ボビン

はじめまして!ボビンと申します! 不登校経験者として「不登校ラボ」のメンバーとして活動や、見た映画や本の感想などをこちらのnoteには記録しています。

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  • 達人伝を追いかけて生きた10年間

    王欣太先生による漫画の「達人伝~9万里を風に乗り~」を追いかけて生きてきた10年間について書きました。

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自己紹介

はじめのご挨拶はじめまして!当記事をご覧いただきありがとうございます。わたくしボビンと申します。 こちらのnoteの方では、雑多に趣味や思ったことを書いていけたらなぁと思っています。 趣味趣味は読書、映画鑑賞、ものづくり など。 特にものづくりは洋裁が好きで、ハンドルネームの「ボビン」という名前も洋裁道具から取ったものです。

    • うつ病患者の「大丈夫」は「どうでもいい」かもしれません

      皆さんの周りにうつ病を患っている方はいますか? もしいるなら、その人と会話はできているでしょうか? 身近にうつ病の人がいる場合、その人の将来を心配して 「そろそろ学校に行ったら?」とか 「アルバイトぐらいから始めてみたら?」などの話を切り出すこともあるかもしれません。 その時にぜひ気を付けてもらいたいのが「分かった」「そうするよ」という返事があっさり帰って来た時です。 なぜこれらのポジティブともいえる言葉に気を付けてもらいたいのかというと、それはうつ病の人が言う「大丈夫

      • 元うつ病患者が語る、マインドフルネスのちから

        私は10年近く前からうつ病を患っています。 今はそうでもないのですが、うつ病が発症したばかりの時は本当にしんどかったです。 働いていない自分、進学どころか受験会場にすらたどり着けなかった自分。 そんな自分を責める言葉が無限に沸いてきて、まるで頭の中に残酷な審問官が住んでいるみたいでした。 「お前はどうしようもない怠け者だ!」「同年代は進学や就職をしているのに、お前は取り残された落伍者だ!」なんて厳しい言葉を自分自身に浴びせ続けていました。 そんな私ですが、最近は人並み

        • 良いも悪いも言い方次第 もやる言葉はリフレーミング!

          もやもやする言葉ってありますよね 目にしたり耳にするともやもやが沸いてきて、しばらくは楽しい気分になれそうにもない。そんな困った言葉たちのことです。 放送禁止レベルの強烈な言葉なら見聞きする機会は限られますし「そんな言葉、口にする方がどうかしている」と割り切ることもできます。 しかし、もやる言葉が日常でも普通に使われているなら出会う頻度も多いです。 その場合はもやもやのたまる速度が半端ではありません。 職場で、学校で、電車の中で、お店で流れる曲の歌詞の中で...。 も

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        • 達人伝を追いかけて生きた10年間
          3本

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          普通の人のための世界で生きる、普通じゃない人たち

          ※この記事は映画のネタバレを含みます 私たちが所属している社会や世間というものは、多数派を基準として作られたものです。 そしてその多数派の中に入れた人を「普通の人」と呼び、多数派の中に入れなかった人を「普通じゃない人」と呼びます。 例えばLGBTQ+、障害を抱えた人たち、人種や国籍的に少数派の人たちなどです。 まだまだ「普通じゃない人」への偏見や差別はなくなってはいませんが、それでも昔よりはずっと「少数派への差別はやめよう」という意識が広まってきていると思います。 し

          普通の人のための世界で生きる、普通じゃない人たち

          逃げるって、探すことだと気づく

          ”逃げる”って言葉、印象良くないですよね。 「嫌なことから逃げるな」「辛いことから逃げるな」とか、してはいけないことに入れられている言葉のような気がします。 でも、逃げるって本当にいけないことなのでしょうか? もしかしたら、逃げるって幸せに生きるためにかなり重要なのでは? そんなことをヨシタケシンスケさんの絵本「にげてさがして」を読んで思いました。 いろんな人がいる だから逃げるおっしゃる通りです。世の中にはいろんな人がいます。 おしゃべりな人、しずかな人、リーダ

          逃げるって、探すことだと気づく

          流行りの作品が見れない病

          日本はコンテンツ大国。日本のアニメやマンガは世界中で大人気ですよね。 私もアニメはあまり見ないのですが、マンガは大好きです。 マンガ大好き、大好きなんですが、今世間のマンガ好きたちが熱い視線を向ける「スパイファミリー」「東京リベンジャーズ」「葬送のフリーレン」「チェンソーマン」といった作品、どれも見たことがないんですよ。 (チェンソーマンは友達の家でぱらぱらページをめくりました) 「そんなんでマンガ大好きとか言ってんじゃねぇぞ!」と怒られてしまうかもしれませんが、私が上で

          流行りの作品が見れない病

          私たちはもっと自分の弱さをさらけ出すべきだ

          ※映画のネタバレを含みます。 「弱さを見せる」って難しいことだと思います。 私は「できないこと」や「難しいと感じること」に直面した時、反射的に大丈夫な振りをしてしまいます。 動物的な本能が弱さを見せることに拒否反応を示しているのかもしれないし、競争社会において「弱い人間」と評価されることを避けようという判断の結果なのかもしれません。 とにかく「強い人間」ではなくても「普通の人間」ではありたい、という思いが私にはあります。 しかし、弱さを隠して生きていくということは途方

