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本日の読書

「愚者の毒」宇佐美まこと(著)

もうずいぶん前から、流行ってる作品とか売れてる作家とか
賞をとった作品などを追いかけなくなったので
この作家さんのことも知らなかった。
Amazonを巡回していて、「日本推理作家協会賞」の文字に惹かれ
その足で書店へ出向き購入。

時代(舞台)は3つに分かれている、
主人公(達)の青春期、青年期、そして老年期。
3つの舞台をいったりきたりしながら物語は進む。
青春期に筑豊(田川か飯塚)で過酷な生活を強いられ
そこで起こった悲劇がずっと人生を追い回してゆく。
なぜこんな星の下に生まれたのかという不条理さ。
やっと掴んだと思えた癒し(友)
しかし、それも束の間。

とても読みやすいし、内容的にもいいのだけど、
日本推理作家協会賞をとるほどのものか?という疑問のまま
読み進めた。
そして最後の最後でやられた٩( 'ω' )و
ずっと星3つの気分で読み進め、最後の驚きで星4つにはなったけど、
今ひとつ物足りないものを感じるのはなぜか。
多分、登場人物の誰にも感情移入できなかったからだろう。
全体を覆うモノトーン(暗い)印象も、決して気分のいいものではない。
面白ければ、この作家さんのものを次々と読もうと思っていたが、
しばらくはいいかな、という感じ。
※とはいっても大変によく出来た作品なのは確かです

コロナ陽性者との濃厚接触から5日め。
ちょっと微熱を感じることはあったけど、それも気のせいだったようだ。
無事に過ごしている。
水曜日のメンクリ受診で、眠剤のサイレースが増量になったことで
早朝覚醒はいくらか和らいだが、日中に眠気が残り、
今ひとつ活力がでない。
今日明日と、熊本で大きな蚤の市があっているので
行く予定にしてたが、それも取りやめ、ベッドでゴロゴロしながら
本を読んだり、iPadでネットをやったりしている。
今日からAmazonのタイムセール祭りが始まるが、見ないことにしている。
というのも、最近、大きな買い物が続いたし、一昨日にもヤフオクで
発売当時せいぜい1500円くらいだった写真集を45000円出して落札したから
金欠がハンパない(๑╹ω╹๑ )
タイムセールなど見れば、絶対に何か欲しくなるから、ここは自制だ。

雨が上がり、空が明るくなってきた。
このまま晴れてくれるといいな。
みなさんもよい休日の午後をお過ごしくださいね〜( ・∇・)

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