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2021年12月の記事一覧
2021年に書いた記事の振り返り
2021年があっという間に終わろうとしている。
本日はご好評いただいた記事、有料記事をまとめておく。
まず1年間休まず毎日note更新し続けた。
そのために自分なりのコツをこの記事にしたためた。まあ毎日書くことにもデメリットはあるので、来年はどこかで途切れさせるとは思う。
一番読まれた記事は年初に書いたこれだった。
1年ほど前はワクチンの有害事象を過剰に心配する空気がまだまだあったのでこ
2021年読んで良かった本
今年読んで良かった本をさくっと紹介。意識高い系、英語教材、アメリカ史、疫病についてはすでにとりあげたので省略。
仏教関連の本は年初はけっこう読んでいたのだけど、『自由の国と感染症』の翻訳作業が始まってからは全く読めていない。来年はもっと読みたいね。
仏教の入門書は昨年からかなり読んでいたので、宮元啓一先生の『仏教誕生』でいったん打ち止め。
宮元先生はインド哲学がご専門であり、仏教についても面
須原一秀『自死という生き方』読んでみた
いかめしいタイトルの本だ。
サブタイトルに「覚悟して逝った哲学者」とある。
本書は2006年に65歳で処決した哲学者須原一秀氏の遺稿に浅羽通明氏と須原氏のご子息のエッセイをつけて出版したものである。
本書の中心は、自死ないし間接的自殺を遂げた三島由紀夫、伊丹十三、ソクラテスの最期についての考察である。
この3人はわりと人生がうまくいっていたほうでとても自殺しそうにないキャラであった。彼らが
エマニュエル・トッド『老人支配国家 日本の危機』読んだ
そういや最近トッドの本を読んでなかったなと思って購入した。
インタビュー、論評、対談、放談の集成といった感じで気軽に読める。日本は核保有せよといった従来からの主張も多々あったが、このところトッドの発言をフォローしていなかったので目新しいこともあった。
旧聞に属するが、ドナルド・トランプが大統領になった直後ぐらいの発言も知らないものがいくらかあった。例えばアメリカは人種の隔離がフランスなどとは比
『三体Ⅲ死神永生』読了した
アジア人初のヒューゴ賞受賞作品『三体』の最終巻ようやっと読み終わった。
一作目の最初の方のドキドキはとっくの昔になくなっている。
二作目で三体世界との和解がいったん成立しているというのもあるが、一作目のドキドキ感が圧倒的だったのが大きい。あの緊張感を持続させるのは並大抵のことではないと思う。
それでも最後まで面白く読ませてもらった。
三体世界との和解が成立したあとも、話は二転三転していくの