書店チェーンにおける「他店舗への応援」について
早稲田のラーメン店「メルシー」が営業を再開したとのこと。
先月閉店した街の本屋「文禄堂早稲田店」を訪れた際、こちらにも立ち寄りました。「人手不足で継続が困難」みたいな貼り紙がしてあったのを覚えています。
いまのご時世でラーメン600円はありがたい。さすが学生街の老舗。いまは混んでいるでしょうから、落ち着いたタイミングを見計らって足を運びます。
マンパワーに関しては、書店も他人事ではない。従業員の休職や離職が重なっても入荷は止まってくれません。レジにも立たないといけない。でもさすがに限度があります。
かつては他店舗や本社から応援が来てくれました。いまはどこも余裕がない。加えて同じ会社でも、お店によってレジのオペレーションや諸々のルールが相当異なる。
たとえばクレジット。某百貨店に入っている書店だと、カードによって引き落としに使う端末が変わってきます。ポイントも、本屋のポイントカードと施設が発行するそれの二重付けができる店舗とできないところがある。
そしてVJAギフトカードやこども商品券、全国百貨店共通商品券などが使えるかどうか。普段勤めている職場では利用可能だけど応援に行った先ではNGなんてケースが少なくない。QR決済等の支払い手段及びそれを用いる際のプロセスもかなり多様化しています。
細かいことを言うと、クレジットのカード会社控えと店舗控えをホッチキスで留めるか分けて別々にするか、図書カードやクオカードの引き落とした明細をリプリントするかどうかの違いもあります。
応援はあくまでも応援。難しいとは思いますが、できれば日頃から閑散期は少し余裕があるぐらいの体制が望ましい。じゃないと有休もろくに取れないし、ひとり休んだだけで修羅場を迎えてしまう。
「人手不足で本屋が閉店」なんて事態が起こらないことを願います。
作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!