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本日の読書

『OUT』から25年、女性たちの困窮と憤怒を捉えつづける作家による、
予言的ディストピア。

こういう謳い文句だと読みたくなるじゃないか٩( ᐛ )و
書店で手にし、アマゾンのレビュー等も参考にせず即購入。
で、読みはじました。

「燕は戻ってこない」桐野 夏生 (著)

で、半分で挫折(๑╹ω╹๑ )
物語として「OUT」を想像すると泣きを見ます。
全く違う物語。
代理母、不妊治療といったことがテーマになっており、
なにぜ登場人物に感情移入できない。
どいつもこいつもイケすかない男女ばかりで、
ここまで露悪的に書くかぁ?って思った。
そして挫折した一番の理由は、性描写が多いこと。
直接的な性描写とかではなく、「生殖としての性」ではあるけれど、
生々し過ぎて、僕には嫌悪感しかなかった。
最後まで読まずに評価するのは気が引けるが星は2つ、かな。

「つめ」山本甲子(著)

安定の面白さ。
著者お得意の、「ご近所トラブル」もので、以前の作品と
かなりの部分、似通っているが、それでも面白い。
読書に「文学」など求めず、時間潰しや娯楽として考える人には
最適の一冊です。


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