自己紹介|はじめてのnote
はじめまして。継志館アカデミー代表の加藤謙です。
noteを始めるにあたって、まず自己紹介と私がここに至った経緯をお話ししたいと思います。
愛媛県宇和島にて誕生
私は昭和30年、愛媛にある宇和島にて生を受けました。
弊社の「継志館(けいしかん)」とは、今から140年以上も前、明治の時代に私の先祖にあたる漢学者であった「加藤自謙」が創設した私塾「継志館」に由来します。
放課後等デイサービス「キャンパス」の誕生
これまで障がい児が働きやすい飲食店を50店舗以上経営、この間コンサルティング業として・就労支援B型の立上げ・グループホームの立上げ・放課後等デイサービスの立上げ等、福祉施設を10件以上立ち上げて来ました。
そして、平成29年。継志館アカデミー合同会社を設立し、放課後等デイサービス「キャンパス」を開業しました。
40年以上の実績、実体験から伝えたい
私はこれまで40年以上、福祉と実社会に携わってきました。当時、私が歩んできた福祉の道は、全て障がい者の親のボランティアで構成され、公的機関の援助も支援もなく、親がどうしたら自分の子供を幸せにしてあげられるのかを考えた時代です。現在はサポートしていただける機関が多く出来ましたので良かったと思っています。
そこで、私は障がいを持つ親の先駆者として、又、障がい者を雇用し仕事を創ってきた経営者として保護者の方々とお子様の個々の問題・療育方法を直接お話できる機会をなるべく多くとりたいと考え、以下の事を実行しています。
障がい者を取り巻く環境に対して
保護者のお子様に対する教育の取り組み方の話し合い
学校とお子様の療育方法についての話し合い
相談員の方への要望・意見を話し合う
福祉施設の方と話し合い、実践指導方法を学ぶ
大学専門家の論文を読み最近の諸説を勉強する
職員へは預かり処とならないように指導
職員に対しては「障がい者の行動を変えてこそ療育」をテーマに以下のような指導を行っています。
週1回の勉強会の実施
理論と実施方法
週1回のOJTの実施
実際の児童への直接指導を職員の前で披露し指導を行う
毎日の療育内容の振り返りに療育現場でのビデオ撮影の実施、参考資料とする
職員の運動能力向上と体力測定の取り組み
障害は治せないけど行動は変わる
これまで行った療育方法や指導により、このような行動変化が現れだしました。
2ヶ月前に手掴みで物を食べていた児童が箸を使って1人で食べている。
人前で食べれなかった児童が皆と一緒に食べれるようになった。
壁を叩き・ドアをガチャンと閉めていた児童の行動がおさまってきた。
こだわり行動がある児童に出来る事・楽しい事を指導することでこだわりを少なくした。
わめき散らす子供がやかましいので、学校からも、かかりつけの医師からも薬を飲むよう指示され飲み続けていた子供が1ヶ月で薬は減らし・おとなしくなり聞き分けが出来るようになった。
何も行動しない児童・歩きもしない児童、学校からも車椅子を指導されていた子供に対して、ディでは楽しく歩かせ・背負い・抱っこしてでも歩かせ、ついに歩き出すことに成功。
何も話せなかった子供が母音だけでも出し始めた。
言葉の話せない子供が自分の名前・親の名前を6ヶ月でどんどん書き出した。
子供に与えられた夏休みの宿題を3日で全部終わった。
他の施設では存在するマスターペションを人前でする児童がキャンパスではいない。
立歩きをしていた児童が長い間座れるようになった。
悩めるすべての保護者、療育者へ
このような行動結果を、私は今後も指導を通して全国の療育者に広げていきたいと思っています。そして記事化をすることで様々な人に発信していきたいと考えています。
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