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【徒然うつ日記】隣の芝生は
今年2人目を出産した
幼馴染の家にお邪魔してきた。
いつものようにさっぱりと片付いていて
我が家のガチャガチャとした
雰囲気とは全く違う
落ち着いた空間だった。
生まれたばかりの子は
とても可愛かった。
話をする中で
家を買ったと教えてくれた。
本人曰く
半注文住宅の新築一軒家らしい。
前ほどの熱はなくなったけれど
それでも物件を探している自分にとっては
羨ましかった。
子どもも2人いて
車も家も持ち
旦那さんは定時には帰ってくる
専業主婦。
文字だけ並べると
自分にはないものだらけで
以前だったら
泣きたくなるくらい
羨ましいと思ったことだろう。
でも不思議と今回は
そう思わなかった。
今の自分には
仕事に復帰して
それを続けていくことのほうが
気になっていたからかもしれない。
夫と2人の生活も悪くないし
今の家も狭いけれど
大きな不満はない。
クリスマスや誕生日や記念日を
誰にも遠慮なく
2人だけで祝えることも
良いじゃないか
とそう思えた。
でもそれは幼馴染との
関係性もあるのかもしれない。
前職の後輩が妊娠したと聞いて
心がザワッとしたのは
つい2〜3ヶ月前。
手術のときも
ルイボスティーや
ホットアイマスクを
急いで送ってくれて
大変だったね
と話を聞いてくれた幼馴染が
人生の選択をいろいろと
していくことが
羨ましいのではなく
そうなんだね
と納得ができるようになっていた。
もしかしたら
また隣の芝生は青く見える時期は
やってくるかもしれない。
それでも今
自分と全く違う道を進んでいる人に対して
悔しく思わない自分もいた。
そのことがすごく嬉しかった。
自分も一歩だけ進めたような気がした。
もしかしたら後退することも
あるかもしれない。
それでも前進できた今があることを
noteに書き残しておきたいと思った。