Kelly@栄養療法×介護×がん共生

分子栄養学をベースにして、食や日用品の選び方で細胞を整えることをセミナーやカウンセリングを中心に活動。退職にまで追い込まれた自身の不調、育児、娘の中学受験を通じて栄養療法の効果を改めて確信する。認知症で乳がんの81歳母の介護を通して同じような境遇の方のお役に立ちたいと願っている。

Kelly@栄養療法×介護×がん共生

分子栄養学をベースにして、食や日用品の選び方で細胞を整えることをセミナーやカウンセリングを中心に活動。退職にまで追い込まれた自身の不調、育児、娘の中学受験を通じて栄養療法の効果を改めて確信する。認知症で乳がんの81歳母の介護を通して同じような境遇の方のお役に立ちたいと願っている。

最近の記事

ホルモン治療から急遽手術へ!ジェットコースターの行く末は?

なんと、3ヶ月ぶりの投稿になりました。 前回の投稿で「忙しさはまだ続く」と書きましたが、その忙しさをやっと抜け出してホッとしたところです。 先月まで研修の担任講師の仕事をしながら、母の乳がん治療の山場を迎えていました。 今の母はというと、認知症は少し進んだ感はありますが、今までと変わらず元気にしています。 いや、それ以上に元気かもしれません。 この間なんて、敬老の日のお弁当を坂道上って区民館まで一人で取りにいっちゃうし。。全然違う日だったので寂しく背中を丸めて帰ってきた

    • 忙中閑あり

      気づいたら前回の投稿から1ヶ月が経っていました。 これまでも1ヶ月に1〜2回の静岡の往復の交通費もバカにならず、さらにフコイダンを母に飲ませたいので、仕事を新たに始めていたのです。 「芸は身を助ける」と言いますが、会社員時代の資格や経験が助けてくれました。製薬会社のIT時代のプロジェクトマネージャの経験が買われIT系の研修センターで新入社員研修のクラス担任のような仕事を先月末からフルタイムで働いていたのです。 慣れてくればそれほど大変でもないのですが、最初は慣れないツール

      • 薬を飲むべきか否か

        来週月曜に診察の予定が入っています。 前回は母の乳がん検査の結果を聞き、家族で話した治療方針を先生にお伝えするという場です。 争点は以下の4つ 手術するか否か 肺がん治療をすべきか否か ホルモン治療薬を飲むべきか否か 東京と静岡のどちらで診てもらうか まず手術ですが、やるとすれば全摘となるそうで、これは花咲がんの兆候が現れてからでもリスクも含めて同じだとのこと。 それならば今はやりたくない。 がんは5〜10年かけて進行するので、転移するようながんであればがん細胞

        • ハムスターが残したメッセージ PartII

          5月2日に母の検査結果を聴いてきました。 数日前から落ち着かなくなり、この期に及んで本をひっくり返してみたりネットであれこれと検索したり、当初の「遊びがてらついでに検査してみたら?」という目論見からするとなんというへっぴり腰ぶりです。 骨転移していたらどうしよう 手術を今すぐ薦めたらたらどうしよう そもそも緊張して医師の言っていることがわからなかったらどうしよう 元々低血圧の私が、ここ最近、「今、血圧上がってるな」と自覚するほど緊張が絶えません。 まあ、血圧が上がると

          ハムスターが残したメッセージ

          4月19日に大学病院での検査が終わり、20日に実家に母を送り22日に一人東京へ帰ってきました。 私としては遠くからあれやこれやと心配するより、多少大変だけれど母が近くにいると安心なので、母がもっとここにいたければそうしたかったのです。でも、帰りたいコールがどんどん強くなってくるし、徐々にあらゆることの記憶が錯乱してきたので、検査後できるだけ早く実家に向かった次第です。 母をここに住まわせるのは難しいと認めざるを得ませんでした。 母は、気持ちや理屈の上ではここにいることも

          ハムスターが残したメッセージ

          高齢者の食事で最も重要なこと

          糖尿病患者さん向け、歯の悪い人向けのレシピやお弁当はかなり一般的ですね。 母が週4回、昼食のお弁当を届けてもらっていますが、こんな田舎でもチェーン店のようでいろんなコースが選べます。しかも市から補助が出るので1食当たり170円で助かっています。 添加物も使っていないと言う触れ込みだったので(おそらく調味料レベルで)、もう1年ぐらい利用しています。 母のコースは普通食。 量が少ない以外は市販されているお弁当と変わりありません。 欲を言えば、メインのおかずが小さい。 タンパク

          高齢者の食事で最も重要なこと

          母は惹き寄せ女?

