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たぶん根源は「○○○の有無」

レジ待ちへの「横入り」は書店でも頻繁に見られます。

駐車券、レジ袋、ポイントカード。会計の際に忘れるのは仕方ない。私もしばしばやります。問題はその後。でも最近は次の人のレジを打っている時に割り込まず、並び直してくれる方が増えました。ご協力ありがとうございます。

いちばん困るのは、会計中に横から「○○どこ?」「場所だけ言ってくれればいいから」と訊いてくるパターン。急いでいるのかもしれないけど、ガチでやめてほしいです。レジ誤差の原因になるし、列に並んでくれたお客さんがその人のために余計に待たされるのはどう考えてもおかしい。

そもそもその状況で訊かれても、在庫があるかどうかを確認できません。そういう人に限って場所だけ教えても「わからない」とまた来る。「列にお並びいただけますか?」とやんわり伝えれば「どこにあるか訊くだけで並ばせるの?」と騒ぎ出す。

ベルを叩いて応援を呼ぶ。同時に電話が鳴る。もちろん取れません。急いでレジを終えて「大変お待たせいたしました。お電話ありが…」と言い掛けた瞬間に「待たせ過ぎだ!」と怒鳴られる。あの人が横から来なければ事務所の者がすぐに出られました、と返したくなる。

ちなみに↑の記事は「おじさん」と書いていますが、必ずしも中高年の男性だけに見られる傾向ではありません。セレブっぽい装いをした若い人のケースも多いです。

だから「老害」という言葉を軽々しく使いたくない。「最近の若者は」も同様です。そういった枕詞が用いられてしまう程度に該当事例が多いのは事実としても、現場を知らない人がイメージするほどではない。中高年であれZ世代であれ、周りの状況を見ながら考え、配慮してくれる人はちゃんといます。そこは強調しておきたい。

根源は年齢や性別ではなく「もし自分がその立場だったら」という想像力の有無だと思いました。現場からは以上です。

作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!