小宮山太一

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完璧主義思考の手放し方 --論理療法 アルバート・エリス著「現実は厳しいでも幸せになれる」より

はじめに 私たちは 小さいころから 先生や 親 親戚などから 「〇〇は こうあるべき」というような  指導を受けたことが  少なからず はあると思います。 ただ、その指導が過度になっていくと、 子供は 「〇〇でなければならない自分」へ執着し、 完璧主義思考が完成されてしまいます。 いきすぎてしまうと、小さな成功を喜べなくなり、 せっかくほめてもらった言葉すら 本人にとってはまったく無意味な言葉としか、 受け止められなくなることがあります。 問題なのは、 完璧主義者が他

    • 作文指導 担当児童 雑誌掲載資料

      10年以上前 塾で 作文指導を頑張っていた頃 雑誌に児童の作文が掲載されました 私も インタビューの予定でしたが 塾側の理由で お断りすることになりました この記事あるように 塾の児童は 小石川中等教育学校を 受検しました 試験での作文は満点でした 作文指導に関わる先生方の参考にしていただければと思います

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      • 腰痛ヘルニアとの戦い

        小学校教員として 頑張っていた頃 私は 慢性腰痛を 患っていました 冬のある日 腰が痛みが ひどくなり 両脚に しびれが きました とてつもない 痛みに おそわれ どっと 汗がでました 次の瞬間 脚をあげて 動こうにも 痛みで まったく 動けません 医者の話では 脚の筋肉が一気に  低下するとのことでした 救急車を 呼んでもらい 病院へ 入院しました 入院中 仙骨ブロック注射をしました マンガで出てくるような  大きな注射器です 太くて 長い針のある いかにも 痛そうな

        • 限りある時間の使い方 オリバー・パークマン著 -イントロダクションより

          イントロダクションより -------------------------------------------------------- 「僕はやることリストを  超速でこなせるようになったけれど、  その結果、ありえないほど  大量の仕事が舞い込んでくるようになった」  生産性を高めようとするたびに、違和感は増していく。  本当に大事ことが、なぜかどこかへ遠ざかってしまう。  効率をあげれば、上げれば上げるほど、ますます忙しくなる。 タスクをすばやく片づければ片づけれるほ

        完璧主義思考の手放し方 --論理療法 アルバート・エリス著「現実は厳しいでも幸せになれる」より

          このイモムシは何だろう?

          保育園前で たまたま見つけた  イモムシ 動くたびに  カラフルにきらきらしている 身体は黒いけど・・ 帰って調べてみました セスジスズメの幼虫でした 毒はありません でした 保育園の子供たちは  大きなイモムシに  びっくりするでしょう

          このイモムシは何だろう?

          登校しぶりの児童の対応 -学校

          公立小学校教員として 働いていた頃 私のクラスには 登校しぶりの 児童が2人 いました 1時間目の 途中 A君が登校してきました 「おはよう 今日は 体調はどう?」 「今日は体調はよいです  教室に入れないので 廊下でいいですか」 「うん」 「今日は 何やる?計算ドリルから進める?」 「はい すぐにはできなそうですが  やってみます」 「うん できるところから 少しづつ 進めましょう」 2時間目の途中 Bさんが が登校してきます 「今日は 教室は入れそう?」 「最初は 廊

          登校しぶりの児童の対応 -学校

          群馬県にて 学校現場のゆとりにつながる提言(Dx化etc)登壇時の資料 公開

          教員のゆとりとDx化に関する提案について 全国の自治体事例やITの製品情報など 提案資料(65ページあります)作成していました ご活用いただければと思います  

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          群馬県にて 学校現場のゆとりにつながる提言(Dx化etc)登壇時の資料 公開

          ブラックとともに   --画像でふりかえる地獄 1話

          はじめに「ブラックとともに」 は 私の社会人生活の一部を 画像とともに ふりかえる内容です 文章化 すると相当量になるので  まずは シーン画像と関連づけて  紹介したいと思います このテーマについて 相談したところ ぜひ 書いてほしいと 多くの方から 要望を いただいたことに 大変感謝しております 地獄の1丁目1番地 death march(デスマーチ)へようこそ! - 残業地獄 残業時間 Max月240時間 年1200時間超え の戦い 正直 当時は  生きて デスマ

          ブラックとともに   --画像でふりかえる地獄 1話

          仕事と作業のちがい -協調性 仕組み化の大切さ

          作業量・作業内容が多く         人間性を失いながら 走り続けることは  危険だ とかく できる人依存  前例踏襲 残業あたりまえ 根性論文化の組織で 協力しあったり 仕組み化していく  文化がない組織に多い そこで 成長は 見込めない  日々の作業量に 忙殺されながら 同じ作業を 続けることは  一時的に 多忙化解消には  大切だけれども 減らないなら  我慢大会になる こうなると 離職者が止まらなくなる  仕組みを考える文化 その

