、このような感じです。

1 手間をかける

毎朝、雑巾掛けをする。
お裁縫をする。
お庭でハーブや野菜を育てる。
季節の花を生ける。
器やテーブルコーディネートにこだわる。

2 素材にこだわる

野菜や果物はオーガニック。
お洋服もオーガニック。
部屋はナチュラルテイスト。
洗剤は液体石鹸。
お化粧品はノンケミカル。
シャンプーはボタニカル。

3 手作りにこだわる

家庭菜園の野菜を使ったお料理。
手作りホットケーキやクッキーのおやつ。
ハンドメイドのアクセサリー。
自家製の味噌やぬか漬け。
料理はもちろん手作りで7品以上。

丁寧な暮らしの上っ面感

まとめてみて感じたのは、そこはかとない上っ面感。
そんな昭和な暮らしは無理…昭和生まれやけど、仕事もしてるし、家のことよりもやりたいことがたくさんあります。
だから、掃除や料理に時間をかけすぎるのは、わたしにとっては“丁寧”に生きているとは言えないのです。

誰かの作った“丁寧な暮らし”に縛られなくていい

人生における優先順位って、人によって違うと思うのです。
だから、料理や掃除にこだわることだけが“丁寧”じゃない!

掃除も、雑巾掛けで床が清まるのも素敵だけど、最新のマシンを使って体力を消耗しない選択もあり。

洗い物も、泡立たない液体石鹸を使って汚れをとるのに時間をかけなくても、少ない量で泡立つ洗剤や、食洗機で洗ってもいいし、ハイターで茶渋のついたカップやシンクをピカピカにして、殺菌も同時に完了したっていい。

食事も、今は美味しいお惣菜があるし、時短調理器具を使ってもいい。買い物も宅配に頼ってもいい。

買い物や掃除、料理に手を抜いてできた時間を、家族の団欒や、勉強の時間に使うのも丁寧な暮らしです。

そんなふうに、自分を大切にできるライフスタイルが、丁寧な暮らしの本来の意味、“真・丁寧な暮らし”なんじゃないかなと思います。

真・丁寧な暮らしとは、自分の命が有限であることに気づくこと

“真・丁寧な暮らし”を具体的にすると、

・拭き掃除もたまにするけど、ルンバにもがんばってもらう。
・簡単でいいから1品手作り料理にしてみる。
・生のお花を1輪、部屋に置いてみる(豆苗でも可)。

「なんだかできそう」そう思える心の余裕こそ、大切です。

そして、もう気づかれている方もいるかもしれませんが、丁寧に暮らすことは、人生の「目的」ではなく、「手段」でしかないのです。

丁寧の暮らしの先に、どんな世界を見たいのか、どんな自分でありたいのか。
それをすっ飛ばして、「やること」や「揃えるもの」に気をとられると、人生を丁寧に扱えない人になってしまいます。

だから、真の丁寧な暮らしとは、自分の命が有限であることに気づいて、1日いち日を、自分のありたい姿を体現するために大切に生きること。

そんな、丁寧の本質に気づき、食事で手を抜きたいときに、いろは醤油が役立ったり、この「いろはレシピ」の発信で心を緩めて、自分を大切にできる人が増えたらいいなと思い、日々仕事をするのが、わたしにとっての丁寧で豊かな暮らしです。

いろいろあり、いろは醤油の事業を、一人で引き受けることになりました。やることの棚卸しから始めたところです。
つくること、伝えること、届けること、広めること…やることはたくさん。
まずは会社名を決めるところから。
会社名ってどうやって決めたらいいんやろう。
アイデアある人、助けてください。


初心忘れず、新会社の進捗もnoteで報告しつつ、がんばってまいります。
何か始めるって、大変だけど、楽しいはず。
丁寧に、一歩ずつ。

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芳中 千裕|Chihiro Yoshinaka
最後までお読みいただきありがとうございます。 スキやフォローも嬉しいです。 サポートは、noteに書きたくなる体験に使わせていただきます。 今後とも、著書『淡麗女子のススメ』や『いろは醤油』ともども、よろしくお願いいたします。

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