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カセットboyの読書記録

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2022年4月の記事一覧

本日の読書

本日の読書

『OUT』から25年、女性たちの困窮と憤怒を捉えつづける作家による、
予言的ディストピア。

こういう謳い文句だと読みたくなるじゃないか٩( ᐛ )و
書店で手にし、アマゾンのレビュー等も参考にせず即購入。
で、読みはじました。

「燕は戻ってこない」桐野 夏生 (著)

で、半分で挫折(๑╹ω╹๑ )
物語として「OUT」を想像すると泣きを見ます。
全く違う物語。
代理母、不妊治療といったことが

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海外小説オールタイムベストとカタカムナ

海外小説オールタイムベストとカタカムナ

「海外長編小説オールタイムベスト」が掲載されてました。
どこが、誰が選んだのか、その出典は分からなかったけど、
なるほどと思える作品群でした。

1 百年の孤独 ガブリエル・ガルシア=マルケス
2 失われた時を求めて マルセル・プルースト
3 カラマーゾフの兄弟 フョードル・M・ドストエフスキー
4 ドン・キホーテ ミゲル・デ・セルバンテス
5 城 フランツ・カフカ
6 罪と罰 フョードル・M・ド

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本日の読書

本日の読書

「愚者の毒」宇佐美まこと(著)

もうずいぶん前から、流行ってる作品とか売れてる作家とか
賞をとった作品などを追いかけなくなったので
この作家さんのことも知らなかった。
Amazonを巡回していて、「日本推理作家協会賞」の文字に惹かれ
その足で書店へ出向き購入。

時代(舞台)は3つに分かれている、
主人公(達)の青春期、青年期、そして老年期。
3つの舞台をいったりきたりしながら物語は進む。
青春

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本日の読書

本日の読書

「雪の断章」佐々木 丸美 (著)

行きつけの書店に、やたらと平積みされており、
本の帯に「徹夜必至」みたいなことを書かれていたので購入。
で、半分くらいで断念……
こりゃ徹夜本、という類の本じゃないですよ、出版社さん。
文章は綺麗、詩的で、じっくり読ませる本だとは思うが、
何せ1975年に書かれたものなので、設定に違和感を感じる部分が
多々あり、そういう瑣末なことが気になって集中出来なかった。

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