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#マインドフルネス瞑想
プラユキ・ナラテボー『苦しまなくて、いいんだよ』読んだ
最近ちょっとニー仏さんとプラユキ・ナラテボー氏の対談本を読み直していた。Amazonの履歴によると6年前に買ったらしい。時間がたつの早い。
渇愛を滅尽するガチの瞑想が理想であるとしても、現代人としては現世で上手くやってくことも大事なんじゃないかという内容だった。出家なんてほとんどの人はできないからね。
プラユキ氏はタイの田舎にあるスカトー寺院で瞑想の指導やカウンセリングを行う上座部仏教の僧侶で
ロバート・ライト『なぜ今、仏教なのか』読了した
進化心理学に詳しい人が書いた仏教の本である。
上座部仏教は進化心理学と相性が良いような気がしていたのだが、すでにこういう本が存在していて世界的にもベストセラーになっているというわけである。みんな似たようなことを考えるもんだね。
英語圏でこういう議論がさかんにされているということに興味をもった私はあろうことか原書を買ってしまったのである。
結論から言うととてもじゃないが英語で読める代物ではなく
ウ・ジョーティカ・サヤドゥ『自由への旅』3回目読了
ミャンマーの上座部仏教の高僧であるウ・ジョーティカ長老の『自由への旅』の3周目終了した。
現代は”Map of journey"で、訳者は魚川祐司氏である。まさに自由への旅の見取り図といった趣である。ここでいう自由とはリベラリズム的な意味での自由ではなくて、西洋哲学でいう自律に近い。
著者のヴィパッサナー瞑想の体験に基づく見取り図でありときに生々しい。しかし語り口が平易であるために目が滑ってし