帰省そして母を連れて上京する前夜のできごと
一昨日の夜、母が一人暮らす実家に着いて、本日昼過ぎから東京へ向かいます。
田舎の駅に着いた時、老舗のわさび漬けの店の前の立派な桜が目に入りました。
ここは東京より気温が常に高いはずなのに、花の咲く時期が遅いのです。
金木犀も2週間ぐらい遅く咲いていました。
東京ではとっくに散った桜が一昨日の時点で満開。
思わずシャッターを切りました。
私が夕食時に実家に着いたときは、母は居間の定位置に座り、姉のこしらえたマカロニグラタンとブロッコリとトマのサラダを食べていました。
普段何を食べているのか、ちゃんと温め直して食べているのか心配していましたが、お皿の暖かさを確認してちょっとホッとしました。
量が多いと言いながら私によこしたけど、私が食べきれないと戻したら結局残りをペロリと食べて完食していました。自分より周りに気を遣う母らしい日常の場面です。
ただ、食いしん坊なのは間違いなく、食べることが唯一の楽しみのように思えます。あとは、孫にお小遣いをあげることかな?
その時は、東京に行くこと、病院に行くこと、がんであることも承知していて、「よかった、説得する手間が省けた」と思ったのも束の間、昨日デイサービスから帰ってきたら、全て記憶はリセットされてしまったようで、やはり嫌がっている。。。
極端な出不精なので買い物やかかりつけのクリニックに行くのも大変な時があります。こちらから見ていると何が違うのかがわからないのだけど、そのタイミングによって反応が大きく違います。
昨夕になって姉からメールが入ります。
乳がんが痛むらしい、ということと、血圧が低くて心配だという内容でした。
血圧?
確かにデイサービスの連絡帳にはこれまで見たことのない数値は数日にわたって記入されています。
上が100?
高血圧の母は降圧剤を飲んでいますが、脳の血流が悪くならないように、一般より少し高めを維持できるように薬を調整してもらったのですが、それが100って。。。
何もしなければ200近くいく人が100では辛いだろうと聞いてみると気持ち悪さはないようですが、肩こりがひどく確かにマッサージすると普段より硬いし痛がります。
全身の血流が悪くなっているのですね。
認知症にはいい状態とは言えません。
これは今後しばらく腹ないことで実証されると思いますが、かかりつけ医に処方された脳の働きをよくすると言うパッチにあるように見えます。
3月24日に増量され、その翌日から毎日貼っているようでした。
そして血圧の低さが目立ってきたのは4月6日。
姉には、前回処方された時に、「効かないよ」と話したのですが、私的にはイコール「断って」という意味だったのですが、やめるどころか増量されていたのです。
深夜に母がトイレに起きたようだったので、駆け寄って背中を見せてもらったらやはり貼られていました。
昨夜剥がしていたのですが、デイサービスでお風呂に入った時にまた貼られたようです。
まだこのパッチが確信犯だとは言い切れませんが、でも少なくとも頼んでもいない投薬を勝手に行うのはいかがなものか。。。
医師なら大した効果がないのは実感しているのではないのか?
それとも製薬メーカーの話を信じきっているのか?
ビジネスのためなのか?
認知症のための薬が血流を悪くして、さらに認知症を悪化させているとすれば本末転倒もいいところ。。。
怒りで眠れなくなりました。
そして、今日起こることを予測しただけでも心配で、実家の部屋は寒いけれど、居た堪れずパソコンの前に座らずにはいられませんでした。
なんとか無事に東京の自宅に辿り着けますように。
そして家族とうまくやっていけますように。
病院の検査や治療も乗り越えられますように。
後悔しないために、行動する他ありません。