小麦を「警戒」したい理由
こんにちは!
アトピー改善アドバイザーのちーちゃんです。
今日は
小麦を「警戒」したい理由
をテーマにお話ししていきます。
以前、小麦粉に含まれるグルテンが、私たちの周りに潜む慢性的な不調(アトピーやアレルギー症状)を引き起こしているという記事を書きました。
グルテンは年々の品種改良により
どんどん含有量が増えており、
私たちの腸内環境を荒らし、あらゆる疾患を生み出してしまっています。
今回は、グルテンに加え、
小麦生産時に多用されている農薬グリホサートの危険性について詳しく触れていきます。
意外と知らない!?グリホサート
グルテンについて聞いたことがあっても、
グリホサートは聞いたことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
グリホサートとは、除草剤の一種で、
発がん性や腸内環境の破壊から来る病を引き起こすことで知られています。
日本では、小麦の9割を輸入に依存しています。
農林水産省による2017年の調査では、
国産や有機の小麦からは残留したグリホサートは検出されていませんが、
アメリカ産の小麦からは97%、カナダ産からは100%残留したグリホサートが検出されました。
それもそのはず、
日本で市販されているパンの殆どからグリホサートが検出されています。
海外のグリホサート散布が悪質な訳
有機栽培がグリホサートを使わないのは納得ですが、有機栽培でない国産小麦から残留したグリホサートが検出されなかったのはなぜでしょうか。
そこには、海外と日本のグリホサートの散布方法の違いが挙げられます。
海外は雑草だけでなく、小麦を含む畑一帯に容赦なく散布します。
日本では、一般的には雑草に除草剤をかけるよう慎重に配慮しているようです。
さらには、海外では大量に散布された除草剤を乾かすために、また別の農薬(防腐剤)を噴霧するのです。
*収穫後の農薬散布をポストハーベストと言います。外国産の野菜や果物にも該当します。
腸内環境を荒らしまくるグリホサート
ここからは、グリホサートの知っておきたい恐ろしさについて見ていきます。
グリホサートは、植物の成長に必要なアミノ酸を作るシキミ酸経路を破壊することで、雑草を枯らします。
腸内細菌の善玉菌の多くはシキミ酸経路を持っていますが、悪玉菌のクロストリジウム菌という菌の多くはシキミ酸経路を持っていません。
つまり、グリホサートの体内摂取により、腸内細菌のバランスが崩れクロストリジウム菌が多くなることで、
増えすぎたクロストリジウム菌が脳神経を傷つけるというのです。
腸内環境の悪化は、
通常の排泄手段である便、尿、汗でまかないきれず、皮膚の慢性的炎症であるアトピーや鼻炎、花粉などのアレルギーを起こします。
日本人の多くが小麦に含まれるグルテン不耐症ということに加えて、
腸内環境を荒らす残留農薬グリホサートは、小麦によるあらゆる疾患を発生、加速させてしまうことは言うまでもありません。
ちょっとした工夫
染み込んだ残留農薬を除去するのは至難の業です。
小麦に関しては、長年アトピーやアレルギー症状を抱えてきた私はなるべく控えていきたいと思いますし、やむを得ない場合は有機栽培や国産小麦を選びたいと思います。
ガチガチにするとストレスが溜まってしまいますから。
アトピー患者さんは、頑張り屋さんやストレスを痒みに変えてしまう方が多いので、例えご自身の健康のためであっても、自分を追い込むことはやめてくださいね!
あれもだめ、これもだめ、ではなくて、
ああしたい、こうしたい、そうしたら健康になれる!という風に、前向きな言葉を使い、それを脳に自分に刻んでいきましょう♫
それから、オーガニック、有機栽培と記載のない農産物は、出来る限り重曹水に浸してよく洗うようにしています。
先日コストコで購入したぶどうを触ると、手が真っ黒になりました。これこそポストハーベストだと痛感しました。
何度もすすいで、重曹水に暫く浸け、よく洗い流してから食べました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
皆さんの暮らしが快適で笑顔に満ちたものになりますように♡