          私たちはもっと自分の弱さをさらけ出すべきだ

          瞑想をさぼって頭の中の雑然さに凹む

          私はほぼ毎日瞑想をしています。 朝瞑想してから仕事に取り組んで、夜寝る前に瞑想して眠りに就く。 日中作業の合間にも5分程度の短い瞑想をちょくちょく挟みます。 だけど瞑想をさぼってしまう時もまぁまぁあります。 「作業に没頭していた」とか「寝る前に映画を見て興奮していた」などが大体の理由です。 そんな不真面目な私が思うのは「瞑想を行った日の翌日」と「瞑想をさぼった日の翌日」に行う瞑想って、明らかに感覚が違うことです。 15分、お片付けをして終わる瞑想をちゃんと行った翌日に1

          瞑想をさぼって頭の中の雑然さに凹む

          短距離走を走らされる長距離走者はつらい

          短距離走、中距離走、長距離走。どれも同じ陸上競技ですが、それぞれ距離以外にも違いがあるようです。 瞬発力か持久力か、トレーニングの種類、生まれつきの性格や筋肉のタイプ などなど。 人それぞれ生まれ持ったものや身につけてきたものは違いますから、好成績を残すためには自分はどんなランナーかを見極めて、力を発揮しやすい距離を選ぶ必要があります。 自分の性質に合った距離で走るのが大事というのは、勉強や仕事などにも当てはまりそうじゃないですか? でも、もしそうだとしたら自分はいっ

          短距離走を走らされる長距離走者はつらい

          生きづらさの大先輩、ヘルマン・ヘッセに寄り添ってもらう

          皆さんはドイツ生まれの詩人、ヘルマン・ヘッセをご存じでしょうか。 ヘッセは数々の詩や「車輪の下」「デミアン」といった小説を世に放ち、1946年にはノーベル文学賞を受賞しました。 作家にとってノーベル文学賞は最高の栄誉。今でもヘッセの名は文学史に輝いています。 まさにヘッセは成功者の中の成功者でしょう。 成功者…なんだか聞いただけでも立ち眩みを起こしそうなキラキラした言葉ですね。 しかしヘッセの詩や小説は、人生を謳歌するスターのような人たちではなく、影や暗さを抱え、生き

          生きづらさの大先輩、ヘルマン・ヘッセに寄り添ってもらう

          AIに簡易カウンセリングをしてもらったら情緒教育された

          2023年も色々ありましたね。 良いニュースも悪いニュースもありましたが、私はどちらかというと悪いニュースばかり目についてしまいました。 それぞれで気になるトピックスは異なるでしょうが、私の場合は”AI”を特に気にした1年でした。 AIにAIの不安を相談する日進月歩で進化するAI。 「ChatGPTの最新バージョンがすごい!」とか「AIを使えば今までの仕事がこんなに楽に!」みたいなのを見ると「うおー!AIすげぇ!めっちゃ面白い!」というより「自分なんかAIに仕事を取られ

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          【祝・最終巻発売!】達人伝を追いかけて生きた10年間 その③

          ついに明日8月28日に、達人伝の最終巻が発売されますね。 達人伝と自分の人生について語っていく一連の投稿も、今回で最後です。 最後までお付き合いただけると幸いです、 その① その② 22巻~32巻(2018~2022)作品の出来事 白起が死に、王齕が死に、そして秦王が死んで戦国の世は大きく揺れ動きます。 王と優れた武人を同時期に失った秦でしたが、その国内には呂不韋の姿がありました。 彼は、大金を動かして異人をのちの秦王にする約束を取り付けることに成功し、秦に移住

          【祝・最終巻発売!】達人伝を追いかけて生きた10年間 その③

          【祝・最終巻発売!】達人伝を追いかけて生きた10年間 その②

          ※この記事は作品のネタバレを含みます。 ※当記事ではこちらを参考にして画像等の引用を行っております。 達人伝の進行に合わせて自分の人生について語る記事の二つ目です。 その①についてはぜひこちらからご覧ください。 達人伝の最終巻発売までもうすぐですね。 楽しみな反面、寂しさも感じていてやや複雑な思いで日々を過ごしています。 今回の②では、2015~2018に刊行された達人伝と、それと同時期に私に起きていた出来事を書いていこうと思います。 10巻~21巻(2015~201

          【祝・最終巻発売!】達人伝を追いかけて生きた10年間 その②

          ハッピー・デス・デイ(2017年)※ネタバレ有り

          ホラー映画を見てたら感動して号泣した。 監督 クリストファー・B・ランドン メインキャスト ジェシカ・ローテ(テレサ・”ツリー”・ゲルブマン役) イズラエル・ブルサード(カーター・ディヴィス役) レイチェル・マシューズ(ダニエル・ボーズマン役) ルビー・モディーン(ロリ・シュペングラー役) 映画の内容本作は「ホラー・コメディ」という分類の映画です。 コメディとついているだけあって、ホラーの部分は抑えめですね。 怖いのが苦手な人でも見れると思います。 なんならホラー3:

          ハッピー・デス・デイ(2017年)※ネタバレ有り

          【祝・最終巻発売!】達人伝を追いかけて生きた10年間 その①

          ※この記事は作品のネタバレを含みます。 ※当記事ではこちらを参考にして画像等の引用を行っております。 10年にわたり「漫画アクション」にて連載されていた王欣太先生による 歴史漫画「達人伝~9万里を風に乗り~」の最終巻が8月28日に発売され ます。 自分の人生において(良くも悪くも)最も色彩の強かった時代を、私は この達人伝を追いかけて生きてきました。 そのためこの作品に対する思いは並々ならぬものがあるというか、他者には理解しづらいであろう熱量をもっています そんな思い

          【祝・最終巻発売!】達人伝を追いかけて生きた10年間 その①