【徒然うつ日記】絵本のチカラ

ヨシタケシンスケさんの新刊
そういうゲーム
を購入した。

ヨシタケさんの描く
絶妙な絵が好きだ。
これは子ども向けというより
ちょっぴり大人に向けた絵本。
(絵本と言っていいのか？)

その中の一節に
ギュッと心を鷲掴みにされた
文章があった。

自分が「正解」の側に
いないことのさみしさに、
かわいい服を着せてあげられたら　かち。

そういうゲーム。

そういうゲーム　ヨシタケシンスケ著

あぁそっか。
順調な〈普通〉の人生を
生きている人を見ると
なんだか心が傷ついた気がしていたのは
〈正解〉の側にいないさみしさ
を感じていたからなんだ
と腑に落ちた。

現状に満足できない自分。
人生をつらいと責めて
苦しんでいた自分。
誰も彼もが羨ましくて
隣の芝生は青く見えていた自分。

それでもヨシタケさん流に言うなら
だいぶかわいい服を
着せてあげられてきている
ような気がする。

前職の妊娠した後輩。
聞いた時は激しくモヤモヤしたけれど
だいぶお腹が大きくなったと聞いても
ふーん、そうなんだ
と心はあまり反応しなかった。

なにが〈正解〉かなんて
きっと永遠にわからない。
それを受け入れられるように
なってきたのだろうか。

でもとりあえず
残業は疲れるね。
3日目にして残業は
身体にはつらかったらしい。