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最近読んだ本 #1

なんとなく読書する人になりたいと思って、週に1冊くらい図書館で本を借りて読んでいます。
読書は私の中で、すごく健全な現実逃避。嫌な現実から、抜け出して、物語の世界に入り込む時間が好きです。
それぞれの本を表しているなと、思ったところを引用します。


自分の感覚か、占いの結果か

占い師さんのお話。占い好きなので、読みました。
占い=人生相談というイメージがあって、占い師さんという職業にも興味が湧きました。

結局、どんな才能のある人の言葉でも、予言や占いは当てにならない。
自分で確かめてこそ、納得ができるのだ。

「強運の持ち主」より

カフェという名の小さなお城

異国のスイーツなどを味わえるカフェのお話。このカフェが近所にあったらいいのに!と思いました。

カフェというのは不思議な場所だ。
そこで人は、相談事や秘密を打ち明ける。隣にいる客や、店員に聞かれることは気にも留めない。
まわりの人たちの会話は、流れている音楽のように聞き流す。
だが、聞き流しても消えていくわけではないのだ。

「ときどき旅に出るカフェ」より

それぞれにとって、旅をすることの意味とは

コロナ禍で生活のあり方が一変して、そこから元に戻るのか、戻らないのか。良い意味でも悪い意味でも、考え方の変化が生まれた出来事だと感じました。

「わたしは自分がわからなくなったとき、旅に出るんです。
自分を縛り付けてきたことばや、他人の基準から離れて、たったひとりで。
そこでようやく冷静になれる。自分が本当になにをしたいのかわかる」

「それでも旅に出るカフェ」より

みんな迷って、たどり着くお店

メニューに迷ったら、おみくじを引いて、メニューを決められるシステムは素敵だなと思いました。夜ご飯食べに行って、おみくじ引きたい!

巻き戻しも、やり直しもきかない、不自由に重ねる時間の中で、ひとつだけたしかなものがあるとしたら、自分で選び取り、進む、一日一日でしかない。
未来を見ることは難しくても、うしろを振り向けば、辿ってきた日々は。そこに残っている。自分にしか醸せないゆたかな時間として。

「うしろむき夕食店」より

次は何の本読もうかなー。



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ぶうこ
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