2週間で最も血糖値が上がった瞬間
24時間、血糖値が測れるというリブレを2週間装着してみて、特に食後の血糖について意識して観察してみました。
自分でも意外なもので一番血糖値が上がったので、紹介していきます。
最も血糖値を上げた食べもの
ズバリ、おやつのバナナ1本でした。この2週間、家ではお肉や魚、野菜、お米、パンなどいわゆる普通の食事をしながら、外食時はラーメン&餃子セットやスタバのコーヒーなどを食べたりしていました。でも最も血糖値が上がった瞬間はおやつに食べたバナナ1本でした。空腹時に食べたということもありますが、果糖の吸収率の高さを改めて実感しました。ただその後、一度上がった血糖値は下がりすぎることもなく、急激に下がった後に元の空腹時血糖位の値に戻っていました。
パンを食べる前に、罪悪感を減らせるもの
個人的に朝食はどうしてもパンを食べたい(お米を食べる気になれない)タイプですが、血糖値やグルテンの問題など色々思うところがありました。理想はパンを食べないこと一択なのですが、どうしても現状ではやめられない。。。
ということで、血糖コントロール対策として、パンを食べる前に素焼きのアーモンド10粒程度摂取しました。
アーモンドを摂取した場合とそうでない場合の血糖値を比較すると、パンを食べる前にアーモンドを食べた方がそうでない時よりも血糖値の上昇が半分程度に抑えられていました。
リブレの体感の解離
2週間、リブレを装着してみて思ったことは実際に血糖値が上がったり下がったりしているからといって、体感的にイライラが増したり、眠気に襲われたりということがありませんでした。食後は少々上昇しても、下がりすぎることなく元の血糖値に戻ることを繰り返していたからだと思います。
血糖コントロールができている理由
私が血糖値を自然にコントロールできている理由は大きく2つあると思います。
一つは血糖値が過度に上昇しないよう、食べる順番を習慣化できていることだと思います。もう習慣化しているので全く無理なくできています。
まずは野菜、海藻などの食物繊維を食べ、その後肉や魚などのタンパク質、最後にお米を食べるようにしています。おかずでお腹がいっぱいになるときはお米を食べないこともあります。
ただ長く炭水化物をたくさん食べていたり、いわゆる糖質依存の状態だと食べる順番を変えることも難しく、いきなりラーメンや丼ものをがっついたりしやすいです(私も過去にそうでした)。なので、一番のおすすめはまずは食事の時のタンパク質摂取量を増やすことです。身体がタンパク質で満たされてくるとなんとなく余裕ができてお腹は空いても炭水化物にがっつかなくなります。
そしてもう一つは運動が習慣化していることです。これがなかなか難しい人が多いのではないかと思います。私の場合は毎朝20分のウォーキングと週2回のトレーニングを行っています。が毎日のウォーキングだけでも効果はあると思います。運動はインスリン(血糖値を下げるホルモン)の効果を高め、細胞内に糖を取り込んで代謝しやすくしてくれるので、ぜひ生活に取り入れてみることをおすすめします。
血糖が心身にもたらす影響
食後の高血糖はさまざまな病気(癌、認知症、血管疾患、精神病、、、まだまだあります)と関連があると言われています。また1日の中でも食後の眠気やイライラ、不安感、集中力の低下、疲労感など心身の不調としても感じられやすいです。長期的にみても短期的にみても良い影響はありません。反対に言えば日々の不調は血糖コントロールにより改善する可能性があります。血糖コントロールを制するものが人生を制する!といっても過言ではありません。現在不調を感じている人は一度自身の血糖値を知ったり、血糖値を上げすぎない食べ方や食べ物を摂取していくことを試してみてはいかがでしょうか。
何に反応しやすいかは個人差がある
今回は私自身の経験から血糖値を上げる食べ物について紹介しました。一般的に血糖値を上げる食べ物は情報として出回っていますが、実際は個人差があるとも言われています。なので普段食べているもので、何に自分の体は反応しやすいのか、反対に何だったら大丈夫なのかなど観察してみることをおすすめします。今回使用したリブレはAmazonで購入したフリースタイルリブレです。取り扱い説明書もあり(youtubeでも分かりやすい取付け方の動画がたくさんあります)、自身で装着も可能なため、ご興味のある方は試してみてください。また24時間モニターでスマホのアプリから確認できるようになっているので、夜間低血糖が疑われる方やいちいち測定するのが時間的に難しい人でも経時的変化が追えるので便利です。
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