          仕事と作業のちがい -協調性 仕組み化の大切さ

          「学び合い」との出会い -塾 集団授業 

          「学び合い」は 研究はもちろん 多くの 書籍が  出版されています 現場 公立学校教員時代から  私も 多くの 本を読み 実践研究してきました 研究は 今も続いています 10年以上前のこと 塾で 集団授業の 担当となり  公立中高一貫校 受検対策の授業を 評価をいただき 所属する塾だけではなく  別教室からも 集団授業依頼  をいただくようになっていました 当時 西へ 東へ 行きました 当然と言えば 当然ですが  行く先々で 同じ学年でも  全く違う クラス 雰囲気があり

          「学び合い」との出会い -塾 集団授業 

          【Kindle初出版】本への思い

          部活の 記憶を  ずっと 覚えていられたのは 奇跡に 近かったかもしれません 思い出は 私の記憶に 深く 残るものでした この内容は いつか書きたいと思っていました  書いて 伝えたいと ※本のネタばれ 防止のため   伝えたいことは ここでは書きませんm_ _m 共感し  寄り添うこと 簡単なこと ではないです 部活時の 思いを 継続し これからも 多くの人の  気持ちに 寄り添っていきます 執筆も 頑張ります 応援いただけると うれしいです 初出版を記念し 8

          【Kindle初出版】本への思い

          ノモンハン事件(ハルハ河戦争)、沖縄戦を経験した 曾祖父の息子

          曾祖父の息子(以下A伯父とします)は  ノモンハン で生き残り 沖縄戦で終戦を迎えた A叔父さんは このことを 家族に何も語らず  亡くなりました もう 20年以上前のことです A伯父さんは  私のことを とてもかわいがってくれました 戦後はA伯父さんは 仕事に就くことができませんでした A伯父さんは PTSDで長年苦しんでいたのだと思います 戦後の話として A叔父さんは  戦傷者年金を受け取れるはずでしたが 「赤紙一枚で 戦争に送られ   その代償金を もらうにはこん

          ノモンハン事件(ハルハ河戦争)、沖縄戦を経験した 曾祖父の息子

          授業・教材 -塾と学校の違い

          前の話では 私が 個別指導塾で  3年間 指導していた話を  投稿しました ここでは よく授業参観で  保護者に質問された 塾と学校の 授業・教材の違いの 話をします ※塾により 授業方法も違うところもありますので   あくまでオーソドックスベースと  ご理解いただければと思います 塾   教材   解答・解説がついている  授業スタイル    解説型   1問1答型  目的   問題を解けるようにする   受験で合格する  ポイント   理解・記憶するに適している  

          授業・教材 -塾と学校の違い

          不登校生徒の対応3 -- 受験・進路指導

          A君もBさんも 中学校3年生になりました A君は 通塾できたり できなかったり 相変わらず不安定です Bさんは 将来の目的が はっきりし 行きたい高校が 決まっていました 10月 A君へさすがに どこか説明会へ 行ってきてほしいと思い いくつか 高校案内を提示しました 「先生 自分高校へ 全く興味ないよ」 「今はね・・  中学校へ 通学できていないし  わからないでもないけどね・・  文化祭シーズンだから   雰囲気だけでもみておいで」 普段から体調がよくない A君にとっ

          不登校生徒の対応3 -- 受験・進路指導

          不登校生徒の対応2 -- 個別内交流

          A君は 中学校2年生になりました 少しづつ 通塾できるようになり 適応指導教室も  毎日ではないにしろ 通えるようになってきていました 適応指導教室の カウンセラーさんが よい方で話しやすいと 本人も喜んでいました このカウンセラーさんは A君が 中学校卒業後も 相談できる 大きな 出会いとなりました A君は 生活環境周りは 改善へと向かっているにしろ A君の 抑鬱傾向は 波があり  通塾して 途中で帰宅することもありました 私は A君以外に  Bさんという  A君

          不登校生徒の対応2 -- 個別内交流

          不登校生徒の対応1 --適応指導教室との連携 

          もう数十年前 公立学校教員への道を志し 塾講師として個別指導していた頃 当時 私は 児童・生徒を数名みていました 塾長から   「ほとんど来てもしゃべらない生徒がいて 対応に困っている」 と話を聞き  中学校1年生A君を 担当することになりました 予定では 英語と数学を 週2回でした ただ A君が 塾に通塾できるのは 2週間に1回でした 3か月か4か月経ったある日 A君と信頼関係ができ  本人の口から   「自分は小学校6年生から 通学できなくなった」  と 話をし

          不登校生徒の対応1 --適応指導教室との連携