          4月19日にCTと骨シンチの検査が終わりました。 迷いに迷って、でももう引き返せないところまで来ていたので、これが最後だ!と腹を決めて母を病院まで連れて行きました。 どちらの検査も放射能を浴びるしドーム型の検査機器に押し込まれ圧迫感が半端ない。。。 普段から細胞の動きを鈍くさせるものを遠ざけ、かつ閉所恐怖症の私にとっては、この上なく嫌なもの。 でも同じものでもどう感じるかはその人次第。 人によっては日本でも最高峰の病院の一つで治療が受けられるなんてこの上ない幸せと思

          残りの検査前日まで

          11日の検査初日が終わると、母とは楽しい時間を過ごしました。 翌日は20年近くお世話になっているタイマッサージやアロマオイルトリートメントを行うモトコさんに家まで来ていただいて母に施してもらいました。 モトコさんとはこんなやりとりをしました。 私「そろそろお戻りになった頃でしょうか? 本日はありがとうございました! 母は気持ちよかったし、お話も楽しかったようで満足そうでした。 これで心残りはありません笑笑 ところで野暮なことをお聞きしてもいいですか? 来週、母はC

          「大学病院ていうのはそういうところでないの。」

          4月9日(土)に母を東京に連れてきて、翌日の日曜は家でゆっくりして、月曜の大学病院で診察に備えました。 日曜は何をしたっけ? そうそう、近所にあるお好み焼き屋さんで、母と娘と三人で昼食を食べに行きました。 とんぺい焼き、オムそば、イタリアントマトのお好み焼きに舌鼓。 美味しいからという理由は二番目で、実はその店のおかみさんに母を会わせたかったから。 そのおかみさんは元ケアマネで、今もパートで介護施設で働いています。 母の認知症が進んだ時、介護が必要になった時、いつも

          「大学病院ていうのはそういうところでないの。」

          母を連れての上京

          いよいよ4月9日(土)になりました。 今日、タクシーや電車を乗り継いで母と私の自宅のある東京へ移動します。 前回の帰省時は毎晩誰かが訪ねて来てくれて一緒に夕食を食べました。 今回は都合が合わなかったり、もうすぐ東京に立つ私たちが忙しいだろうと遠慮してくれたりで、割と静かな滞在でしたが、最後の日はやはり親類のおじさんが来てくれました。 いつも私が昼食を用意するのですが、約束すれば私の負担が高くなるだろうと「行けない」と言われていたのですが。 その気遣いに涙が出そうです。

          帰省そして母を連れて上京する前夜のできごと

          一昨日の夜、母が一人暮らす実家に着いて、本日昼過ぎから東京へ向かいます。 田舎の駅に着いた時、老舗のわさび漬けの店の前の立派な桜が目に入りました。 ここは東京より気温が常に高いはずなのに、花の咲く時期が遅いのです。 金木犀も2週間ぐらい遅く咲いていました。 東京ではとっくに散った桜が一昨日の時点で満開。 思わずシャッターを切りました。 私が夕食時に実家に着いたときは、母は居間の定位置に座り、姉のこしらえたマカロニグラタンとブロッコリとトマのサラダを食べていました。 普

          帰省そして母を連れて上京する前夜のできごと

          上京準備

          母が上京する日程を決めてみた。 今月8日(木)に帰り9日(金)の昼過ぎに出発。 実家から私の東京の自宅まで移動に半日かかるけど、普段の一泊二日の旅行だってそんなものだものね。 でもその2日間で病院で紹介状受け取り、当面の着替えなど宅急便で送って、親類のおじさんにもうちでご飯食べてもらって、生ゴミとか残さないようにして・・・、なんて考えているとなんと目まぐるしい。 やはり7日から帰りたいけど、娘がその日の夕方、永久脱毛体験初日だしな。 そして、なんやかんやと長い時間いると

          はじめに

          noteを書き始めるにあたって、どんな思いで誰に対して書くのか整理しておこうと思います。 私は栄養療法アドバイザーという仕事をしています。 以前は妊活中の方をメインに活動していましたが、お子さんから高齢者まで幅広く栄養療法のお手伝いをさせていただいています。 それまでは製薬会社に勤務していたものの、II型双極性障害だと診断され薬を処方されそうになった時に、少しずつ蓄積していた違和感をやはり強く感じたので、会社を退職し分子栄養学を学びました。 分子栄養学は、細胞を整えるこ